幻獣使いの召喚術師

　＜幻獣＞と呼ばれる生命体が現れ、世界的に認知されるようになった世界。
　そんな世界で英雄とまで呼ばれる力のある家系の末裔、秋月颯人。彼は召喚術師でありながら基本技能とされる＜幻獣＞の召喚すらできず、周囲から落ちこぼれの烙印を押されていた。
　そんな彼はある日、天才的な才能を持つティナ・ベレスフォードに決闘を挑まれる。譲れないもののために決闘を受諾する彼だが、その圧倒的実力差を前に窮地に追い込まれることになる。そんな時、彼の前に一匹の＜幻獣＞が現れて、その＜幻獣＞は――少女で狐巫女！？

落ちこぼれと最強の＜幻獣＞が織り成す物語――。

※第16回MF文庫新人賞第二期三次落ち作品です。
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