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ポルとルズアの二重奏「3-10 地上へ」更新

二重奏の3章10話を更新しました。これにて3章完結です。
そして、これにてフォレストにある「のんあとらくしょん。」サイトで以前公開していたぶんの改稿更新が終わりました。次章からは、完全にカクヨムオンリーの初公開話です。

サイト時代から応援してくださっていた方、3章まで見守っていただいてありがとうございます。今後は完全に新しい話をお届けできるのかと思うと、めちゃくちゃわくわくします。
4章以降もよろしくお願いします。


さて、今回は自分用に書いておきたいこともないので、思いついた関連設定を適当に話します。


スティンのいた特別監房には、えらい色んな内臓の液浸標本が飾ってありました。
この頃のアルバート王国にホルマリン溶液はなかったんじゃないかと思うので、純アルコール漬けの標本です。

前回の近況ノートで書いた気がするんですが、この国の教会はわりと汚職まみれなで、教会の権威もへったくれもない時代に片足を突っ込んでいるのでしょうが、宗教的な倫理観はぜんぜん根強く残っているもので……。本当にこういう研究をしていたのは、この国では彼だけなんだと思います。

いただくために動物を捌くのはオッケーですが、そうでもないのに殺生するのはどうなの?という価値観だったのでしょう。
動物ならまだしも、人となると快楽殺人と同じような目で見られていてもおかしくはないはず。まあ、だから8年間も地下に閉じ込められっぱなしだったわけですね。

実際スティンは女の腹を捌いて中身を取り出して部屋に置いとける人間なので、普通はビビられてもおかしくないんでしょうが、ポルの図太さ勝ちでスティンがビビる側になってしまいました。なんで……


冒頭でも書きましたが、次回は新章開始です。読んでいただいている方、応援してくださっている方、重ね重ね本当にありがとうございます。おかげさまで、もう少しで1600pvです。


次回の更新は来週末です。
今後も拙作をよろしくお願いいたします。


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