いらない記憶、消しに来ました。

 ある男は女性への未練を引きずったまま、布団に入った。そして目覚めると、目の前に見たことのない少年が立っていた。少年は他人の夢を集めるのが趣味だと言いい、無料で消したい記憶を消してくれると言う。半信半疑だった男も、無料で都合のいい話に興味を持ち、女性との記憶を消してくれるように頼む。
 女性のことをすっかり忘れた男は、別の女性と付き合っていたのだが、ここでもうまくいかない。そして、またあの少年が現れる。もっとも、男は記憶を消してもらっていたので、少年が誰かは分からない。しかし、男はある違和感に気付く。

 人の記憶を巡るどんでん返しのストーリー。

 是非、御一読下さい。

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