SAITAMAブランドネギ戦国時代～越谷の陣

是非ご一読を。

地域活性化とか、大変ですよね。
そのうちスーパーネギ大戦とか全国を又にかけて勃発
してほしいです。

恥ずかしながら、当方埼玉県出身、結局就職しなかったとはいえ、埼玉県庁の採用試験を受けていながら越谷ネギも草加ねぎも存在を知らなかったでござる。

だから、公務員試験予備校の先生に「貴様は埼玉愛が足らぬ。このままでは面接で落ちるぞ。付け焼き刃だが、るるぶで勉強しろ」とダメ出しをされたのかと、今更になって気づいたで候。


変な口調は疲れるのでやめまして、アピールポイントにイマイチかけるわが故郷埼玉県南部の豆知識が得られます。
自虐も埼玉愛の現れ。
唾を撒き散らして故郷自慢をする方々には凡そ理解できないでしょうが、自虐こそ、埼玉県民流のスマートな故郷自慢なのです。

思わず声を張り上げてそう応援したくなる、地元愛にあふれた軽妙な作品。

越ケ谷、吉川、草加など、個人的に思い出のある地名と特産品がぽんぽん出てきて、とても楽しく読むことができました。

果たして越谷ネギは鴨と共にブランドとして躍り出ることができるのか……ぜひ続編を期待してしまう楽しさです！

ネギという題材でここまでおもしろい小説が書けるなんて凄いと思いました。

ネギってただの食材じゃなかったんですね。

埼玉県がネギ特産激戦区とはこの作品を読むまで知らなかった無知な自分を呪います。ネギと一口に言っても確かにいろいろありますよね。そしてその抱き合わせに鴨。最強過ぎる組み合わせであるけれど、同県でカモネギPR被りする可能性とかすごすぎます。ネギ戦争はここまで苛烈だったとは思わなかったです。鍋の季節に埼玉のネギ。必須ですね

社会の教科書の中でよく「各都道府県の有名なもの」が地図付きで解説してあるのを見かけますが、埼玉のところは大抵「ネギ」と書いてあります。果物の産地に比べるとやや地味だなあ、などと元埼玉県人にしては不届きなことを思っていたのですが、まさか、これほどアツイ勢力争いが繰り広げられていたとは！しかも吉川と岩槻もネギで有名だったとは！大変勉強になりました。無知な元埼玉県人をどうかお許しくださいm(_ _)m

現在は埼玉県外に住んでおりますが、地元スーパーでは、深谷産に並んで、越谷産もお見かけします。頑張れKOSHIGAYA！

ネギかー。
埼玉を語るにはやっぱりネギですよね。
読んでいたら食べたくなったのでちょっと深谷ネギ買ってきます。

　ネギ一つにこんなドラマが有ったとは！
　地域の魅力を伝えるという意味ではまさに今回のプロジェクトに適うものだと思います！
　惜しむらくは短さ！
　今回の企画の都合上仕方ないのですが、この話でもっと長いものを見たかったというのが正直なところです！　長ネギだけに！　長ネギだけに！


　長ネギだけに！！！！


　是非とも中長編バージョンも見たいものです。
　

越谷は、意外にいろいろあるくせに、これといって目だったものがないという、なんとも煮え切らない感じの街である。
たとえるならば、超かわいいのに「男の娘」だ……みたいな？
……え？　あり？
まあ、それなら越谷もありだ！
ウェルカムトゥ越谷！