第10話 文化祭ライブ開演への応援コメント
こんにちは。
この場面を読んだ瞬間、遠い昔のステージに引き戻されました。
僕もかつて、バンドを組んで間のないころ、ライブ中にアンプが沈黙したことがあります。音が消えた瞬間、世界から自分だけ切り離されたような感覚でした。スポットライトと観客の視線は熱いのに、血の気だけが引いていく。
それでもドラムは止まらず、ベースも前へ進み続けていました。あの時は見えなかったけれど、今なら分かります。あれは僕を引き戻すための仲間たちの重力だったのだと。
代替アンプへ繋ぎ替え、再び音が返ってきた瞬間の安堵は今でも忘れられません。あの日を境に、バンドも僕自身も強くなれました。実際その後は同じような機材トラブルに落ち着いて対処できるようにもなっていったんです。今では笑い話ですが、その後の人生でもトラブルを乗り越える原点のひとつになっている気がします。
真白たちの姿に、あの日の自分を重ねながら読ませていただきました。
ありがとうございます。
作者からの返信
こんにちは。
コメントありがとうございます。
音が消えた瞬間、自分だけが世界から切り離されてしまうような感覚。
それでも、ドラムやベースが止まらずに進み続けてくれること。
自分が戻ってこられるまで、仲間が居場所と時間を守ってくれていること。
この文化祭ライブでは、たぶんそういうものを書きたかったのだと思います。
たくさんの人に支えられながらも、最後は自分たちで立つと決めた舞台の上で。
その中で、真白が初めて仲間のために前へ出る場面として書いていました。
音楽的な成長だけではなく、人として一歩前に出る瞬間として書いた場面でもあります。
だからこそ、実際にバンドを経験された方に、そこを受け取っていただけたことが本当に嬉しいです。
こちらこそ、真白たちの姿に大切な記憶を重ねてくださって、ありがとうございました。
第8話 「同じ景色をさがして」への応援コメント
真白たちが文化祭のステージへ向かって、少しずつ「自分たちの音」を探していく流れがとても良かったです。
同じクラスになった安心感から、文化祭の係に手を挙げる小さな勇気、そしてスタジオで音が前に出てこない違和感まで、派手な出来事ではないのに、三人が少しずつ前へ進んでいる感じが丁寧に描かれていました。
特に、エフェクターを通して「好きな音」や「自分の芯」を見つけていく場面が印象的でした。
ただ機材を買う話ではなく、文化祭でちゃんと前に出るために、自分たちらしい音を手に入れる話になっているところが素敵です。
真白が、ただついていくのではなく、二人と同じ場所へ向かおうとしているラストも綺麗でした。
三人が文化祭でどんな景色を見るのか、楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
三人が文化祭へ向かう中で、少しずつ「自分たちの音」を探している感じを受け取っていただけて嬉しいです。
8話は派手な出来事というより、小さな勇気や違和感を重ねながら、三人が同じ場所へ向かっていく回にしたかったので、そこを読んでいただけてありがたいです。
エフェクターの場面も、ただ機材を買う話ではなく、自分たちで音を選んで、その音に意味を持たせていく一歩として描きたかったところなので、印象に残ったと言っていただけて嬉しかったです。
文化祭本番も見届けていただけたら嬉しいです。
第7話 「はじめてのライブ!」への応援コメント
自分達の曲なのに、神代の方が上手く弾けてちょっと複雑な気分ですね。
でも、まだ始めたばかり。伸びしろはこっちがあります!
作者からの返信
読んで下さってありがとうございます!
そうなんです、自分たちの曲なのに神代の音が入った瞬間に空気が変わってしまうので、三人としてはかなり複雑な場面ですね。
神代は確かに助けてくれたんですが、助ける事が救いだけではなく、誰かの悔しさや痛みにもなる、というところを書きたかった場面です。
でも、その悔しさがあるからこそ、真白たちは「次は自分たちの手で」と前に進めるのかなと思っています。
第6話 「初めてのスタジオ」への応援コメント
何も持っていないと思っていた少女が、
たった一音に触れた瞬間、
自分の中にまだ知らない線が引かれていく。
その始まり方がとても静かで、眩しく感じました。
輪の外にいた真白が、
ベースの低音に胸を震わせ、
「そこにいていい」と思える場所へ少しずつ歩き出す姿に、
音楽と出会う瞬間の尊さが丁寧に描かれていると思います。
音楽が好きな身としても、
また私自身、バンドを経験していたこともあり、
ベースの一音が身体の奥に入ってくる感覚や、
初めて楽器を背負った時の少し誇らしい重さには、
とても頷けるものがありました。
憧れは、遠くから眺める光でありながら、
いつか自分の手で鳴らす音にも変わっていく。
この先、真白がどんなふうに自分の音を見つけ、
その光の中へ踏み出していくのか、
楽しみに読ませていただきます。
私も企画に参加させていただいている『悪くなかった』で、
音楽を題材にした物語を書いております。
バンド経験や、実体験をベースに、
音楽が人生の中に残っていく感覚を書いておりますので、
お時間ある時に、よろしければ覗いていただけますと嬉しいです。
第1話 「光に触れる」への応援コメント
はじめまして! 単糖類と申します!
自主企画『ステージに立つ君へ 【バンド・音楽小説企画】』に参加させていただきました!
主人公がベースというのは、ユニークでいいですね。
わたしもベース好きなので、嬉しいです!
引っ込み思案な真白さんが、どんな仲間と出会って、どんな音を紡いでいくのか。
楽しみに読ませていただきます!
作者からの返信
はじめまして。
コメントありがとうございます。
主人公がベースというところに触れていただけて、とても嬉しいです。
この作品では、ベースという楽器の役割を大切に書いているので、そう言っていただけてありがたいです。
主人公の真白が、少しずつ音楽や人との距離を縮めていく物語になっています。
ゆっくり見守っていただけましたら幸いです。