「月面基地 SF」を含む小説

　西暦3000年。人類の文明はついに天の川銀河をも超えるほどに発達した。新たな外宇宙との交流が期待される中、我々の前に現れたのは、何兆光年もずっと先に存在する地球によく似た惑星に…

「帰還」 地球に未登録の宇宙船が近づいてくる。月面基地M33は、その宇宙船に警告を試みたが…… 「プラネタリウム」 柊斗と白鳥は、廃棄予定プラネタリウムから恒星原盤を盗もうと忍…

20XX年。人類は月への進出を目指して調査隊を派遣していた。ダンテは技術者として同行していたが、ある日、月面基地内で殺人事件が起きて――。

同じ世界観を共有するSSを書いてみます。大きな世界を小話で切り取っていきたいと考えています。 今よりちょっと未来で、ちょっと不思議な世界へようこそ。 各話350字～400字程度…

独裁者が起こした核戦争に伴い、地球温暖化が加速し、地球は過酷な環境へと変わってしまった。人類は活力を失い、ついに最後の一人がコールドスリープについてしまう。 残された、少女の体を…

独りで月に取り残されている間に、地球の生体反応が失われてしまった。 私は人類最後の生き残りとして、この網膜に故郷の姿を焼き付ける。

長きにわたる世界規模の戦争が終結した2145年、戦前に建てられた月面基地に生存者がいることが判明し、救出部隊が月へと向かうが…。 小説家になろうにて重複掲載。

時に、西暦2031年。　 優柔不断の女子高生・證大寺《しょうだいじ》キョウカは、ある夜、クラスメイトの理系男子・水城《みずき》ユキと互いの秘密を共有してしまう。彼に誘われるまま打…

海は貝を抱き　 貝は真珠を眠らせる　 真珠は永い夜を眠り　 その果ての目覚めの朝　 一粒の朝露のように光を放つ　 涙にも似た輝きの…… 地球を旅立つ宇宙船と、年上の女性に恋心を…

二〇三〇年。某日、月面にて。二人の少女は<キューブ>と接触し、二人だけの世界は崩壊した。 株式会社<月の探索者>（ケスラー・デ・ラ・リュネ）の月面基地に派遣された二人の少女、…

人類が滅びたあとの地球で、ただ一人生き残っている男。 気が狂うほどの孤独に耐え続ける日々の中で、男が見つけたのは月面通信ポッドだった。これがあれば月面基地との間で小型の物品をやり…

2017年10月。JAXAがある大発見を世界に報じた。 月面北西部の嵐の大洋にて、直径50キロにも及ぶ長大な地下空洞が確認されたのだ。 この世紀の発見から35年。 再び始まった…