I need always tiny.【完結】

　主人公に降りかかる災難。
　それは突然突きつけられた、妹からの一言。

　――なんでアニオタがアニメを好きじゃないといけないの？

　それまでの認識だったアニオタ。アニメオタクだと言う認識。
　それが、あたかも間違いだと言わんばかりに言い放たれる。
　彼は自分の認識を肯定しようと食ってかかる。
　ところが妹の直後に伝えられた一言で彼の苦難が始まるのだった。　　
　
　はたして彼は――
　アニオタでアニオタな妹を健全なアニオタへと戻すことができるのか？

　そんな彼と妹とのドタバタな日常。
　その影に潜む互いへの感情。互いへの想い。
　過去の過ち。家族の絆。
　そんな二人を中心に巻き起こる日常の物語である。

　※本書に出てくるアニオタはフィクションです。実在のアニオタ、ヲタク及びオタクとは…続きを読む