よくある勧善懲悪モノでは、主人公が敵を許し逃がしてしまったために何度も襲われる……といった展開があります。
散々悪事を働いた敵が、しれーっと味方サイドについている……という展開もよくあります。
そういう描写を見るたびに、私はイライラ・モヤモヤを抱えてきました。
いわゆる『カタルシスに欠ける』というやつですね。
本作はそれがありません。
悪い奴が徹底的に抹殺されます。
主人公は容赦なく敵を叩き潰しますが、『やりすぎ感』が出ないようなヘイト管理が上手なので、すっきり楽しく読めます。
クズがいかにクズかが丁寧に描かれていることや、主人公の容赦なさについて周囲が『肯定しない』ことがその要因だと思います。
周囲が主人公の言動を全肯定するのではなく、ドン引きすることにより絶妙なバランスが保たれているように感じます。
あ、でもバレリア先生は流石に可哀想かも(笑)
本作はざまぁ・成り上がり・下剋上をベースに爽快な暴力的描写、時折現れる軽妙な下ネタ、そしてなんといっても戦場での軍人たちの己の生き様を賭けた闘い
それらを支える会話のやり取りによって登場人物は外見の描写は抑えめながらも一人一人が非常にキャラが立っています
たくさんの魅力が散りばめられた
読んでいて全く飽きさせない良作ですが
これらの要素だけではこの作品の生み出す熱量を言い表せていないように感じます
やはり主人公ヘーゼンハイムの狂気的で確信的な妄執が物語を廻しつづけ、読者もそれに惹きつけられているのではないでしょうか
自分の中では小説、漫画、映画なども含めて間違いなく史上最高の主人公です
全作品の文章が面白いと言うか
もう天才的というか
天才的ってなんだよって思いながら
それでも言いたくなったんです。
本当になんて言えばいいのか...
全く思いつきません♡テヘ
.....なんていう文章を書きたくなるのは
間違いなく先生の作品を読んだからです笑
それはともかく....
このへーゼンが下剋上する
物語も最高ですね!!
物語自体の面白さはもちろんのこと
文章表現と演出(行間)が良すぎます!
〜がすぎる
いやむしろ
弾弾弾弾弾
「高いと思うんですよね」
(圧倒的行間)
「頭が」
…みたいな!
これがこの物語だけじゃなくて
別作でも遺憾無く発揮されてるので
読んでて全く飽きません!
この物語を最新話まで読んで
更新待ち中の同志諸君!!
ぜひぜひ先生の別作も
読んでみてくださいねーー!!
先生は何卒今後とも
変わらずの更新をお願いしまーす!!🔥
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⚫️戦争で心が擦り切れてしまった
青年とシスターの物語
⚫️アシュという狂ったほどに
優しい魔法使いの物語
⚫️へーゼンという
天才魔法使いの物語
⚫️妻に殴られた物語
⚫️とりあえずもう寝させてくれと叫ぶ
とある世界の医師の物語
⚫️余命僅かの少女と
優しすぎる死神の物語
⚫️おっさんがシンガーソングライターの
少女に慰められてカッコつけちゃう物語
⚫️猟奇な犯人を捜査する
とあるバディの物語