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概要
終わりなき青春に、後悔は生まれない・・・のかな?
最初は、冗談みたいなことから始まった。
その冗談は本当になって、こうして憧れの武道館のステージに立っている。
強いスポットライトのせいでホールの様子はよくわからない。
何人くらいいるのだろう? 残念ながら満員ではないようだ。
あともう少しで、僕の命が終わろうとしている。
この命尽きるまでギターをかき鳴らしてやろう。
「聞いてください、これが最後の歌です」
*****
クリスマスライブを終えた雪降り積もる帰り道。
主人公・兵藤晃太郎は、真っ黒な服を着飾った少女と出会う。
黒い少女は、自身を『悪魔』だと言う。
「一つだけ願いを叶えてあげる」
「そのかわり、一年後に死んじゃうんだけどね」
「ハハ、なんでも願いが叶えることができるのか? じゃあさ――」
「一年後、僕たちのバンドが日本武道館
その冗談は本当になって、こうして憧れの武道館のステージに立っている。
強いスポットライトのせいでホールの様子はよくわからない。
何人くらいいるのだろう? 残念ながら満員ではないようだ。
あともう少しで、僕の命が終わろうとしている。
この命尽きるまでギターをかき鳴らしてやろう。
「聞いてください、これが最後の歌です」
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クリスマスライブを終えた雪降り積もる帰り道。
主人公・兵藤晃太郎は、真っ黒な服を着飾った少女と出会う。
黒い少女は、自身を『悪魔』だと言う。
「一つだけ願いを叶えてあげる」
「そのかわり、一年後に死んじゃうんだけどね」
「ハハ、なんでも願いが叶えることができるのか? じゃあさ――」
「一年後、僕たちのバンドが日本武道館
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