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同題異話SR(香鳴裕人様主催)第3期を完走いたしました

香鳴裕人様ご企画の同題異話SR第3期、完走しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893430742
昨日中で3月分を掲載しております。

思えば、2023年度は、この企画に参加することがメインの活動でした。
楽しみだった同題異話がなくなるのは寂しくなりますが……いい加減そろそろ連載の準備をはじめようと思います。

さて、以降は、同題異話の振り返り。
活動報告をサボ――しなかった分を簡単に紹介したいと思います。


○6月度『背徳を浴びる鳥のうた』
〝鳥〟で思いついたのは、ハルピュイア。〝背徳〟とどう重ね合わせるかを考えた結果が、これ。
人の世界で亜人が生きていくことは、きっと大変なんだろうと思います。

○8月度『太陽の音を忘れない』
〝太陽〟に反して思いついたのが、雨。ずっと雨が降り続ける街に、ある旅人が立ち寄ったときのお話です。
好きなゲームの舞台を想像しました。

○9月度『月を飛ぶ蝶のように』
第2期2月度の『Dear K』に関連した話。月の軍人ケイラの話になります。
本来月に居るはずのない蝶。地球から輸入されらそれに、自らを重ね合わせる女軍人の話です。

○10月度『きみと息をしたくなる』
初の百合作品。センシティブな女の子の心境を綴りました。
でも、恋愛関係なく、この年頃の少年少女の悩みを描いたのではないかと思います。

○11月度『あるいは幸運なミステイク』
怪盗vs警察のいち場面。大人な恋愛をちょっと書いてみたつもり。
カクテル言葉、一回取り上げて見たかったんです。

○12月度『見上げれば降るかもしれない』
現在考案中の小説を引っ張ってきました。まだ連載もしていない小説の番外SSになるかと。
努力家少年が剣を振る理由。途方もない夢を星に例えました。

○1月度『その言葉に意味を足したい』
現代ものの青春恋愛もの。付き合ってはいるものの、恋人になりきれていない二人を描いた作品。
言葉が足りないと、距離を埋めるのも大変です。

○2月度『くだらないことのすべて、一秒後に胸を揺らすことのすべて』
カードゲームが好きな作者が暴走した作品。カードゲームに対する向き合い方を、主人公に代弁してもらいました。
でも、すべての趣味に共通する話だと思っています。何に価値を見出すか、ですよね。

○3月度『さよならを覆す最高の方法』
戦地に赴くことが決まった軍人が、友人にある救いを求める話。前向きなタイトルでどうしてここまで後ろ向きな話を書けるのか。
第2期3月度の『きみの物語になりたい』にリンクした話です。


どうぞお好きなものから手にとっていただければ、と。

最後になりますが、主催の香鳴裕人様、一年間お疲れ様でした。
全力で楽しませていただきました。
素敵なご企画をありがとうございました。


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〈カクヨムコン短編賞参加中〉
●『コージ・テキシン=サバイバル』
https://kakuyomu.jp/works/16818023211858648972
カクヨムコンのお題企画の一つである「危機一髪」参加作にして、第3期同題異話SR七月度の参加作品『七月の七分七十七秒のゆくえ』を修正したものです。
拙作『アン・テキシン=サバイバル』の関連作でもあります。


●『泥濘で月晴れるときまで耐え忍ぶ』
https://kakuyomu.jp/works/16818023212571374883
自主企画『やがて、桜の花も咲く頃。――春待ち三題噺集。』の挑戦作です。選んだお題は「泥地」「朧月」「戌」。

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