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  • 払暁への応援コメント

    コメント失礼します。
    天花と奈落、どちらも綺麗な花で思わず目を奪われてしまいました。そのどちらでも無くなった彼女もきっと、美しい花になるのかな、と思いを馳せております。
    重く暗い展開ではあったものの、最後に残った者達が救われたように見え、心に暖かいものを感じました。
    とても面白かったです、ありがとうございました!

    作者からの返信

    祇園ナトリ様

     こんばんは、この度は奈落に咲え、を読了いただきありがとうございます!

     数奇な運命に翻弄された天花と奈落、そして彼女を取り巻く人々ですが、彼らの生き様を少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。過去のしがらみから開放された天花は、これから自分の思うまま、のびのびと咲くことでしょう。

     改めて、応援やコメント、☆等ありがとうございました!

  • 払暁への応援コメント

    息を止めて、じっと読みふけってしまいました。ある少女の生と死、そして生まれ変わりが暗い世界の中で鮮やかに描かれていく様に見惚れていました。歪んでしまった関係性も美味でした。天花を支えている、守っているつもりでその実彼女をよすがにしていた彼らも自分で歩き始め、天花自身も重荷を下ろして歩き出した──人の本質というか、在り方を見せていただいたような心地です。
    素敵な作品をありがとうございました!

    作者からの返信

    斑鳩睡蓮様

     こんばんは、この度は本作品を読了いただきありがとうございます! 天花、そして奈落の生き様の一端が少しでも美しく、そして前向きに映っていたのなら幸いです。彼女の周辺は本人も含めて修復不可能な領域まで行ってしまいましたが、生き残った登場人物が前進する足がかりになっていれば良いな……と思います。
     改めて、コメントや☆をありがとうございました!

  • への応援コメント

    鞆音さん好き……妖艶蠱惑にして狡猾な麗人は大好物です。ありがとうございます。

    作者からの返信

    スズヤ ケイ様

    こんばんは、コメントありがとうございます!
    鞆音に注目していただけて嬉しいです……!作中でも個性が強めなキャラクターなので、執筆していても楽しかった思い出があります☺

  • 払暁への応援コメント

    こんにちは。
    (読むのが遅くなりましたが)完結おつかれさまでした!
    天花-奈落を愛する者たち、奈落に落ちた天花、それぞれのときに狂おしく、ときに純な想いの描写が見事でした。
    読み応えのある物語を、ありがとうございました!

    作者からの返信

    久里 琳様

    こんばんは、夜分遅くに失礼いたします。遅ればせながら、拙作に星をありがとうございました! キャラクター一人一人の想いが少しでも色を持って描けていましたら幸いです。

  • への応援コメント

    あの無邪気だった天花の冷徹さに驚き!こういう作品はすごく好きです。この作品も登場人物が皆強烈で印象的ですね。

    作者からの返信

    rainy様
    遅ればせながら、拙作にコメントありがとうございます! 反応が遅れてしまい申し訳ございません。
    天花と奈落のギャップは意識して執筆したので、そうおっしゃっていただけますと励みになります! キャラクター一人一人にも思い入れがあるので、それぞれの個性を際立たせられていたら幸いです。

  • 払暁への応援コメント

    清々しいラストでホッとしました。
    各人の想いが痛いほど伝わってきて、各章ごとにハラハラドキドキしながら読んでいました。
    どうしても、この先に救いはあるのだろうか? と思っていたので、本当に本当に良かったです。素晴らしい物語でした。
    こんな風に人の心情を描けたらいいなと、いつも羨ましく思っています。
    これからも頑張ってください!

    作者からの返信

    滝野れお様
    遅ればせながら、コメント、そして星をありがとうございます!
    人がたくさん死んでいるので最初から最後まで明るい話とはいきませんでしたが、それでも登場人物が一人でも救われる話を書きたいなと思いながら執筆しました。少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。
    最後までお読みくださり、本当にありがとうございました!

  • 払暁への応援コメント

    天上から奈落へ堕ちた少女と、彼女を取り巻く人々の数奇な運命、読み応えがありました。
    人間の美しさと醜さ、陰と陽、逃れられない深い業と僅かな希望。それぞれの語り手の物語から、さまざまな景色が見えました。
    私は特に鞆音が好きです。いい感じに捻くれていて、何だか可愛らしい。

    暗く重いストーリーながら、ラストの清々しさが印象的ですね。爽やかな読後感でした。
    面白かったです!

    作者からの返信

    陽澄すずめ様

    こんばんは、コメントありがとうございます!
    どうしても人が死ぬ話なので終始明るくとはいきませんが、それでも最終的には誰かが救われている物語を目指したので、そうおっしゃっていただけて嬉しく思います。登場人物の心理描写を中心とする話だったので、好きなキャラクターを見つけていただけただけでもありがたいです。鞆音、一筋縄ではいきませんがどこか憎めないキャラクターであってほしいと思っているので、お褒めの言葉をいただき喜びが止まりません。
    結びになりますが、最後までお読みくださり本当にありがとうございました!

  • 払暁への応援コメント

    完結おめでとうございます。ラストまで、あっというまでしたね!
    語り手が変わっていく手法も斬新で、万華鏡の景色のように鮮やかでした。
    「私が在ることの出来る場所をいくらでも探せる」という、まっさらな決意。
    「──おはよう、私!」でラストを紡がれるところも素敵でした。

    作者からの返信

    宵澤ひいな様

    こんばんは、後れ馳せながらコメントありがとうございます!
    前作がそこそこの長編になったので、今回はさくっと読めるような作品にしたいな……!と思いつつ執筆しました。群像劇を書くのはこれがはじめてでしたが、狂言回しを切り替えていく進め方は個人的に楽しかったのでまた挑戦してみたいです。
    天花であり奈落でもあった彼女の軌跡の一部を最後まで見守ってくださり、本当にありがとうございました!

  • 払暁への応援コメント

    完結おめでとうございます!

    時に微笑ましい場面もありながら、一貫して暗い雰囲気が漂っていた物語でしたが、それぞれが新たな自分に生まれ変わるという爽やかな終わり方に、こちらも清々しくなりました。

    天花でも奈落でもなくなった、まっさらな彼女の行く末に、どうか幸せがありますように。

    作者からの返信

    葉霜深海様

    こんばんは、後れ馳せながらコメントありがとうございます!
    人が死ぬ以上明るい物語ではないのですが、それでも誰かが救われる話を書きたい! と日頃から思いながら小説を書いているので、そうおっしゃっていただけて嬉しい限りです……!
    天花であり奈落でもあった彼女、その行く末は彼女自身しか知り得ぬところではございますが、きっと彼女にとって良い方向に転がると思っています。最後までお読みくださり、本当にありがとうございました!

  • への応援コメント

    前回の穏やかで切ない展開が、不穏な方向へ転じることなく安心しました。鞆音が常若と会ったらどうなるかも心配でしたが、こちらも不穏な結果にならず安堵しています。常若のことは気に食わなくても、茶菓子はしっかりいただく鞆音の様子が微笑ましかったです(笑)

    天花と奈落それぞれの傍らにいた二人の、真逆なようでいて実は似た者同士といった空気には、何とも言えない物寂しさがあるなと。しかしそれが逆に、陰陽の両名を持つ奈落の魅力を引き立てているのかなとも思いました。語彙力の無い感想ですみません……。

    彼女がこれからどこへ向かい、どんな風に咲うのか。更新を楽しみに待たせていただきます。

    作者からの返信

    葉霜深海様

    こんにちは、コメントありがとうございます!
    常若も鞆音も、根本的な部分は違えど天花/奈落という少女に執着していたので、お互いに似た部分を感じ取っていると思います。余談ですが、鞆音はこれまでお菓子を食べたことがあまりなかったので和洋問わずお菓子は好きです。お酒も飲めますが、実は甘党の気質の方が強かったりします。
    おかげさまで、本作も無事に完結させることができました! 前作に引き続きお読みくださりありがとうございます・・・・・・!  

  • への応援コメント

    「白子の体の一部を買い取った」……地域によっては、実際に行われていた慣習ですよね。若君の罪悪感が痛く伝わります。
    「もう、私なんかを枷にしないで、楽して生きて良いんだよ」という言葉がリフレインして、切ないです。

    作者からの返信

    宵澤ひいな様

    こんばんは、コメントありがとうございます!
    白子の人体の売買が当時の日本で行われていたかは勉強不足のため不確かなのですが、過去には墓地から骨を掘り起こすなどといった事件もあったらしく本作の世界線ではあったことにしました。奈落の見せた天花の顔、しっかり描写しきれていましたら嬉しいです……!

  • への応援コメント

    天花は戦を知って「純真な少女という柔らかな衣」を脱ぎ捨ててしまったのですね。少女に依存していたのは自分のほうだったと気付く……想いの行方は何処に行くのでしょう。

    作者からの返信

    宵澤ひいな様

    こんにちは、コメントありがとうございます!
    強くなければ生きられないと天花自身は納得していますが、常若としてはショッキングだったのではないかと思います。物語もいよいよクライマックスですので、二人の心情をしっかりと描いていきたいです。

  • への応援コメント

    コメントを失礼しますm(__)m
    天花の変わりよう、純真無垢だった少女が「奈落」の感情を知って強く成った姿なのだとしても、あの西行の和歌を口ずさんでいたころが懐かしく思い出されて切ないですね。

    作者からの返信

    宵澤ひいな様

    コメントありがとうございます!
    天花と奈落は同一人物ですが、雰囲気ががらりと変化した様子を心掛けながら執筆しました。彼女の激変ぶりが伝わっていましたら幸いです・・・・・・!

  • への応援コメント

    硯哀爾さま、あけましておめでとうございます。
    昨年は、たいへん御世話になりました。
    本年も、よろしくお願い申し上げます。

    半陰陽が見世物として扱われた時代。本当に過去に、そのような時代があったようですね。鞆音が、まだ鞆音と名乗る前に、「名」という自我を与えてくれた人の存在、大きいですね。自らを人間として尊重してくれた人に何処何処までも尽くしたくなる心、伝わってきました。

    作者からの返信

    宵澤ひいな様

    遅ればせながら、明けましておめでとうございます! こちらこそよろしくお願いいたします。
    当時の見世物小屋は純粋な芸能としての色も強かったようですが、社会の混迷もあって不健全なものもあったのかな・・・・・・と思いながら執筆しました。時に名前も呪になると私は考えているので、鞆音にとって名前が良くも悪くも特別なものになればと思っています。

  • への応援コメント

    硯哀爾さま
    レビュー、お納めいただけて良かったです(^.^)
    『その神奈備に、弔いを』は、完結なさったのですね! お疲れさまでございます。そちらも楽しみに拝読致しますm(__)m
    両性具有である不自由さから自由になるために、狗になることも厭わない鞆音。その覚悟の行方もまた楽しみです。

    作者からの返信

    宵澤ひいな様

    こんばんは、コメントありがとうございます!
    おかげさまで『その神奈備に、弔いを』を無事年内に完結させることができました! 最後まで駆け抜けられたのは応援してくださった読者の皆様のおかげです。
    鞆音はこれまでに取り扱ったことのないキャラクターなので、しっかり掘り下げられたらと思っています! 主従関係なども絡ませるつもりなので、今後とも見守っていただけましたら嬉しいです。
    結びになりますが、どうか良いお年をお迎えできますように!

  • への応援コメント

    解釈、満点と仰ってもらえて安堵しました。それをレビューコメントに書くとネタバレのように思えまして、このたび、抽象的になった感じも否めません。修正点ございましたら遠慮なく、お申し付けくださいませ。

    西行法師の辞世の句は本当に綺麗ですよね❤
    新たに登場した麗人・鞆音の話し方が独特で良いです。お姉様のように見せかけて、鞆音の正体は半陰陽!? 思いもよらない展開です!

    作者からの返信

    宵澤ひいな様

    こんばんは、コメントありがとうございます!
    こちらこそ、素敵なレビューをありがとうございました! ネタバレにも配慮していただき、感謝の念が尽きません。本当に素晴らしいレビューでした!
    鞆音の口調は胡散臭く慇懃無礼な感じをイメージしながら執筆したので、周りのキャラクターとは一味違った風に見えていたら嬉しいです! 

  • への応援コメント

    こんばんは。コメントを失礼しますm(__)m
    「天花(てんげ)」には「若君」と呼び慕う「八龍丸」という少年が居て、「燦」と衝突を免れませんでしたね。「燦」は七年前に「八龍丸」によって殺されていた。「乙葉」が頸を取り、嫉妬心から「天花(てんげ)」を売った。そして「乙葉」は「八龍丸」より先に「天花(てんげ)」の許に辿り着こうとしている……読み方、間違っていたらスミマセン。
    おそらく書き方によってはグロテスクになる場面も美しく描き出されていて、心惹かれる世界です。
    余談ですが、「願わくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」という西行の歌、個人的に好きでして、御作に登場した時「!!」と衝撃でした。

    そして、このたびは『アノレキシアの百合』に美しきレビューを頂戴致しまして、誠に有難うございました。硯哀爾さまの紡がれる極上の工芸品のような趣きのレビューに彩られ、感慨に浸っております。愛の深さ、あたたかさ、芸術美。それらは、硯哀爾さまの御作品にこそ相応しい讃辞のようにも思えました。私も年内には……と本文をあたためております。その日には受け取っていただけましたら、さいわいです。真夜中に失礼致しましたm(__)m

    作者からの返信

    宵澤ひいな様

    こんばんは、コメントありがとうございます!
    物語の構成に齟齬はありません、むしろ満点の解釈です・・・・・・! 人が死ぬ場面はいつも描写に苦労しているので、そうおっしゃっていただけて嬉しいです。
    西行の歌はどれも幻想的で好きなのですが、辞世の句は儚さと美しさが良質していて素敵ですよね。西行はもともと武家の生まれだったそうで、天花としても憧れる部分がありそうだなと思い、引用させていただきました。
    こちらこそ、いつも応援をありがとうございます! 少しでも宵澤ひいな様の作品の魅力を伝えられたのなら幸いです。これからも応援しています!

  • への応援コメント

    短刀が闘うためではなく、自らを終わらせるためであること、心がきゅっとしますね。
    「多分、私の意思とは別になるんだと思う」と言う受動的な天花に、言い様もない怒りが湧く気持ち。そして、彼女が受動的な御人形ではないというくだり、かけがえのない花を守ろうとする気持ち、「僕」の一人称だからこその伝わり方がありますね。とても惹かれました。

    作者からの返信

    宵澤ひいな様

    こんばんは、コメントありがとうございます!
    当時の世の中では、生き延びることよりも矜持を貫いた生き方の方が尊重される場合もあったため、身を守らずして誇りを守ることを強制されることもあったのかな・・・・・・と思いながら執筆しました。武家としての生き方を教わっていない天花だからこそ、疑問を覚えたのかもしれません。
    また、遅ればせながら拙作に星をありがとうございました!

  • への応援コメント

    コメントを失礼しますm(__)m
    「無にこそ本当の美しさが宿る」という表現、綺麗ですね。無垢な天花の容姿が艶を宿す様子が伝わります。
    白子。アフリカのイメージが強いですよね。アルビノという表現が強いとも言えましょうか。陰惨な事件も多々起こっていますが、こちらの物語世界でも「──何をしている、白子」と呼ばれ、つらい思いをしていますね。一皮むけば同じ人間なのに、こういうことは古来から無くならないものです(>_<)
    所感を長々と、すみませんでした!

    作者からの返信

    宵澤ひいな様

    こんばんは、コメントありがとうございます!
    お褒めの言葉、ありがたいです・・・・・・! 天花をよく見ている燦だからこそ、表情の間隙に魅力を見出したのだと思います。
    現代では、アルビノという表現の方が一般的ですよね。アフリカでは呪術的な目で見られることも多いようで、資料を読み込んでいる時には複雑な気分になりました・・・・・・。設定上仕方のないことではあるのですが、燦に向けられる排他的な視線を思うとどうしても筆が止まってしまいます。

  • への応援コメント

    硯哀爾様、コメントを失礼します。
    無邪気な天花が見せた翳の部分が気になります。若君、天花、僕の関係、どうなっていくのでしょうか。
    白子の王子……エドワード懺悔王も、そうですね! 私は清寧天皇を思い浮かべていました!

    作者からの返信

    宵澤ひいな様

    こんばんは、コメントありがとうございます!
    天花の表情は各章の語り部によって異なる見え方をするように心掛けているので、ギャップを伝えられていたなら幸いです!
    調べてみたのですが、清寧天皇も白子だったという伝承があったそうで・・・・・・! 日本の古代史はあまりかじったことがないので勉強になります。白子というとアフリカのイメージが強かったのですが、世界各国にいらっしゃるんだなあと改めて印象が変わりました!


  • 編集済

    への応援コメント

    清和源氏の血筋というところで喜ぶ天花に、「そこなの!?」となってしまいましたw

    天真爛漫な彼女が微笑ましいですが、若君と燦の空気は不穏一色ですね……あらすじを見るに、さらにキャラが加わっていくようなので、どうなっていくのか楽しみです

    作者からの返信

    葉霜深海様

    こんばんは、コメントありがとうございます!
    当時の大名たちは庶流であっても源平の氏を名乗ろうとする印象があったため、読書家の天花にも武士への憧れを抱かせてみました。特に源氏は有名な将も多いので、天花としては思わぬサプライズだったかと笑
    しばらくは燦のターンが続きますが、進行と共に狂言回しも移行していく予定なので、天花の語り部に思いを馳せていただけましたら嬉しいです!

  • への応援コメント

    硯哀爾様、コメントを失礼します。
    白子として生まれた少年。歴史上にも実際、そのような王子が居られますね。
    古来の陰陽は男性が陽、女性が陰で表されることが多いですが、白子ゆえに逆になった世界。楽しみに拝読させていただきますm(__)m

    作者からの返信

    宵澤ひいな様

    こんばんは、コメントありがとうございます!
    白子の王子というと、エドワード懺悔王でしょうか? もし違っていたら見なかったことにしてください・・・・・・!
    宵澤ひいな様の作品も、影ながらではございますが応援しています!