「ぐちゃぐちゃ スキル」を含む小説

カクヨムWeb小説短編賞2023応募作品となります。 十五歳のスキル授与の儀。 俺は世界を壊すと言われる禁忌スキル【ぐちゃぐちゃ】を授かった。 KAC2023のお題「ぐちゃ…

布団の魔力、とは随分と使い古された表現ではあるけども、言い得て妙だと思う。 やることはあるけれど急用ではない。 そんな日はどうしても布団の誘惑に負けてしまう。 どうして人類は…

ある日、ある橋の上で、落ち込んでいる一人の若者を見つけた。 曰く、「金を持っているか」と。 若者に導かれるまま未知の世界――パチンコ屋へと足を踏み入れたけれど、己を待っていた…

電波を拝借して『ラジオ体操』なるテレビ番組を見た。 骨を芯に据えた棒きれのような身体はとても動きづらそうだが、天性を活用する道筋を見出す能力は、やはりどの生物にも備え付けられた…

本屋を営む最中、あることに気づいた。 コーヒー豆の減りがやけに早い。 重い腰に鞭打って、やっとのことで買い出しに出掛ける。 本だったら、もっと身体が軽いのに。 道端で人間に…

スキル汚部屋しかない俺が異世界で掃除スキルを習得してもしかしたら整理収納アドバイザーになれるかもしれない？！お話【仮】の現実世界の日常を少しだけ書きました。 本編を読んでない方…

転移装置におけるバグによって生み出された『真っ黒な本』。 それは転移装置使用時には一定の確率で起こり得るものだが、ある意味では人災とも呼べる。 だって本は持ち歩けるもの。 …

俺、ことマドラスは立派な子爵家のあととり、だったはず。 だが、成人の儀で鑑定されたスキルは「ぐちゃぐちゃ」という聞いたことのないものだった。 何ができる？と聞かれて、自分の内なる…

ある街では、十歳になると『スキル』を授けられる。シスターお墨付きの外れスキル『ミキサー』を授かったヴェル・セレナードは教会から帰る途中、スライムに襲われる女の子と出会う。

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世界中の公園地下にダンジョンが誕生した並行世界です。 大阪を舞台にした作品のキャラクターが登場するネタ話。 主な登場人物（サブキャラは後ほど追加します） ※作中における大阪はダ…

支援精霊「えっ？ 生き物もぐちゃぐちゃにするのがご希望ですか？」 「いや……それは……いやだけどさ」 女神のうっかりで、異世界に転移した俺が持っていたのは【何でもぐちゃぐちゃ（…

十五歳のスキル授与の儀。 俺は世界を壊すと言われる禁忌スキル【ぐちゃぐちゃ】を授かった。

或る日、上司と部下の板挟みに遭って精神を疲弊した俺は、いつもの安居酒屋で泥酔するまで酒を呑んでしまう。そのせいか、帰りの電車を待つ間に駅のベンチで寝てしまったのだが、自分の体を揺…

勇者パーティーを追放された俺はユニークスキル「ぐちゃぐちゃ」で成り上がる。

人類社会における『客』と『カミサマ』は同一のものである。 しかし宗教を解さぬ今、カミサマは存在しうるだろうか。 客とは己の存在意義を擁護するための、極めて自己満足的な妄想にす…

人類文化学を専攻する友人から「『人類らしさ』はこの本屋を訪ねれば分かる」と過分な評価を貰った。 『人類らしさ』って何だろう。 ――これは、とある廃屋で本屋を営む「蠅ｨ鬟溘＞陌…

僕は平高 章介（ひらたか　しょうすけ）20歳。 山奥にある工場に勤めています。 仕事が終わって車で帰宅途中、突然地震が起こって、気が付けば見知らぬ場所、目の前に何やら机を囲んで…