「源義経」を含む小説

河内源氏アンソロジー「河内源氏大鑑」に寄稿したものです。発刊から一年以上経ちましたのでウェブ公開いたします。 源平合戦、奥州へ落ち延びる義経の吉野山でのお話です。源九郎狐の伝承を…

源義経ＶＳ平家。 源平合戦ラストバトルの、壇ノ浦の戦い。 実はこの戦い、歴史の節目のひとつにもかかわらず、具体的な戦の内容が現代に伝わっていません。 義経が八艘飛びしたとか、 …

　わたしはごくごく平凡な女子大生。勉強に遊びに日々忙しい。 　ある日、カフェテリアにいたヒキガエルがしゃべるのを見てしまう。 　数日後、寝ているときに『謎の爆発』が起きて異世界に…

歴史に名を遺す悲劇の英雄、源義経。彼の最愛の女性は静御前というのは有名な話。けれど、最愛とされた静御前ですら、最期を共にすることは許されなかった。 義経が頼朝の追っ手をかいくぐり…

俺さま、頼朝さま。 かの有名な鎌倉幕府初代将軍だ。 だがしかし、俺の身体は女。心は男。 千年近くの眠りから何の因果か現世に戻された。 ……いや、目的はわかっている。神宝だ。 …

本編「今日ノソライロ」の番外編です。 「美晴の過去」〜「歪んだ正義感」までのお話をより深く掘り下げたお話。 本編よりもいじめシーンがエグくなるので苦手な方は御遠慮ください。

木曽義仲に従軍した諏訪の住人　美和兄弟の戦い。 京に上り、平家一門と戦っていたが、鎌倉より源 義経等が圧倒的な数で攻め上り、不利な戦いになる。

好きな子がいる。 小５からずっと想っていた。 でも、声がかけられない。 恋愛ってどうするわけ？ 平安末期に活躍した悲劇の英雄が転生し、平成末期の高校生になっていた。 ※…

静御前と義経のIF歴史です。こんなだったかなーと。 静御前の終焉の地は記録がないようですが、鎌倉から京都へは戻ったらしいです。 子供は海に捨てられたらしいのですが、生死を確かめた…

京都の大柄高校生、武田武蔵がひょんなことから平安時代へタイムスリップ。そこで、実は女だった源義経と平家打倒の旅へ……ではなく、元の時代に戻るため奮闘する歴史ラノベ！

時は平安末期、鞍馬寺を出、奥州藤原氏に身を寄せた義経はそこで様々な精霊や人と出会う。 その出会いの中で、九郎は何を学び、何を選ぶのか。

【第１部】文治３年（１１８７）霜月、動乱を目前にした平泉を訪れる者がいた。 　名を皆鶴。陰陽師、鬼一法眼の娘であり、鞍馬から出奔した源義経を追い、長い旅の末この地に辿り着いたのだ…

　源義経が、壇ノ浦の戦いで、平家側の水手・梶取（水夫、船頭のこと）を射殺したという、昭和に生まれた風説がある。 　史料としての根拠がゼロの話なので虚構なのだけど、あまりに有名な…

文治五年、閏四月三十日――。 北の黄金郷・奥州、衣川館と呼ばれるその屋敷は、まさに敵が討ち入ろうとする、まさに直前。 源九郎義経は、妻である郷御前と娘と共に館内の持仏堂にあった。…

「ジパングはカタイの東1500マイルに浮かぶ広大な島国だ。莫大な黄金を産出し、王の宮殿は金でできている」 マルコ・ポーロ著　東方見聞録より 西暦1689年日本。徳川泰平の江戸時…

〈※電撃大賞応募用あらすじ 800字ジャスト〉 　それは武士の魂が刀でも槍でもなく、弓と馬だった頃の物語……平家一門が壇ノ浦に亡んで間もない文治二（1186）年春。播磨国輪囲尾…

　以前、「100」をテーマにしたとあるコンテスト用に書いたものですが、そのコンテスト用でなかったら「刀100本である意味なくね？」とふと思い、本来の伝説に合わせて「刀1000本」…

　平安時代の終わりごろ、源平が争った激動の時代に 日本一の大天狗、後白河天皇の第三皇女、式子内親王 と権中納言、藤原定家の身分違いの恋が始まる。 死後にテイカ葛になって内親王の墓…

比叡山の学僧、武蔵坊弁慶は、九郎こと源義経の執事になった。傍若無人な九郎と、奥州平泉の姫、閑（しずか）に翻弄されながら、源平合戦のただ中へ飛び込んでいく。 木曾義仲との戦い、平家…

時は平安末期、その生まれから鬼若と名付けられた男がいた。その名通り、彼は鬼のように振る舞い、そう生きんと荒々しい日々を送っていた。 本物の鬼を前にする、あの夜までは。