中毒を引き起こす。意味がない言葉は身体で、意味がある言葉は心が吸収する。意味不明な言葉はやっつける。
短編の一部みたいなものもあり、言葉遊びみたいなものもあり、純粋に文字の実験というものもあり。数も味も様々。詩のタイトルと中身があまり結びついていないあたり、闇鍋的な面白さも。
リズム感が自身の中に湧き出てきます!
引き込まれる面白さです
たった数行で表現された未知の世界。数行といえど、そこからありとあらゆることが、想像出来ます。想像は無限であり、解釈に正解はないということを、この作品は教えてくれます!
知性の足りない自分には難しかったです。ですが、時折格言の様な科白があり、興味深く読まさせて頂きました。
短文で世界や人間を語る。私は本質論を書いてました。万物の根源は水にはじまる本質論。人生の本質とは?労働の本質とか?知識とか?国家とか?みんな書きました。一部は小説を書こうアプリに。それに通ずる、さらに本質に集約した世界観。ありがとうございました。
憂鬱で内省的。アメリカの砂漠みたいにカラッカラに乾いているくせに、どこか瑞々しくて叙情的。たくさんの映画や文学作品の引用が次々と飛び出てくるサンプリング感覚は、なんとなく文字で読むヒップホップ。CDやMP3じゃなくて、カセットテープとかで手渡されそうなザラついた感じ。心のイヤホンで聴いてみてなんとなく夜の街を疾走したくなったら、多分そいつはこの作品の虜になってるんだろう。
読んでいて疾走感があります。うーん。いいね。
他の方もおっしゃってたんですが、詩にリズムがあって歌、というかメロディーを乗せられそうです。 各々の詩に深い意味がありそうで、いろいろ考えさせられます。 特に『208号室』が好きですね。共感してしまいます。
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