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ブスと言われたあの日から(新しい長編の連載始めました)

???「あ、えっと。私すごいブスでデブなんで、中学のとき男子に、まあ、ブス、デブスって言われて。
 先生も親も助けてくれなかったし、男の人が苦手になっちゃって。
 
 でも高校は女子校で、オタク友だちができて楽しかったなあ。大学進学も女子大とかじゃなくて共学にしようって思えたし。
 
 問題は大学から……。
 オーケストラ部に入ったんですけど、私にブスいじりしてくる男子がいたんです。あと親友がめっちゃ美人だったんで、比較されまくりで超つらかったですよ……。
 
 ファッションとかメイクとかマッサージとかダイエットとか、がんばってはみたけど、やっぱ元の顔がブスだとブスなままで。何もしてない美人の親友ばっかりちやほやされて、ブスがいくら努力しても意味ないなって。
 そっから整形しまくりましたね。あと自分は超デブって思ってたから、当時の主食はこんにゃくしでした。
 でもやっぱりブスはブスのまま。
 最後は栄養失調でぶっ倒れました)^q^(
 
 まあでも、そのあと美人じゃなくてもいいと思えることがあったんで、今は結構幸せです。
 
 世の中外見で死ぬほど悩んでる人いっぱいいるじゃないですか。外見至上主義だし。
 でも周りにブスなのがつらいって訴えても、そんなことないよって言われて、まともに取り合ってくれないし……。
 それで私の人生が同じことで悩んでる人のなぐさめになったり、はげましになったりしたらいいなと思って、私の人生を小説にしてみようかなって。
 あとそうじゃない人でも、ブスがどんな気持ちで生きてるのか、知ってもらえたらいいなって。
 マジで恥しかない人生なんですけど、楽しんで読んでくれたらうれしいです。
 
 あ、すいません。自己紹介忘れてた。私水橋美智恵(みずはしみちえ)です。みんなから水橋とかミチエって呼ばれてます。一応この物語の主人公です。はい」
 
 ***
 以上、主人公からの作品紹介でした。
 ちなみに作者の気持ちや実体験は入ってますが、物語自体は完全なフィックションです。
 全話およそ6万字程度(予定)、1週間に一回以上を目標に更新します。
 100分くらいの映画を作るイメージで書きました。
 
 応援コメントでコメントいただけたら、キャラが近況ノートやTwitterで返答する企画を実験的にやってみます。
 どしどしコメントください。

https://kakuyomu.jp/works/16816927860194480803/episodes/16816927860194620893

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