「猟奇的 ミステリー」を含む小説

【完結／ミステリー日間最高一位・週間最高二位・コンテスト最高三位感謝です！】 高校2年生の春、僕は晴れて彼女と付き合う事になった。 僕が好きになったのは、少しミステリアスで、で…

魔法は失ったいのちを甦らせることができない。しかし生きている者の怪我を跡形もなく消すことはできる。 これは、見ためだけでは判らない怪我を負った者たちの透明な絶望の記録である。 …

風凪の街、ヴィエトル。海沿いの穏やかな街で、1人の殺人鬼が世間を騒がせていた。 その殺人鬼は、犯行現場に血の華を描く。猟奇的な、しかし美しい華の殺人鬼を、人々はこう呼んだ。 …

『異世界探偵社クワツ』の社長兼探偵、オリトは、全世界一のポンコツおじさん。 　電子レンジも使えないオリトと、オリトを世話する天才のヤン少年と、かわいい犬のフヨル――そんな凸凹ト…

例えば一生が八十年として、人は死ぬまでにどれだけ純粋な『自分』を残せるだろうか。

不穏で残酷、可笑しくも後味の悪い一話読み切りホラー短篇集。 （各話約400字～4000字） ファンタジーあり、SFあり、ミステリーあり、気になったタイトルからどうぞ。 物悲し…

人を眺めることが好きなぼくととある女性の話 【心世界シリーズ】 https://kakuyomu.jp/users/tya-hantabero/collections/1681…

「ゴトリ」と不穏な音に振り向けば、切断された体の一部が落ちてくる。 その体に触れると失われた記憶が少しずつ蘇る。 私は一体何者なのか？ 椿の咲き誇るお屋敷で、一体何が起こった…

青白い表情に陰険で冷酷な一本線の眼付き。小さい点のような瞳は死んだ魚ように濁っている。口は塞いだまま何一つ喋らない。その分、凡ゆる欲は吐き出さず内に溜め込み、虎視眈々と弱った獲物…

小学生の子供を持つ主人公の幸子は、地元では人気店である「海鮮ゆきちゃん」で働くパート主婦。 ある日、飼い猫が、外から首輪に手紙のようなものをつけて帰ってきた。 その中に書かれて…

ある日、女子大生が猟奇的な殺人鬼に殺されてしまう。 そんな被害者家族の元へ、万屋を名乗る男が現れる。 「仇を討ちたくないですか」 そう言われた女子大生の妹は、万屋へと仕事を依頼す…

　あなたと僕は何一つ変わりがない。 　僕とあなたで距離なんか置く必要はないんだ。 　もしあなたが、僕と自分が違うと、あまりにも線を引きたがるならば、あなたは僕そのものに違いない…

昭和56年9月、秋の気配と暑さが残る東京都内で連続殺人事件が発生した。被害者は刃物のような物で体中を切り刻まれ殺害されており「Nightmare殺人事件」として恐れられた。事件の…

　2019年、東京。大学生の高島 春来（タカシマ ハルキ）は、ひょんなことから殺人事件現場を目撃する。過去に両親の遺体を目にした彼にとって忘れたい光景だったが、同級生で仲のいい宮…

目覚めた僕は、違和感を抱く。 クラクラとする頭、散らかった部屋、冷たい彼女、意味深な叔父夫婦──そして猟奇的な兄貴。 すべてが上手く行っていたはずなのに、どうも何かが噛み合ってい…

9月29日、週間ランキングに入りました。 両親の離婚で引っ越してきた紗衣。 ある日、彼女のもとに一人の少女がやってきた。 少女は紗衣の異母妹で、両親の離婚の際に会ったきりの複…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330665188617131 　題名見て明…

人を喰らう赤薔薇の奇病カニバルブーケ。それは魔女ブージャムの呪いと噂されていた。 育ての親を亡くし、伝手を頼って極彩の都と謳われる王都アルバへ越すこととなった青年セス。 薔薇にし…

禿による刃傷沙汰で、一人の侍が命を落とした。 時は幕末、女郎街。横浜は永真遊郭。 筋を通さぬ客に、仕置きを見舞う始末屋下っ端の八徳は、その禿の首代としてお白州に引き出された。 八…

准看護師の資格を取得し、静岡県内の刑務所の医務課に配属された刑務官の鮎京は、無期懲役の受刑者、青山に出会う。青山は若い女性を殺したあとに臓器を摘出した猟奇的な殺人犯であるにも関わ…