概要
白い子狐は、少女を不思議でおかしなあやかしの世界へ誘った。
夏祭りの夜、あやかしの里に迷い込んだ美緒を助けてくれたのは、小さな子狐だった。
「いつかきっとまた会おうね」
約束は果たされることなく月日は過ぎ、高校生になった美緒のもとに現れたのは子狐の兄・朝陽。
実は子狐は一年前に亡くなっていた。
朝陽は弟が果たせなかった望みを叶えるために、人の世界で暮らすあやかしの手助けをしたいのだという。
美緒は朝陽に協力を申し出、あやかしたちと関わり合っていくことになり…?
「いつかきっとまた会おうね」
約束は果たされることなく月日は過ぎ、高校生になった美緒のもとに現れたのは子狐の兄・朝陽。
実は子狐は一年前に亡くなっていた。
朝陽は弟が果たせなかった望みを叶えるために、人の世界で暮らすあやかしの手助けをしたいのだという。
美緒は朝陽に協力を申し出、あやかしたちと関わり合っていくことになり…?
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!主人公の女の子と化け狐ヒーローが事件解決に奔走する、優しいあやかし小説
女性向けのライトノベルやライト文芸界隈で、近年堅調な人気を示している「あやかし物」ジャンルの作品です。
主人公の女の子・美緒は、思い掛けなくあやかし(妖怪)たちの相談員となって、化け狐のパートナー・朝陽と共に、様々な事件を解決していきます。
大まかな世界観が語られる導入部を抜けると、その後は主人公のところへ持ち込まれた難題に対応するうち、物語が徐々に各方面へ発展しつつ進行していく……という構成ですね。
のっぺらぼうや一反木綿、烏天狗や鬼など、作中に登場する妖怪も魅力的。
軽妙な文体と相俟って、気軽に読み進めることができます。