第25話まで読みました。説明の足りない指示にも、周囲が従っていれば自分も従う。そんな身近な空気が、少しずつ怖いものに変わっていきます。短く区切られた淡々とした語りは読みやすいのに、ふとした一文で足が止まる。「今の出来事を、そのまま受け入れていいの?」と、まといと一緒に戸惑いました。人を気遣うまといの優しさや、誰かと過ごす温かな時間があるからこそ、日常に混ざる違和感が気になります。じわじわと不安が積もる物語が好きな方におすすめです。