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『ハーフ&ハーフ3』通信 VOL.03

二週間ぶりのこんばんは。
みなさまゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょう?
わたしの休みはカレンダー通りですが、ノドをやられまして不調です。熱はないのですが、まぁ鼻水と相まって動きたくないなという感じです。

お仕事されている方もいらっしゃるでしょう。ご家庭のことで忙しい方もいらっしゃるでしょう。むしろめんどくさいな、うらめしいな、なんて気持ちで過ごされている方も多いのではと。

さて、今回のテーマ『のんびりとした切れ者おっさん』またもお悩みの方も多いのではと推察いたします。
わたしも身をもって難しさをかみしめております。
でもこういうキャラクターは嵌まるとカッコいいんですよね。
脇役であっても主役を喰ってしまう魅力がありますよね。

なんというか変身ヒーローにも通じるのかなと。
能ある鷹は爪隠す、ってやつですね。
どんなおっさんが登場するのか、読み手としても大変楽しみです!


ということで次回のお題です。
次回はギャルです。ギャルってキャラクターとしての需要は高いですよね。最近はそんな傾向が強い気がしますね。
しかしなかなか登場させづらいもの ←個人的な感想かも(笑)
ということで突き抜けてて、我がままだけど、なんか憎めない『ギャル』をテーマにしてみました。


第4回目のお題キャラクター『明るくて傍若無人なギャル』


「若さというものは、それだけで人を魅力的に見せるものです」

 天使の笑みを浮かべて上役はこう告げた。

「……時に無鉄砲、時に傍若無人、時に天衣無縫、それらは若さのもつ魅力といっていいでしょう」

 それから目の奥に悪魔の炎をちらつかせて続けた。

「ですが、そこに自己顕示欲が絡みつくのも若さです。自己を必要以上に目立たせるため、奇抜な行動に出てしまう」

 ああ、それはなんか分かる気がする。
 なんとなく自分にも思い当たるふしがある。
 思い出したくもない学生時代の黒い歴史。
 頭がどうかしていた、としか思えない愚行の数々。

「今回は特に気を付けてくださいね。若い女性はなにかと面倒なものですからね」

 わたしはゴクリと唾を飲み込みつつ、小さくうなずく。
 今回の相手はいわゆるギャルらしい。
 子供ではないけど大人でもない、一番厄介な年ごろだ。

「分かっているとは思いますが、相手は未成年だということをくれぐれも忘れずに」

 色恋沙汰になるとは思えないが、そもそもコミュケーションをとれる自信がない。 
 歳の近い人間が周りにいないせいか、女子生徒というだけでもつい身構えてしまう。
 それでなくとも最近の若人の考えていることなんてさっぱり分からないのに。

 かくしてわたしは憂鬱をずるずると引きずりながら、今日も顧客のもとに足を運ぶのだった。

 ~お題ここまで~

9件のコメント

  • そろそろギャル系が出てくるのではないかと思っていました。
    脳みそを振り絞ってなんとか形にします。
  • やはりお色気回というのも必要ですよね。
    しかし『ギャル』ってのがなんか難しいんですよね。
    鳥山○先生の描くところの『ギャル』ってのが、なんかギャルの理想な気がしますね(笑)
  • おはようございます!

    ひゃー!
    次のお題が登場してしまった!
    GWが終わるまで身動きとれないのですが、なんとか前の課題書き上げます!

    次のギャルさん。
    江戸時代にいた、かなぁ。
  • つむぎさんの作品から行くとギャルは難しそうですね。
    まぁ「おきゃん」な感じのお嬢さんということで。
  • 「おきゃん」ありがとうございます。
    思いつかずぐるぐるしていたので、このヒントは嬉しいです。

    その前に「のんびり、切れ者」を書き上げないと!
  • ウチの婆ちゃんがよく、若い頃はおきゃんだったのよ、なんて言ってたのですよ。
    今で言うならギャルかなと?そんな感じではなかったけど(笑)
  • 若い頃のおきゃんなお婆さん!
    お話を聞きたかったですね!
    イメージが沸く気がします!
  • ウチの婆ちゃんは当時としてはかなり背が高く、写真で見た限りかなり細めでしたね。
    なんか当時の8ミリみたいのがあって、チラッと動いている姿がありました。楽しそうにはしゃいで笑ってましたね。たぶん小学生くらいの年齢だったかな。
    おきゃんって知らない言葉でしたが、ああこういうことか、と納得しましたね。
    懐かしい思い出です。
  • 背の高い女性はきっと珍しい時代でしょうから、見える世界も違ったでしょうね。


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