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ポルとルズアの二重奏「5-5 名前のない衝動」更新

5章5話を更新しました。
週末に実家に帰る用があったりしてバタバタしていたので、更新が週明けになってしまいました。遅くなってすみません。
今回は本格的にシェン捜索が動き出しました。ルズアの悪口が長すぎて、スマホで表示すると半分ぐらい画面が埋まります。もはやネタ。


さて、今回は本当に話すことがなくなってきました。どうしよう。ちょっとだけビリエスティの話をします。


正直言って、私もビリエスティのことはあまりよく知りません。
とりあえず、南北に長いアルバート王国の海岸線、真ん中あたりに位置する港です。
緯度でいえば、ほぼ日本と同じくらいのイメージでしょうか。

気候は、こちらの世界でいう日本の四季みたいに、寒い時期と暑い時期が同じくらい交互に来ます。過ごしやすい季節もあれば、過ごしにくい季節もある。

そしてこれもイメージ……というかアルバート王国ではわりと通った話。
エン国とも神国ともやりとりが多く、貿易でたいへん栄える港町である一方、密輸も多いし海賊も多いし、なんていうか無法地帯なんですよね。

ギャングというか、マフィアというか、ヤクザというか……とにかく暴力団の勢力が強くて、到底騎士団がまともにてこ入れできるようなところではありません。
要は治安が終わってるわけです。海賊がいるので、特に海岸線沿い。

しかしまあ、騎士団もだからといって、海賊やギャングを全部野放しにしておくわけにはいきません。
ビリエスティはエルンスト家の直轄領。大きな港で立地もよく、街もある程度発展しているのに、そこでする貿易の邪魔をされてはたまったもんではないのです。

だから、よく騎士団やエルンスト家の私兵たちが、無謀な取り締まりを名目にギャングと争って、港が破壊されたり燃えたりします。
そこに海賊が噛んだりするともうワケがわかりません。混沌のきわみ。
ただしそんな治安の悪い場所である程度街が荒廃せずにいられるのだから、街や住人にとってギャングたちがただ凶悪なものなのか、といえばちょっと違う気もします。たぶん。私はそう思います。

色んなルートで国外のいろんな文化が入ってくるビリエスティなので、独自の言葉や文化も形成されていそうです。
わかりやすいのは「神帝戦争」という名前。エン国と神国の戦争のことですが、多分ビリエスティとあまり関わりのない街で言っても通じません。

同じようにイースト大陸に面した港町には、北方にイーステルン、南方にフレストロッグがありますが、たぶんフレストロッグでは「神帝戦争」と違う名前で呼ばれていると思います。

イーステルンに至っては、そもそも漁港なので、貿易をほとんどしません。エン国から遠くて船で来るにはけっこう過酷なので、もっぱら外国から来る船は神国のものでしょう。
神国から入ってくる情報に偏るとなると、もはや「戦争」ではなく「粛正」とか「占領」とか、そういう呼び名になるのかもしれません。
大抵は、よそのところと同じように、特に「エン国と神国の戦争」に呼び名はないと思います。


さて、前回から閲覧・応援ありがとうございました!
このところ仕事や用事であまり定期更新を守れていません。申し訳ない限りですが、それでも読んでくださる方に感謝しております。
読んでくださる方の寛容さに甘えすぎないよう、精進していきたいなと漠然と考えています。退勤して横になって寝るだけの人間にならざるを得ない時がままありますが、なんていうかすみません。ねむい。

頑張れるところは頑張ります。頑張れないところは、メンタルを壊さないため頑張らないことにしています。ご了承ください。
それでも、おかげさまで一行も書かない日はほとんどありません。読んでくださる方がいるからだと思います。いつもありがとうございます。


次回の更新は来週末です。
今後とも、拙作をよろしくお願いします。

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