風景描写が少ないのに、暗い山中や二人がどんなふうに並んでいるのかが想像できてしまう。無駄のない文章。
雑食ライトノベル。ファンタジーとSF。現代もの書くの苦手。 ライトノベル・ミステリ増えてほしい。
まだ幼いその少女は人喰いの娘だった。人喰いとして殺された母親の娘であるから彼女もまた、人喰いに他ならないのだ。少女は人を喰らい、過酷な環境のなかでも生き延びてきた。幼い外見で人間を油断させ、後ろか…続きを読む
ひとりで狩りをする人喰いの少女と、別の人喰いの出会いのお話。 どこかうら寂しくまた荒廃した雰囲気の漂う、非常に丁寧に書かれた異類婚姻譚(とは少し違うかもしれないけれど、でも異種間の恋愛物語)です…続きを読む
短い中に意外な逆転があり驚かされる。人間がうまいかまずいかは議論の別れるところだが、この物語そのものは間違いなくうまい。 必読本作。
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