【エッセイ】カクヨムコン百鬼夜行

自分はweb投稿歴6年目の新参で、カクヨムに参入したのはここ数年になります。
自分の知らないカクヨムの歴史や事件、またコンテストの際の注意点など、色々と教えられた作品になりました。
特にトウサクが怖いですね。これは非常にマズイ。滅するべき邪である。

知っていれば怖さも半減。「えっ、これどういうコト？」とびっくりした現象は、妖怪のしわざかもしれません。さあ、気になったそこのアナタ、本作でその妖怪を調べてみませんか？小説を投稿することへのためらい、ちょっとした怖さが、払拭できるかもしれません。本作は、カクヨムライフを楽しみたいアナタの、心強い味方になってくれますよ。

　初日から生息している私が読むと、小説投稿サイトとして後発組であったカクヨムにも、いつの間にか「歴史」が積み重なっていたことを、しみじみと教えてくれるエッセイでした。
　私はカクヨムコンに参加してこなかったので、魑魅魍魎が跋扈する様を傍観しているだけでしたが、カクヨムが「近代化」する中で、そういう妖怪さんたちの大半はどこかに行ってしまったようです。
　もちろん、妖怪さんたちに戻ってきてほしいとはまったく思いませんが、初期の「熱量」の暴走が彼らを生み出したと考えると、一抹の寂寥感はあります。
　私が会った、思い出深い妖怪さんたちも、お元気だとよいのですが。

カクヨム史もの。

プレオープンからカクヨムにいる古参としては「ああ……そんなことあったなー」という謎のノスタルジーを感じさせる内容でした。一応具体的な内容は伏せられていますが、語られる妖怪たちから「あの人のことかな？」「あのときの事件かな？」と感じさせる一方、ここで語られることはなかったもののインパクトが強すぎる怪奇現象もまだまだあるので、いつかどこかの機会で第二弾やってもらいたいですね。

というか新規の方からしたらカクヨムに公開されている全小説作品よりも面白いかも？しれません。まさに事実は小説よりも奇なり。

これまでカクヨムに長く参加されてきた作者が体験した悲喜こもごもを、
妖怪図鑑風のテイストで、軽快に紹介されてます。

カクヨムの書き手さん（あるいはweb小説の作者一般？）なら、
いずれも「うわっ、怖っ」とヒヤリとすること間違いなし。

私のような初心者は、まずこれを読んで、心の準備をしておけば
いざ妖怪に出会ったときにも、慌てずにすむことでしょう。
（怖いけどね）

めっちゃためになりました。

　カクヨムに存在する様々な妖怪（笑）を紹介してくれる。

　まさかの図鑑形式。
　「次はどんなのが紹介されるんだろう」と気になってページが進みました。

　自分のように作品投稿し始めてから日の浅い人間も「こういうことあるのか……」と参考になるページが多かった印象。
　ちょっと読むだけでも普通に面白いです。

　人のふり見て我がふり直せ、ではないですが「こういう行動は失礼にあたるよね」というのを再確認できたように思います。
　自分が妖怪認定されないように気を付けます。

　『キツネノカメンの後日談』がよかった。その作者さんの作品がいつか書籍化されるといいな。

いつも思うんですけど、バンブーさんのちょっと辛口エッセイって人気がありますね。読んでて面白いから、当然かあ。小説読まずにエッセイばっかり読んでごめんなさい。でも、定期的にエッセイの連載してほしいなあ .

このエッセイを予め読んでおいてよかったと心から思います。今から始めてのコンテストに臨むので心構えができました。一歩外は戦場なんですね。
常在戦場。承知いたしました。

ここにはカクヨムコンテスト＋αの歴史が詰まっています。
あるあるや、そんなこともあったな～といった思い出も詰まってます。
カクヨムコンに参加するさいにはぜひとも参考になさってください！

カクヨムに登録して数年、コンテストにもちょいちょい参加しておりますが、もう初っぱなから

「あーもー、わかるわかるー！！」
「ほんとそれ！ほんとそれ！(大事な事だから二回言う)」

と首がもげるんじゃないかなってくらい頷きまくりました。

ほんとにね、います。
こういう妖怪、たぁっくさんね。
でも何となく、こうやって名前をつけられると「おっ、出たな妖怪」って笑い飛ばせそうな気がします。

ありがとうございました。
今年のコンテストも頑張ります。