亡失者達の祭　

　かつて、赤き日の本が掲げられていた、一つの大国だったとある地は、民から奪い、壊し尽くした結果、いつ止むかも知れぬ混乱と、憎悪が渦巻いていた。
　そしてこの地で、奪われ、失い、『人』でなくした『ヒト』となった子供達が、己の悪夢、過去、それらに導かれるように、巡り会い、巻き込まれてゆく…。

　警告（極力読む前に必読下さい）：この作品には反社会的かつショッキングな描写や、性的な描写、風刺的表現が含まれており、目も当てられないような描写もふんだんに含まれております（このため、先に掲載したエブリスタ様では自ら過激表現タグを付けております）。
　あらゆる犯罪行為を助長するものでもありませんので、ご了承下さい。（諸先輩の皆様はじめ、他の方々の作品に関してもそうですが）もし現実に何かしらの事件があって、…続きを読む