消しゴム

消しゴムを恋心で谷を掘る。僕の心を満たす海。隣にも谷は有る？ 谷は戸惑う。溢れ正確でない言葉。それはキミの心の消しゴムで消せるのか？ 消しゴムで消せるもの万能ではなかった。コピーはこういうような意図を込めました。
有りがちなようで独特の世界観が特筆される。文章はテンポ良く進み、演出力も高い。二人の今後も見たい気がするが、ベストな終わり方だろう。
消しゴムを拾って貰うようなシチュエーションは僕にも有りました。

　少年よ！お願いだからテストに集中してくれ！！！という親心？も知らずに、進んでいく、思考、思考、思考……それもテストにまったくカンケーねー！！！

　心配になる、とっても心配になる……。しかし、少年は中の上の成績よりも大切なものを手に入れた。

　少女の振る舞いの破壊力！！！萌なんて言葉じゃたりない！！！それは、まさしく「あがと♪」なのですよ！！！もはや流行らせたい。

もう、言葉なんか要らねえよ。
お前らくっついちゃえよ、ちくしょー！
ごちそうさまでしたっっっっ！！！❤❤❤

あーちくしょー！

あまーーーーーーい！❤

えーい、消しゴム落としてやるー❤

テストがなんだ、どーだっていいやこの際！

待て良くない。でもいいや、幸せならそれで！

うわぁぁぁぁぁ……（まだやってる）

ひっさびさに可愛い物語を読みました。
こうこうせい……もう遠い昔の記憶ですね。

テスト中にもかかわらず、別のことが気になってソワソワしてしまう……。
それは最初は別の理由からだったわけですが(見事な焦りっぷりとまったくテストを監督する気がない先生に乾杯！　密かに若者の恋をアシストしていましたよ先生！)、最後には隣のあの子のことで頭がいっぱいになってテストなんてそっちのけに。

消しゴムと少年の気持ちがうまくシンクロされていて、読後感がとても良かったです。

そして重なる心境はきっと彼女も同じであってくれ、と読者は願ってしまう。

少年がうまくいえずに悔いた感謝さえユーモアに変えてしまう彼女…続きを読む

ありふれた日常の中にある。葛藤や達成感といったものが短い文章に凝縮されています。似たような経験を誰しもしたことがあるかもしれない。そのため、共感できる部分はあると思います！

それに、短編なので気軽に見ることができるのもポイントは高いです！

忙しい人や疲れている人に是非見て欲しい作品です！

　『それ』を実行に移すのは、よくよく熟慮を重ねねばならぬ。
　失敗したが最後、主人公はたちまち囚人と化し、嘲笑に包まれた数年間を強いられるであろう。
　成功によって得られる、ささやかにしてかすかな『脈』はいかにもかぼそく弱々しい。失敗した時の結末に比較しても割に合わなさそうに思える。
　……それでも彼は……。
　

このお話を読んだ学生は
テスト中にわざわざ
消しゴムを落とすようになるでしょう。

学生時代には誰もが思っていただろう消しゴム。消しゴムを巡ったある戦いが主人公に待ち受けています。
作品の勢いが高く一気に最後まで読めます。

この小説の最後の瞬間の彼はまさに「我が人生に一片の悔い無し！！」状態だったのでしょうね。
そして全てが終わった後で、冷静になった時の後悔も目に浮かぶようですｗ

テスト中における、とあるトラブル。
隣の席ならではの、ヘルプ。
ピュアです。ちょっと胸キュン。