• 異世界ファンタジー

【勇カズ】色杷のあとがき Vol.2 ※ネタバレ含

○はじめに
 まずはadvent.11を読んでくれた方はありがとうございます。これから読むという方もありがとうございます。
 ひとまず今回は書き終わったあとがきとしたいので若干のネタバレを含みます。ご了承ください!

今回書いた話
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888166993/episodes/16817139557907650171

○更新日の話
 さて、ようやく勇カズの最新話を更新することができました。内容に触れる前に少しだけ更新日について。
 今回advent.11の更新日5/14は色杷の誕生日でした。完成したのが誕生日に近かったのでせっかくなら、と誕生日に合わせる形で公開することとしました。
 特に深く考えたわけではなかったのですが、早くも読んでくれたフォロワーさんから暖かい感想をいただけたときこれは最高の誕生日プレゼントだなぁとしみじみ感じました。
 うまく言葉で表せないですが、自分へのご褒美の感覚に近い感じでしょうか。誕生日を更新日にするのはなかなかできないことなのでやってみて良かったと思えます。
 たくさんのお祝いの言葉、ありがとうございました。

○あらすじ
 今回の内容は勇者一行が道中でピンチの冒険者たちを助けるという内容でした。旧勇カズにて載せていた話のリメイクになります。
 この冒険者たちというのはadvent.3で登場したセイムとサキネのことです。ここにシオンという新たな仲間が加わって再登場となりました。ようやく出すことができました。
 セイム、サキネ、シオンの三人はじつは最初からいる初期メンバーです。勇者一行のライバルパーティという位置づけですが、その実力差は月とすっぽんもいいところ。
 ライバルというには物足りない三人ですが味方としてはこれからもちょくちょく出てくる予定なのでよろしくお願いします。
 いつかセイムたちに焦点を当てた話とか書きたいなぁ。

○大人数の乱戦
 この話をリメイクするときに頭を悩ませたのが、同じ場に七人もいるという登場人物の多さでした。
 もともと会話文のみだったリメイク前ですが、会話だけで成り立ってた話に文章を組み込んで中だるみしないようにうまく再配置するのが難しかったです。気がついたらリオとミナが言い合いしてるし、セイムとシオンは関係ない話を始めるし、で自由なやつばっかり。まったく。

 余談ですがカズトたちが助けるシーンは当初スマブラシリーズのとあるシーンが頭に浮かんでいました。
 仲間のピンチにヒーローたちが崖の上から飛び降りて加勢するというあのシーンです。(知っている人ならピンとくるかな?)
 加えてひとりずつ見せ場を作って連携攻撃し、カズトがトドメを刺す流れもあったのですが……やめました。カズトがあまりにもやる気になってくれなかったのと、いち早くレンカちゃんがセイムたちの元へたどり着いていたので連携はなしとなりました。(あと普通に読み返してて寒かった。)
 もうおそらく公に公開することもないと思いますが、どうしても気になる方は色杷のサイトに載ってる旧勇カズをご覧になってください。

○魔法生物
 もう一つ今回始めて『魔法生物』が出てきました。魔法で造られた命を持たない生物のことです。これはわたしの長年の問いである『(勇カズの世界で)死んだ生き物はどうなるの?』の答えになった形でした。
 死んだら死骸は残ってほしいが、場面転換的には死骸は消えてほしい。をずっと考えていて、うやむやになってました。
 出てくる敵を『モンスター』と表記するか『魔物』と表記するかという話にも繋がってくるのですが、この二つを別個体として考えようと決めたとき全ての答えにつながったので不思議です。

 勇カズでは『モンスター』は人と同じく生態系を持って暮らし、生きています。時に人を襲うこともあれば、人と共存することもあります。そのモンスターが死んだら死骸はその場にしばらく残り他生物の糧となり食物連鎖の中に入るのだと思います。わたしたちの言う『動物』に近いものだと考えます。
 一方の『魔法生物』は先述したように魔法によって創られた命を持たない生き物です。命を持たないので死んだらその場から霧散して消えてしまいます。今回は罠魔法によって生み出されたモンスターのコピーという位置でしたが、召喚獣とか使い魔とかはたまたゴーレムとかの類もここに含まれるのではないかなと思います。
 魔物じゃないの? と思うかもしれませんが、略したら魔物になるのでオッケーでしょう。ただ魔物という言葉を世界的に使っているかどうかはまた考えようと思います。魔法生物のが伝わりやすいし。
 余談ですが『悪魔』『魔人』はまた別物なのでいつか本編に出せたら、と思っています。

○おわり
 長々と語ってしまいましたが、あとがきはここで終わります。最後まで読んでくださってありがとうございました。
 なかなか書いたものを振り返ることがないので習慣として身につけていきたいですね。
 次もリメイク作品になるかなー? できたら次はお姫さまを出してあげたいですね。
 いつになるかはわかりませんが、また次回お会いしましょう。

※前回のあとがきと比べて書き方全く違ってびっくりしました。advent.10のあとがきは短編のDigress.11だと思ってください。

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