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ポルとルズアの二重奏「4-2 風変わりなグレート・マザー」更新

4章2話を更新しました。
今回初めてルズアが子供に絡まれてるところを書きました。幼女には勝てるわけがなかった。

家の内装にも力を入れましたよ。とにかく暖かくてほっこりわくわくする理想の家を描写したくて、夢を詰め込みました。特に暖炉と、テディベアと、パーテーション。今度マイクラで再現してみようかな。


今回は特に掘り返す設定が思いつかない……。今回はドギツイおばさんが登場しましたが、年の割に元気なだけでマリーは37歳です。37歳ボクっ娘。僕ババア。ここまでぐいぐい来ると潔いです。大阪のおばちゃんかな?

タイトルの「グレート・マザー」はユング心理学の用語から取りました。集合的無意識にある元型 (アーキタイプ) のひとつで、「老賢者 (オールド・ワイズ・マン)」と対になる要素です。

日本語では「母なる海」と表現されることもある、と習いました。グレート・マザーは、自我を包容し慈しむ力を持つ反面、全てを飲み込み、破滅させてしまう力もあります。
グレート・マザーからの自立が、人の成長にとって重要な転換点であるとか、ないとか、学部のノートをひっくり返さないともう思い出せませんが……笑 マリー自身はそういう人間な気がします。

今回のポルの心理描写に「海」が出てくるので、急場でつけたにしては、それなりに含みのあるタイトルにできて満足しています。まさに、あの状況は包容力にベキベキつぶされていく感じ。


さて、前回から今回の更新の間に、大学院を修了して社会人になりました。なんとか生きてこれました。
死ぬほど時間のない仕事でもないので、これからも同じペースで更新を続けていけたらいいなと思います。

そしてまだ先の話なのですが、9/8の文学フリマ大阪に出てみることにしました。通販も始まりまして、何人かの方に注文いただけているようで、本当に嬉しい限りです。売り上げは創作資金に使わせていただきます。
前回から応援もいただき、社会人になってももりもり創作を続けていけそうです。本当に、いつもありがとうございます。


次回の更新は来週末です。
今後とも、拙作をよろしくお願いいたします。

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