応援コメント

」への応援コメント

  • こんばんは。コメントを失礼しますm(__)m
    「天花(てんげ)」には「若君」と呼び慕う「八龍丸」という少年が居て、「燦」と衝突を免れませんでしたね。「燦」は七年前に「八龍丸」によって殺されていた。「乙葉」が頸を取り、嫉妬心から「天花(てんげ)」を売った。そして「乙葉」は「八龍丸」より先に「天花(てんげ)」の許に辿り着こうとしている……読み方、間違っていたらスミマセン。
    おそらく書き方によってはグロテスクになる場面も美しく描き出されていて、心惹かれる世界です。
    余談ですが、「願わくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」という西行の歌、個人的に好きでして、御作に登場した時「!!」と衝撃でした。

    そして、このたびは『アノレキシアの百合』に美しきレビューを頂戴致しまして、誠に有難うございました。硯哀爾さまの紡がれる極上の工芸品のような趣きのレビューに彩られ、感慨に浸っております。愛の深さ、あたたかさ、芸術美。それらは、硯哀爾さまの御作品にこそ相応しい讃辞のようにも思えました。私も年内には……と本文をあたためております。その日には受け取っていただけましたら、さいわいです。真夜中に失礼致しましたm(__)m

    作者からの返信

    宵澤ひいな様

    こんばんは、コメントありがとうございます!
    物語の構成に齟齬はありません、むしろ満点の解釈です・・・・・・! 人が死ぬ場面はいつも描写に苦労しているので、そうおっしゃっていただけて嬉しいです。
    西行の歌はどれも幻想的で好きなのですが、辞世の句は儚さと美しさが良質していて素敵ですよね。西行はもともと武家の生まれだったそうで、天花としても憧れる部分がありそうだなと思い、引用させていただきました。
    こちらこそ、いつも応援をありがとうございます! 少しでも宵澤ひいな様の作品の魅力を伝えられたのなら幸いです。これからも応援しています!