第3話 コロナウイルス浸食中

1月末頃に、コロナウイルスのパンデミックに関してブログにしたが

私の予想し得るパンデミックにはまだ遠い。


確かに1月末にブログを書いた時よりも、コロナウイルスの脅威は増し、

はるかにアメリカや欧州では感染者数と死者数は増えている。


しかし感染者数の割には死亡の割合が少ない。

平均だと感染者に対して1%~15%程度といった所だ。


まさに、今! もう一つ大きな花火が必要だ。



大地震や津波や火山噴火といった自然の驚異が運よく今の日本を襲う確率は低い

人工的に起こすには巨大な装置や莫大なお金が必要となる。


はやり、自然災害よりも人や身近な物を使った方が、安易にパニックや混乱を、

起こすには手っ取り早い。


しかし人、独りが行動できる行為としては、範囲や資金には限界がある。


ココで容易に思いつくのは、数年前に起きた、

東北の東日本大震災だ。


今なお、原子力発電所4基は、今後40年とも60年とも言われる廃棄解体処分の作業が行われている。


やはり施設として狙いやすいのは原子力発電所だ。


特に日本では自衛隊や警察が従事し監視している訳でも警備をしている訳でも無い。


ただ世界を見れば、


EU加盟15カ国当時、原子力発電所をもつ国はフランス(59基)、ドイツ(17基)、英国(23基)、スウェーデン(10基)、スペイン(9基)、ベルギー(7基)、フィンランド(4基)、オランダ(1基)の8カ国(130基)であった


これら130基の原子力発電は、EU域内の総発電電力量の約35%を供給している。


これに、2004年からは東欧諸国にある5カ国・17基の発電所が加わった。

その内訳は、チェコ(4基)、スロバキア(6基)、スロベニア(1基)、

ハンガリー(4基)、リトアニア(2基)である。


近年原子力発電に頼らない国も出てきているが、発電事体は止まっていない

発電供給は止めても装置自体は一度止めると、止めた後の廃棄解体作業が大変なのだ


今なお欧州にはかなりの発電所が存在する。


もちろん、発電所として老朽化して数年後には停止する発電所もある。



稼働している発電所に忍び込んで犯行に及ぶには、危険性が高すぎる。

日本と違い、下手スレえば見つかったと同時に射殺される可能性もある。



停止した発電所ならば、稼働している発電所よりは警備は軽い。


この発電所を、アメリカなどで行われているビル解体時に行われる

ダイナマイト爆破での解体だ!


これなら5名から10名で作業可能だ。


廃棄し稼働していない原子力発電所とはいえ、超有害な物質やまーまー有害な物質が残っている事には変わりない。


この廃棄し未稼働な原子力発電所を狙うのだ。


当然、稼働していた時よりも警備は手薄だ。


解体作業員の格好で忍び込み、隙をみて爆薬を仕掛ける。


ダイナマイトを仕掛け、遠隔で爆破する。


いや時計式爆破の方が、飛行機や列車や船で逃げる時間を稼げる。

欧州の多くの国はライン川で繋がっている 


ライン川をメインに枝葉に小さい河や内部の国々へ通じている。


ライン川を利用すれば欧州だけでなく中東や東欧やアフリカ大陸まで、

簡単に抜けられる。


さて爆破に成功した後が大事なのだ。

大気上に巻き上げられた、危険で有害な物質が雲や風に流される。


ココが一番大事なのだ!!

大気上の風・・・・それは西から東にながれる巨大な風。


そう「偏西風」である。


偏西風は高気圧や低気圧に影響を受けることなく、地球が回っている限り

止まる事は無い風の流れであり、一年間止まる事がない自然の大きな力だ!


この偏西風によって欧州で起きた発電所の爆発そして巻き上げられた有害物質は、

数日間という短い期間で日本に流れてくる。


風も有害であれば その大気上で出来た雲や雨雲にも有害な物である。


そして、それは雨となり日本に降り注ぐ。

それが雨は川へそして海へ流れ込む。

海は有害な物質のたまり場となる。


海だけではない。


ダムもため池も下水道も水道処理場も・・・そして土にまで有害物質はしみ込む。

しみ込んだ水分は、林や森や植物にまで影響を与える。


もちろん田畑の作物は一切収穫は出来ない。


近海の海でも漁場は無くなる 遠海漁業でも海の食物連鎖の影響を受け、

今まで通りの様に魚を捕れるか、持ち帰っても売り物になるかは分からない。


それも一年では済まない。毎年毎月、雨が降れば降るほど、陸も海も汚染される。

少なくても数年は田畑や木々、海や川からは食べ物は収穫できない。 


こうなれば、今起きているコロナウイルス騒動のレベルでは済まない

人類イヤ地球上のあらゆる生物や生命体の存亡の危機だと言っても過言ではない。


地球で住む、生活を営むことはできない。

いくら現代の科学が進んだモノとはいえ、偏西風を止める事は出来ない。


それこそ地球の自転を止めるしか方法がないからだ。

仮に自転を止めたら・・・まず不可能だが。


地球という惑星は「死」を迎える・・・



・・・なんてことを寝る前にちょっと想像して、寝る事にしよう

明日も今日と同じ人としての営みを送れますように・・・


おわり








































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我、神々へ唾を吐き歩み進む者なり。 眠り猫四十郎 @kantona4071

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