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ポルとルズアの二重奏「4-1 荒れ野の果てに」更新


「4章 夜が幸いであるために」を開始しました!
今回からは、以前二重奏を掲載していたフォレストページのサイトでも公開していない、完全カクヨムオンリーです。
以前から追っていただいていた方にも、新しい話として楽しんでいただけるかと思うとわくわくします。


今回は、話の中に出てきたことをちまちま掘り返します。

まずは騎士団本部について。騎士団本部は王都にあるのですが、城壁の中だと土地が狭いので、城壁のすぐ外にあります。

サラマの大門とは反対の、南側にある門から出てすぐ東の位置です。つまり門から出て行く道を間違えれば、すぐに騎士団本部の目の前に出てしまうわけです。

騎士は騎士団服を着ているか、騎士団章を見せれば城壁を出入りすることができますが、どちらもなければ一般市民と同じ手続きを踏まねばならないようです。


次に、巡礼者について。
3章序盤でも出てきましたが、アルバート王国国教の巡礼者は、巡礼を始めてから終えるまで聖職者以外と口をきいてはいけません。

また、荷物も持たないか最低限のものだけで、ものの取引はできないので買い物もせず、完全に市民からのお恵みだけで旅をします。
巡礼は聖地5箇所を回る長旅なので、途中で殉死したり巡礼をやめてしまったりする人も少なくありません。

だから教徒の中で最も貧しい生活をし、命がけで神に祈る巡礼者から逆にお恵みをもらうようなことは、当然ご法度。「巡礼者から物をもらうとばちが当たる」というのはそういうことです。


最後に、エルヴィーの字について。
ツイッターには以前上げたのですが、二重奏のロゴを作ってくださったきぃかさんに、以前二重奏キャラの筆跡を作って遊んでいただいたことがあって、その時できたエルヴィーの筆跡を本編に逆輸入させていただきました。

汚くはないんだけど、飾りが多くて読めないタイプの癖字です。達筆。


ここ最近、推敲データの受け渡し障害や私のリアルが忙しかったため、週末更新かなかなかかなわず、読んでいただいている方には申し訳ないです。
次回はそれなりに生活が落ち着いているの思うので、週末更新できるように頑張ります。

では、次回の更新は来週末です。
今後とも、ポルとルズアの二重奏をよろしくお願いします。

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