「アラビア 砂漠」を含む小説

【本編完結／後日譚「戦乱の章」準備中】 マルシブ帝国第十六皇女アイシャは、地味で臆病者。ひょんなことから洗濯籠に隠れたアイシャは意図せず後宮から連れ出され、天竜（てんりゅう）の…

◆公募用のあらすじのため、結末まで書いております。 水神の加護を受けるマルシブ帝国。その砂漠部には、水神の眷属である砂竜と共に暮らす遊牧民がおり、砂竜族と呼ばれている。砂竜族の…

世界最強の国ミスルは奴隷制によって栄える軍事国家。 わけあってミスルから逃亡中の王奴スッカルは、国に戻れと指令を受ける。 罪を許すから、草原のかなたから攻めてくる「竜王」エヴレム…

砂漠に生まれたアーティカが、砂礫の帝国の後宮へ入れられそうになっていたところ、異国の異端審問官ヴィンスに攫われるようにして捕えられてしまった。 アーティカは、見えないものを見通す…

　ある日の朝、ただのシステムエンジニアだった渡辺正太郎はどこともしれぬ砂漠の真ん中で目を覚ます。 　なぜ自分がここに来てしまったのか全く見当もつかないまま、彼は逃れられない自らの…

アラビア砂漠の洞窟に、魔法のランプが隠されている。 古びたそのランプには魔人が棲すんでいる。 ランプをこすると魔人が出てきて、お願い事を三つ叶えてくれる。 この話の元ネタは、…

それは大戦争の末に文明が滅びた先の物語―――。 長きに渡る混迷の時代から立ち上がったアル・カマル皇国で起こった一つの事件から、物語は始まる。 大国の狭間に存在する小さな砂漠の皇…

恋の秘薬を作れるライラは、幼馴染のシンの求愛に困っていた。 シンは貴族に気に入られて養子になり、今は都暮らしをしていたのだが、急にライラの前に戻ってきたと思ったら求婚してきたのだ…

アラビアンな世界観、砂漠の国の少年たちの物語。 オアシスのスラム街に暮らすアキムは『カナンバブル』という集団に属している。 ある日、そのカナンバブルに依頼が舞い込む。 誘拐された…

アルチュール‐ランボー（１８５４年―１８９１年）。 １８６９年から詩作を始め、１８７５年で詩作を止めた。以後は文学を放棄し、アラビア半島、アフリカのエチオピアなどの地で、 砂漠の…

砂漠の国の王女ラーニヤは、命を救ってくれた奴隷の男アフィーフに恋をします。 身を焦がすような恋。けれども彼は見向きもしてくれません。ラーニヤは彼のすべてを手に入れるために、とんで…

オアシスの民、ドゥーヤ族の乙女ナディアは、残虐非道で強欲な権力者に見初められ今宵まさにその清い身体を奪われんとしていた。 嘆くナディアの元にあらわれた影の男、盗賊王ジャミール。 …

十五歳のミオは、ラクダを連れて砂漠の旅をする阿刺伯国（アラビア国）の最下層奴隷だ。 白髪と赤い目という姿で生まれ、短命だと言われていた。 親も友人もおらず、毎日、いつどこで自…

砂漠を縦断するラシードが出会った女ベドウィンとの不思議な小話。 創作クラスタお茶部作品集『フェティーシスト』に寄稿したものの転載。