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  • 3.冬から春への応援コメント

    また素晴らしい物語を読ませていただきました。

    中学という箱庭。そこでは同質が求められ、異質は弾かれる。
    手袋という“異質”を纏う少女・桜都は、その息苦しい世界に煩わしさを感じながらも、同じ手袋をした氷魚に「同質」を見出してしまったのですね。
    だからこそ、彼の綺麗な手に裏切られた瞬間の痛みが、胸に鋭く残りました。

    そして、氷魚の手の冷たさは桜都とはまた別の異質であり、二人が同じ手袋をしていても、その意味は決して同じではない。
    その差異が、とても静かに、けれど確かに心に触れました。

    季節の移り変わりと情景描写も見事で、文字なのに映像が浮かび、思わずため息が漏れます。

    治った手と、冷たいままの手。
    どうかこの先、ふたりが触れ合うことで、互いを少しずつ温めていけますように。

    素晴らしい読書体験をありがとうございました。

    作者からの返信

    日向風さん、いつもありがとうございます。そしてまたコメントの描写が巧みで惚れ惚れしてしまいます…。同じに見えて、すれ違っている。けれども求める想いがあるから、いつか優しく結び合う。そんな救いがテーマでした。
    優しく温かなコメントをいただき、ありがとうございます。書いてよかったと報われる思いです…!

  • 3.冬から春への応援コメント

    素晴らしい短編でした。
    アレルギーや皮膚に関する症状って、子どもには本当に残酷ですよね。

    作者様の巧みな描写が、思春期の辛さを克明に描きだしていて本当に痛々しく感じました。
    よかったです。

    作者からの返信

    尾白さん!ご覧いただきありがとうございます。
    本当に…時が経てばよくなることであっても、子供の時の一瞬は大人になってからの一年より重いです。自分は悪くないからこそ余計に…。
    リアルに感じていただけて光栄です!コメントいただき、本当にありがとうございました。嬉しいです!

  • 3.冬から春への応援コメント

    コメント失礼します。

    手を通じて心が触れ合う物語に感動しました。

    桜都ちゃんは自分の手に対する劣等感や嫉妬を抱え、氷魚くんは血の気のない体質と感情で自分を俯瞰しながらも温かさを欲しがっていた。
    その対比が丁寧に描かれていて、綺麗な文体と相まって切なくもどこか幻想的な雰囲気がありました。

    「冷たい」の一言に怯える氷魚くんは、おそらく一生付き合っていかなければならない体質なのだと思います。
    そんな彼にとって、時間が経っても変わらない桜都ちゃんのあたたかな手が、ようやく歩き出せるきかっけとなる光になったのではないでしょうか。

    読み終えたあと、二人が手を繋いで歩いていくいつかの光景が浮かんできました。

    素敵な読書体験をありがとうございました。

    作者からの返信

    たーたん様、コメントありがとうございます。とても丁寧に読み取っていただけて、氷魚の言葉にはしない「欲」まで見つけてくださり感無量です。
    桜都の手は人よりひどい状態かもしれないけれど、氷魚が持たない「温もり」は持っている。
    氷魚は氷魚で、桜都が持てずにいる寛容と妥協を操り、息がしやすくさせてくれている。
    そんな2人がこれからも手を繋ぎ合っていけたら素敵ですね。
    共有してくださり、ありがとうございます!たーたん様の心に響いて幸せです。