概要
カンチュリンガ――茶褐色の大地広がるこの山岳地帯には、珍しい風習がある
※ファンタジーです。ホラー要素は全くありません。
架空の民族文化レポート。
【収録作品】
『マイノリティ・レポート』…山岳地帯カンチュリンガを訪れた記者滝口により綴られる、その地に生きる人々と文化のレポート。
『鳥は還る』…カンチュリンガに住む若者より、記者滝口のもとへ届いた一通の手紙。
※『マイノリティ・レポート』の方は、普通の小説とは異なる極めて特殊な形式となっております。お読みになる際には、あらかじめご承知おきくださいますようお願い致します。
※この作品はフィクションです。実在しない土地・実在しない民族・実在しない文化を題材にしています。
(初出:2014年「覆面作家企画6」)
関連作品:『雨林に生きる人々』(同世界観・同主人公・別地域)
架空の民族文化レポート。
【収録作品】
『マイノリティ・レポート』…山岳地帯カンチュリンガを訪れた記者滝口により綴られる、その地に生きる人々と文化のレポート。
『鳥は還る』…カンチュリンガに住む若者より、記者滝口のもとへ届いた一通の手紙。
※『マイノリティ・レポート』の方は、普通の小説とは異なる極めて特殊な形式となっております。お読みになる際には、あらかじめご承知おきくださいますようお願い致します。
※この作品はフィクションです。実在しない土地・実在しない民族・実在しない文化を題材にしています。
(初出:2014年「覆面作家企画6」)
関連作品:『雨林に生きる人々』(同世界観・同主人公・別地域)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人類が進化させてきた文明が、民族の文化を消し去っていく―。
人類が進化させてきた文明が、民族の文化を消し去っていく―。
そんなことを、この物語は語ってくれます。
人の生活は、様々なものが機械にとって代わり、楽になった部分が沢山あります。しかし、その一方で面倒な風習は、人々の生活から消えていく。特に民族の中で継承されてきたものは、同じ民族の若者たちが引き継いでいかなければ、残ることのないものだと思います。
『神々と生きる人々』はたしかに架空のレポートではありますが、文章を辿ると作者が読者に伝えたい情景がまざまざと目に浮かびます。まるで本当に神聖な火を運ぶ民族が実在しているのではないか、と思うほどです。
実際の世界で似たような状況にある文化が、…続きを読む