本屋に天使がやってきた

職場である本屋に、ある日新入社員が入ってきます。
その新入社員がまるで天使のようで、惚れてしまった男子大学生の純粋な恋を綴った日記です。
思わず電信柱の影から見守りたくなる感じです。
果たして、この恋は成就するのか……それは、読んでみてからのお楽しみ。

バイト先の書店の新人社員に憧れる男子学生の彼が綴る日記がわりのブログ（非公開設定）をみんなでこっそり覗き読みしちゃってる気分になる、ニヤニヤ楽しい作品です(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ

憧れの彼女に声をかける勇気もなくただただ見つめる彼。
だから彼女の視線の先に誰がいるのか、彼女がどんな気持ちでいるのかも察してしまうのですが、彼はただただ傍観するだけで何も言えない。
そんな彼をからかうような素振りを見せるバイト仲間の女子も登場し、彼の片思いの行方が気になってしまいます。

日記だからこその正直さが清々しく、ついつい生暖かい目でこちらも観察したくなる、そんな楽しい作品でした！

日記だから、そうなんですけど。
それにしても、この子ぶっちゃけすぎです。
見込みのなさそうな片思い。
それでも小さなことに一喜一憂する様は可愛らしい。
ちょっとイタいとか言ってはいけません。
頑張れ、若者。
恋は思わぬ方向から襲いかかってくるぞ！（笑）

黒猫屋さんが本屋の話書くってことは、書店員ならではの裏話が多いかなって思っていた。
しかし、読んでみてびっくり！ めっちゃ恋してる！ ドキドキが止まらないよ〜。

片思いって素晴らしい...