世界とすれ違っても疾走し続ける言葉たち

憂鬱で内省的。
アメリカの砂漠みたいにカラッカラに乾いているくせに、どこか瑞々しくて叙情的。
たくさんの映画や文学作品の引用が次々と飛び出てくるサンプリング感覚は、なんとなく文字で読むヒップホップ。
CDやMP3じゃなくて、カセットテープとかで手渡されそうなザラついた感じ。

心のイヤホンで聴いてみてなんとなく夜の街を疾走したくなったら、
多分そいつはこの作品の虜になってるんだろう。

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