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『剣一本で覇を握る! 無能と呼ばれた少年は公主様の献身によって成り上がる ~ところで、公主様? 勝手にハーレム作ろうとするのやめてもらっていいですか?~』のご紹介。

『火乃玉』様の作品です。
https://kakuyomu.jp/works/16817330663874866572

キャッチコピー『公主様(美少女)が勝手にハーレムを作ろうとするので困っている』


キャッチコピーのとおり、変わり種の異世界ハーレムものとなっております。

メインヒロインが主人公のハーレムを、勝手に作ろうとしちゃうっていう展開になっていくんですよね。

なので、普通の異世界ハーレムものとは、違った読み応えなので、そのへんにフォーカスしてご紹介したいなと。

まずタイトルだけ見ると、よくあるテンプレ成り上がりハーレムかな? と感じるかと思いますが、そうじゃないですね。

設定がかなりユニークで、龍人という人と同じ姿をしていながら、龍としての強さを持った戦闘民族の国が舞台となっております。

龍人の文化では、強さ=正義=格好いい! なので強い男はモテます。

そして強い男は『群れ』と呼ばれるハーレムを作るのが義務なんです。

権力者はそりゃもうでかい群れを持ってます。

主人公は、そんな龍人族の学園に入ってしまった、人間と龍人のハーフな少年なんですね。

彼は生粋の龍人から比べると能力で劣る部分が多いです。

さっそく無能と烙印をおされ、学園でのランクは最下位に。

だが剣の腕だけは誰にも負けない超一流なんですね。

そして成り行きから、龍人の権力者の娘で完璧超人な美少女『公主様』と決闘をして、完勝してしまったせいで、それまでの生活の全てが変わる。

学園トップの公主様にベタ惚れされてしまうんです。

でもこのメインヒロインの公主様は、要するに龍人族のお姫様なので、立場が複雑だったりするわけです。

好きになっちゃったからといって、じゃあ社会的にはまだまだ認められてない主人公と結ばれることを世間が許すかというと、そんなわけない。

その世間の不理解をどう乗り越えればいいのか。

そこに深い葛藤の人間ドラマが描かれたりして、読み応えが生まれたりもするんですが。

そこで、公主様が選んだ唯一の解決策がこれなんです。

『公主様(美少女)が勝手にハーレムを作ろうとするので困っている』

一見、何がなんだかわからないようだけど、ほんとにもう、解決策がこれしかないんですよね。

馬鹿馬鹿しいようだけど、大真面目。

なぜそうなるのかは、ぜひ、ご自分の目で確かめてみて欲しいです。


というように。
一見はテンプレ異世界ハーレム、と見せかけて、かなり独特なストーリー展開の作品となっております。

テンプレ系というより、テンプレのフォーマットを利用した、オリジナリティ溢れた別ジャンル、っていう感じですね。

それでいて、成り上がりとしての爽快感も、
ハーレムものとしてのラブコメ要素も、合わわせもってるからすごいんです。



こんな方にオススメ。

:テンプレを良い感じにズラしたオリジナリティのあるファンタジーが好き。

:作り込まれたキャラクターによる深みのある、成り上がりの爽快感と、恋愛要素を味わいたい。

:ハーレム系ラブコメが好き。

4件のコメント

  • ご紹介頂き、ありがとうございますm(_ _)m

    何より、しっかり読み込んで頂けている点が嬉しいです。
    そして読者目線、そう見えてるんだーと勉強にもなったり。
    私は天邪鬼なので、明後日の方向へぶっとんでいくかもしれませんが、お付き合い頂ければ幸いですm(_ _)m

    おっしゃる通り、1章の1話目はテンプレを参考に似たような構成で作りました。2~10話は王道詰め合わせパックみたいな感じですね。二章からは展開スピードが落ちるのですごくブラバされてますw

    これほどの文量を書くのは大変な労力だったかと思います。本当にありがとうございましたm(_ _)m
  • 火乃玉様。

    こちらこそ良い作品を拝読させていただいて、ありがとうございます。
    これからも楽しみにしております。

    1話目は独特な世界観ながら、テンプレに乗せてるおかげですっごいとっつき安く感じましたね。

    やっぱり既存フォーマットに乗せると、共通言語というか共通認識があるぶん分かりやすいんだなと、思い知りました。

    そして共通認識から外れた部分は、個性として分かりやすくアピールできるので、めちゃくちゃ有効な手法ですよね。

    すごく勉強になります。


    推薦は創作みたいにネタを考える時間があるわけではないので、思ってること書くだけなので、そこまでって感じです。
    好きでやってることなので、楽しんでます。
  • 紹介文への熱の入りようが凄まじい。。。それほどこの作品へ傾ける思いが強いのだとひしひしと伝わってきます。こういうことは中々できることではないし、菅野様の純然たる利他の精神を感じます。

    また、連日に亘り、拙作への心のこもったコメントもありがとうございました。何度も読み返して思いを温めています。本当に嬉しくて感謝の念に堪えません。ありがとうございます。
  • 刹那様。

    利他というより、趣味を楽しんでるだけですよw
    自分が好きだと感じたものを、他の人へも布教したいのって、私のようなオタクだと本能のようなものです。

    こちらこそ、いつも構っていただいて、ありがとうございます。
    これからも、どうかお気楽に付き合ってくださると嬉しいです。
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