世の中は理不尽で溢れている
不幸な出来事も茶飯事
どこかに必ず泣いているものがいる
泣くこともできないものもいる
希望、悲嘆、憎悪……。
強い感情が魂を繋ぎ止める、
妖という新たな器へと。
果たしてそれは救いと呼べるのだろうか。
終わらぬ想い、終わらぬ感情。
それを抱き続けることは、
なにかをもたらすのだろうか。
人と人ならざるものの絆を描いた作品です。
本来は相容れぬ存在は寄り添い歩むことができるのか。
その関係性や、それぞれの過去、想いが丁寧に描かれています。
作者様は「妖にも心はある」というテーマで書かれています。
私は上記テーマから転じて、「長い命は幸せなのか」といったことを考えさせられました。
それぞれのキャラクターの過去や内面が描かれていることにより、読者によって様々な想いを持つ作品だと思います。
人と妖の絆の行く末を見届けてみてはいかがでしょうか。