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児童が放っていった屁は、きっと大根の漬物の臭いがするに違いない

こんにちは。
今日も色々なご縁をいただきありがとうございます。

コト八日祭事についての描写は、明日から公開の7話からになります。
古くからの祭りにご興味のある方は、7話からご覧になると目的の描写があります。

今日は、感染症罹患者に対する昔の人びとのイジメについてや、ネタばらしの表現があるので、不快に感じられる方、ネタは小説で知りたいという方は、閲覧注意です。


「事八日」
という行事は、全国各地にあるそうです。
針供養、事始め•事納め、田んぼの神様が山にお帰りになる日、ダイマナコという妖怪が出没する日など、各地によって違う特色があるようです。

その起源は、掘り下げれば古い中国の習わしとか、北欧神話にまで繋がっていくそうです。

自分が描きたい事八日は、けっこう物騒な事八日です。

実際のとある村の事八日行事は、コトの神送り(カゼの神送り)と事念仏という二つに別れています。

2月8日前後の土日辺り、節分の頃に行われます。

同時期に行われ、どちらも子ども達が中心になって行われる行事です。

自分の個人的な想像では、インフルエンザやそれこそ風邪(カゼ)などの感染症流行の時期に行われる祭りに、なぜ一番守られなければならなかったり、時にはそれの媒体になりやすい子ども達がその祭りの主役なのか?
という疑問が未だに謎なのですが。

新型コロナウイルス感染症が流行し始めた最初の頃、コロナ警察など、罹患者に対する時に過剰な批判がありましたね。

子どもというのは、親から聞いた何者かへの批判、誹謗中傷などをまともにそっくりそのまま信じてしまう傾向があると思っています。

大人になれば、もう少し多角的な視線で物事を観られるようになっていると信じたいところですが。

昔の時代では、閉じられがちなコミュニティと情報の少なさで、知識がないために起こるイジメが横行していたと想像しています。

それに影響された子どもは、大人よりも凄惨にイジメを行っていたのでは?と、それが村の端から端までカゼの神をバケツリレーのごとく繋いでいく行事になったのでは、と思っているのです。

最近発表されたある児童書が、その村の行事を題材に扱っております。どんな描かれ方をしたのかまでは存じておりませんが、その本ではハッピーエンドになっていたらいいな。

ちなみに、7話で捨て置かれた災いであるユヤが、児童に屁を浴びせかけられています。
きっとその子は、自分の家で作った大根の漬物や野沢菜漬を食べています。
屁は漬物の臭いだった、という裏設定があります。

そんなくだらん裏設定は要らん!と思われたら、ぜひ「ヤンデレ最終形態。使用人頭にしてくれませんか?」をご覧ください。

暗いんだけど、これ笑っていいの?
という問いかけが出てくると思います。否、そんな問いかけが無くてもコメントくだされば嬉しく思います。

次回もコト八日祭事に触れようと思います。
またお会いできるのを願っています。


画像は家でとれた大根です。
師走が近いので走っております。

沢庵漬けになって、食べた家族の皆、屁が大根の臭いかな。

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