「火 読み切り」を含む小説

火をお題にして鍋を囲んだ

9月29日になると、辺り一面が火の海になる。町はそんな噂で持ちきりになっていた。町外れに住む三郎は、祖父の異変を聞きつけ、駆けつけていた。

友人から三つのお題 「尾流雲・アイドクレース(ベスビアナイト)・蠍座」 を貰って小説を書くというチャレンジです。カクヨム初めて投稿してみました。落語の『初天神』から着想を得ていま…

◆登場人物◆ 望むもの全てを失う〖呪い〗を背負った少女、猫山光衣(ねこやまみい) 名も無き作家もどき、ナナシ ◆あらすじ◆ 猫山光衣は、町の裏山の古びた山小屋で暮らしていた…

日直が終わって家に帰ると、ストロームの町から星硝子が届いていた。 紅の火は硝子玉の中で尾びれを揺らしながら輝いていた。 原子番号38ストロンチウムの炎色反応より。 【推敲履…

ドラゴンを飼いたいけど、餌や飼育方法が分からない！そんな人達のお悩みに、毎回メール形式で答えていく読み切り系連載。火を噴くドラゴン、大型ドラゴン、様々なドラゴンの飼い方をご紹介し…

※とある企画用の読み切り短編です。続きを練ってます……。 突然火の海に投げ出された青年、漣燈。彼は炎の中で自分を焼き殺そうとする幽霊《ゴースト》と相対する。 徐々に近づく命の…

夕暮れが来て、街中が橙にそまる時間。おじさんは瓦斯灯に火をつけて歩く。 あたしはその隣を歩くのが、なんでかな、好きなんだ。