僕は少し前に、「今年はカクヨムでランキング上位を狙ってみる」という挑戦を表明しました。
ランキングを上げる、つまりたくさん★をもらう手法として、自分の作品を「注目の作品」のスペースに表示してもらう、というのがあります。
「注目の作品」とは、カクヨムのトップページを開いたらまずすぐ目に入ってくる、あれです。いつもいくつか作品が表示されていますよね。表示作品は5分ごとに切り替わっているようですが、めっちゃ目立ちます。この「注目の作品」を活用することが、カクヨムのシステム上ランキング上位を狙う上で必要不可欠と言っていい要素になっているようです。そこから作品に気づいてもらい、手に取ってもらうのです。
僕は長いことカクヨムやっているのに知らなかったのですが、「注目の作品」に自分の作品を載せてもらうには条件があります。それが、
「過去1週間以内に新エピソードの更新をした」
「前日に新規読者から★を入れてもらった(★の数は1個でもいい)」
の二つです。この二つの条件さえ満たせば、あとは抽選によってカクヨムのトップページの「注目の作品」に表示してもらえることがあるようです。
この条件のため、作品は少しずつ長期的に最新話を更新していくことが効果的になります。最初の投稿日に一気に全エピソードを投稿してしまったら、「注目の作品」に載せてもらえる可能性のある期間がたったの1週間しかないからです。
あとこれは自分が意識できることではないですが、読者さんからの★は一気にドバッとではなく毎日ちょっとずつ入れてもらえるほうが「注目の作品」に載る回数が増えそうです。一気に★をもらったらもらったで、ジャンル別ランキングの上位に表示されるのでそれはそれで効果があるのですが。
そしてこのようなサイクルを作る。
「注目の作品」に載る。
↓
新規の読者さんの目に留まり、★を入れてもらう。
↓
★をもらえたことで、また「注目の作品」に載る。
↓
新規の読者さんの目に留まり、★を入れてもらう。
の無限ループ。
このサイクルを作るには、「注目の作品」に載った時にいかに多くの読者さんに手に取ってもらえやすい、つまり「テンプレ」のワードがたくさん入った「タイトル」と「キャッチコピー」を制作することが必要になります。なぜなら、カクヨムの読者の大多数は、テンプレ作品を好んでいるからです。
最終的に★を1000個以上もらうことができたら、編集部から書籍化の打診があるかもしれません。カクヨム作品を検索する時に、★の数で検索する時の最上位が、1000個以上になっているからです(少し前はたぶん500個以上だった)。
なので、僕は今年中に1作品に★1000をもらうことを目標にします。……とはさすがに言えません。まず僕はテンプレ作品を書けないし、書けたとしても★1000ってなかなかでしょ。
ただ僕なりの手法で、できるだけたくさんの★を稼げる作品を作ってみようと思います。
前述の「注目の作品」に抽選してもらう条件の都合上、KACや俳句コンテストのようなあちこちで★が飛び交うコンテスト開催時に長編小説の投稿を始めることは無謀です。毎日★のつけられた作品の数が膨大になるので、そのぶん自分の作品が「注目の作品」に表示される可能性が下がるからです。さらに、カクヨムコンの時期はそもそも「注目の作品」のスペースが取っ払われてカクヨムコンのジャンル別作品が載るようになります。カクヨムコンに応募しないなら避けるべきですね。
ここからは僕の1年計画です。
まずこの5月・6月で、次に書く(ランキング上位を目指す)作品の構想を固める。
7月ぐらいから書き始めて、8月ぐらいから連載を始める(週二ぐらいの更新頻度)。
この作品は11月ぐらい、つまりカクヨムコン開幕前に完結させて、どれだけ★を稼ぐことができたか結果を見る。
上の作品の連載をしながら、10月ごろからカクヨムコン用の作品の構想を練り始めて、11月ごろから書き始める。
カクヨムコン作品はできたら12月のうちには書き終えたい。
1月ぐらいから4月に締切のある「電撃小説大賞」に向けた作品の構想を練り始め、2月ぐらいから書き始める。4月の締切前に書き上げる。
この「できるだけ★を稼ぐ作品」「カクヨムコンの作品」「電撃小説大賞の作品」のいずれかで、書籍化してもらう。
そしてウハウハ印税生活をスタートさせる(言ってろ)。
以上が僕の向こう1年のざっくりとした計画です。
この計画のことばかり考えていて、短編が手についていなかったです。あと3ジャンル3作品、今月中には書いて投稿します。それを投稿し終えたら、次作品を投稿できるのは8月ぐらいになると思います。
それではみなさま、良いお年を。