踏み絵のような前半部分を越えると、『人間』が見えてくる。それを最大の賛辞とさせて頂きたい。
私は気楽に書くだけで、それ以外に何もありません。 あしからず(^○^)
この国は、どうにかならないのか?きっと読んだ方は、まず希望を探したくなると思います。淡々と語られるすばらしいくにで行われている残酷な出来事の数々。これでもかというほど、主人公に降りかかる出来事…続きを読む
ある施策により、高齢者も無職も病人もいなくなった日本共和国。税金も少ない、皆が健康で楽しい暮らし。嗚呼、めでたいめでたい。これはそんな、ユートピアのようなディストピアで巻き起こる話。前半は文…続きを読む
福祉を否定し人権の普遍性をもある意味敵視した社会。 そのような社会への嫌悪と恐怖を感じつつ、生きていくために、歪んだ社会の現状に悩みつつ適応しようとした主人公。 過不足ない絶妙に加減された描…続きを読む
物語の前半で描かれる日本共和国の姿は、あらすじを読んだあなたが想像する通りのものでしょう。しかし後半、タイトルが「すばらしい」ものになってからは……?絶望、幸福、そして失望。乱高下の果…続きを読む
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