応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 第4話への応援コメント

    本当に優れた人間は、負うべき時に傷を負う。のひとことに胸が締め付けられるようでした。
    自己肯定感が削れる様子の描き方が本当に上手いです。

    けれど今回で一番好きなのは、父を亡くした時も本当は周瑜と泣きたかったのに、と考えている孫策でした。
    同じ悲しみを分かち合ってくれる存在が欲しかった、一緒に背負ってくれる相手がいてくれたら、と思う気持ちがじわりと伝わってきて、切ないです。

    作者からの返信

    孫策は本当に恐らく少年時代から非常に誇り高い、自覚の早い少年だったんじゃないかなと思っています。
    だから父親に「こいつには見所が無い」なんて絶対思われたくなくて色んな事を頑張っていただろうし、下に弟妹もいますので、兄弟でいる時も兄としてしっかりしなければと思ったりして、結構「気の抜けないポジション」を人生の最初から任されています。

    そんな中、ある日、
    孫家ではない、全く他人の家の、同い年の少年に出会った。

    「兄弟や家族、父親に対して相談出来ないこと」もあります。
    こういうことさえ、周瑜には話せました。

    背負い込むタイプの孫策にとって周瑜はまさに、何もかも打ち明けられる親友だったんじゃないかなって思います。

    だからこそ父親が死んでからは、極力周瑜のことを思い出さないように心の奥に封じ込んだ気がします。

    「周瑜と泣きたかった」と父親が死んだ時思ったら、多分孫策は思い切り泣けたと思うので。

    でもみんなが「孫堅殿が亡くなってしまった。どうしたらいいんだ」みたいな顔で自分を見て来るので、背負い込むことで自分の心を後回しにして、孫策はその時に泣かなったのかなと。

    この話で孫策が周瑜を思い出しているのは、
    この時点でもう心が限界になったからです。

    私はある時点で孫策が周瑜と会ってなかったらもっと早く孫策が死んでいたのではないかと思うことがあって、ここが本当に臨界点だったと思いますね。
    この時期に周瑜に再会出来たから、孫策は壊れそうな心を守り抜けて、また笑えるようになったのかなあって。

    コメント、ありがとうございます。
    孫策本当に大好きなので、強すぎる男として三国志では知られる孫策の「秘めた弱さや痛み」があるんじゃないか……っていう部分を気にしていただけてるのが伝わって来て本当に嬉しいです!

  • 第2話への応援コメント

    コメントを失礼いたします。
    喪失を経験した人間の心理の描き方が、非常にリアルです。
    環境が悪い、袁術が悪い、ではなくて、全部自分を嫌いになる方向に収束していっている感じがお上手だなと。

    それから、孫策が泣いたことを本人は不覚だと思っているけれど、七海さんがそれを笑いものにしていないところが染みました。
    むしろその弱さがあるからこそ、人間として魅力的に見えるように書かれているのが素晴らしかったです。

    作者からの返信

    彩羽さん、コメントありがとうございます。

    まさに私が「だから孫策は最高なんだ」と思っている部分が、その環境が悪い、袁術が悪い、運命が悪いと思わず自分のせいだ、と思う部分なので、そこを気にしていただけて本当に嬉しいです。

    言い方が難しいですが、むしろ普通の十代の青年なら「環境のせい、袁術のせい、運命のせい」と思って自分の心を守るんじゃないかなと思うのです。
    自分は若いんだから出来ないことが多くても当たり前だ、って。

    思っていいと思うのです。三国時代の十代だって十代の青年であることは現代と同じなのですから。

    でも孫策は「父の死を受けて、家長になった」。

    これもあまりに父親の孫堅が秀でた武将で、父親だったから尚更なんですが、「あの人の息子なのに」という想いもあったんじゃないかと。
    言い訳とかじゃなくて、孫策は今すぐ立派な長になりたいのです。
    なれないのは分かっているけど、なりたい。
    孫策は史実でも並大抵のことではないことを成し遂げる二十代の青年です。
    恐らく「俺はこうしたい」とか願ったことを叶える実行力や、自分の理想をはっきりと捉える力が長けていたのではないかと思うのです。

    「思い描く理想はある。でも全然今はそれとは違う」

    これが一番人間にとって辛いことだと私は思っているので、孫策が若さに甘えず一人の人間として、十代の頃から自分を非常に厳しい環境下に置いている感じ、あったんじゃないかなと思うんですよ。

    孫策は後に【小覇王】と呼ばれる人になりますが、
    電光石火の戦いぶりで長江を渡ると瞬く間に江東を攻略していきます。
    武将として秀でているのは確かなんですが、その実行力を支える苛烈さも持っていたはずで、かなり気性も強かったと思います。


    でも、この袁術時代を見ると、私が一番強く思うのは「孫策よくこの袁術時代にブチ切れなかったな……!!!」という感動なんです。
    袁術なんてこの世で一番孫策が嫌いな男と言っていいはずなのに、
    この時期、不気味な静けさを持って孫策は袁術に従い続けています。

    史実の機械的な文字からも、

    孫策が無茶苦茶押し黙りながらも怒りをためているか……
    或いは、父の死後起きた最悪な運命に弱って、もう怒る気力もなかった、そのどちらかだと感じました。

    史実ではこの時飲み込んだ孫策の「悲しみ」の方は、重視されません。

    彼は袁術から独立して江東を征服したので、覇気の方しか見られない。

    でも私はこの時期の言葉に出来ない、どれくらい巨大な失望やもどかしさや悲しみが孫策の中にあったのかな、ってそっちの方が無性に惹かれるのです。

    そこを絶対無視したくなかった。

    まさに彩羽さんが言って下さった「弱さも持つから、人間として魅力的」の部分私も孫策にこそ強く感じるのですよ。
    歴史に関わる誰も孫策のことは「強い」と思ってると思います。
    確かに私もすごくそう思いますが、

    強いからと言って「弱さを持ってない」わけじゃないんですよね。

    私は史実では語られない孫策の心境の方を、思い切り考察して書いていきたいと思っています。

    本当に、まさに私が書きたい部分受け止めて下さってありがとうございました!✨

  • 第6話への応援コメント

    息子を止めるのではなく背中を押す言葉。
    母上、格好良すぎます……!

    それなのに嫁の条件の話となったら
    そこはさすが母親ですねw
    この親子の空気が微笑ましくてとても好きです。

    これ読んだ人は魯粛の事、
    ますます好きになるのでは無かろうか♪

    作者からの返信

    おわ~~~~~~~~!! 
    さがはるさん、魯粛親子への感想ありがとうございます!!
    この話は実は、孫策と周瑜の絆ではなく、魯粛も大いに書きたかった部分に入っています!! だからこの話において魯粛に言及してもらうのがとてもとても嬉しいです!!
    ありがとうございます!✨感謝いたします! 

  • 第2話への応援コメント

    袁結は無邪気なんだけど…
    なんというか底が見えないし怖いですね〜。

    孫策は弱み握られてる訳でもないのに
    縛られてますね(;'-')

    見上げる丸い月って所が、
    さらに孤独なその背中を想像させてくれて凄いです♪

    作者からの返信

    強い男ほど、弱みを見せてしまった場合に心に引っ掛かるのかもしれないです。従わなければならない袁術の娘だから拒絶するわけにも行かず、でも厳しい態度取らないと「私が好きだから優しいんだわ」と懐いて来るのが厄介であります!💦
    周瑜がいたら「あいつ勘弁してくれよ~」とか愚痴れるだけでも笑い飛ばせるんですけどね……。
    孫策にとって周瑜の不在は本当に色んな意味で厳しい状況に彼を追い込みます。

    笑い会える人がいないと人間一番辛いことなのかなって思います。

    凄く思い入れのある話なので読み進めていただけて本当に嬉しいです。
    ありがとうございます……!✨

  • 第1話への応援コメント

    父の威光に守られていたことを自覚する瞬間。
    ここで、若き孫策の痛みが静かに伝わってきますし、そこに袁術の優しそうだけど支配的な言葉が実に嫌らしくてリアルですよね(*´`)

    そこが上手く描かれてるんで、孫策の沈黙も重くなるし、
    「全て、自分のせいなのだ」
    これがより良く見えます。唸りましたw

    まだ出来上がってない孫策の魅力が出る
    まさに、英雄前夜ですね!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    孫策は袁術から独立したあとが破竹の勢い過ぎてすごいので、実は三国志に詳しくない人は孫策が最初から最後まで凄いと思ってる人もいるんですが、袁術時代は本当に苦労しているし、忍耐を強いられた人なんですよね……。
    私は孫策の見逃されな袁術時代にとても興味があるので、読んでいただけて大変嬉しいです……!

  • 第3話への応援コメント

    袁術の身勝手な振る舞いとそれを受け流さざるを得ない孫策の葛藤がひりひりと伝わってきましたが、太守の座を約束しながら土壇場で反故にする袁術のやり口は見ていて非常に腹立たしいものですね💢 父親の孫堅と比較して自らの未熟さを呪う孫策の独白も良きな感じがしますね笑 緻密な描写が大好きな人ですので…

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    待ち合わせをすっぽかしたとは戦は違いますもんね。
    大勝利と言っても必ずと言っていいほど亡くなったり傷を負う人はいる。
    だから普通は「だからこそ無駄な戦いは出来ない」と思うものですが、やはりその点袁術には孫策を「こいつ戦うしか能ないし、使えるだけ都合よく使ったれ」感があると思います。

    袁術は本当に三国志の中でも「賢く思いやりのある人物だったら大きく歴史が変わっただろう」と思う人の一人ですわ……。

  • 第1話への応援コメント

    フォローありがとうございます。

    父を失ったあとの「理不尽」と「未熟さ」の揺れがすごくリアルでした。
    静かなのに、内側で牙が削れていく感じが刺さります。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。
    孫策と周瑜は史実でも絆を感じさせる関係性なのですが、特に好きなのが「ずっと一緒にいられたわけではなかった」という部分なのです……。
    孫策が一人だけで父を失った欠落と向き合わなければならなかった時期はどう考えてもある気がして、この時期の孫策の孤独と葛藤、同時に「強くならなければ俺は無価値なんだ」という強くあろうとする克己心のせめぎ合いは特に大切にしたいと思ってる部分なので、読んでいただけてとても嬉しいです。ありがとうございました!