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  • 第39話 〜約束の一日〜への応援コメント

     ひょっとすると、或いは、少しはエルドウルフ様は「じぇらしー」を感じているのでしょうか。そんな暇があったら、さっさと紋章を決めてフィーラが早く縫い始められるようにしませんと。王太子様!

    作者からの返信

    紫瞳鸛さま

    コメントありがとうございます。

    優先順位、合理性、効率を信条としているはずのエルドウルフですが、どうやら少しバグっております。
    しかも本人が無自覚なのが厄介ですね。

    巻き込まれるルーソルは少々気の毒ですが、兄貴分たち、特にフーガは楽しんでいる様子です。

    おっしゃる通り、王太子様には早くエンブレムを決めていただきたいところです。

  • 第16話 〜主導権の移動〜への応援コメント

    こちらの作品も見ていただき感謝します。
    まだ途中までしか拝読できていないのですが、まずは一旦ここまでの感想を。

    戦場の張り詰めた空気感や、エルドウルフが背負う「神力」のシビアな代償といった設定が緻密でよく練られていると感心しております。
    硬質で落ち着いた文章だからこそ、独自の世界観の重みがしっかりと描かれているんですね。

    続きもまた、マイペースに拝読させていただきます。

    作者からの返信

    ひととせ夙夜さま

    お読みいただきありがとうございます。

    また、☆とレビューまでいただきまして、大変嬉しく思っております。

    この物語は長編ですので、章ごとのまとめや登場人物紹介も設けております。
    読み進める際の助けになりましたら幸いです。

    ご無理のないペースで、またお時間のある時にお越しいただけましたら嬉しいです。

  • 第28話  〜静かなる拡張〜への応援コメント

    剣をペンに持ち替えても全く衰えない、エルドウルフの内政無双っぷりにシビれました!!いいなぁ、できる男!

    書類の数字だけで工程の矛盾を見抜き、役人たちを戦々恐々とさせるカリスマ性が最高に格好いいです。また工期短縮の裏で、フェギスノーラが人知れず貢献していた健気さにキュンとしました。自分についた予算の使い道も、エルドウルフのため、から始まりましたものね。

    腹心達も有能ですねぇ。
    裏で静かに、第三城壁も拡張させ、着々とこの地がエルドウルフの拠点となっていくのが見えてワクワクしました。この先も、人口も増え、豊かになりそうですね。

    作者からの返信

    裕武月紫さま

    コメントありがとうございます。

    実務面での有能さを、もっと自然に書けたら……と悩みながら進めていたので、伝わったようでほっとしております。

    フェギスノーラのお手伝いは、工期を百年短縮してしまう規模なので、後世ではきっと「エルドウルフの御業」として語られるのだと思います。

    五章は、四章を別角度から描いている章でもあります。
    合わせて楽しんでいただけましたら嬉しいです。

    領地運営、作者としてはもっと書きたいのですが、うっかりすると延々と街づくりを始めてしまうので、だいぶセーブしております(笑)
    きっと裕邑さまもお好きなジャンルですよね(ふふ)

  • 第11話 〜静かな帰路〜への応援コメント

    静謐な筆致が美しいです。
    第1話からの戦場での息つまるような緊迫感、フェギスノーラが降り立った後、臣下たちの驚嘆や動揺…淡々と書かれているのに、とても情感豊かで読みいってしまいます。
    エルドウルフのキャラクターも魅力的で、それぞれの臣下たちの彼への忠誠心が厚い理由が解ります。もう既にフェギスノーラに虜?のようですが、まさに夢にまで見た当のフェギスノーラは、実体は明らかになっているもののいまだとりとめのないような印象もあり、その儚さと危うさが、今後のエルドウルフとの関係で、どのように変化していくのか気になります。

    作者からの返信

    佐子八万季さま

    コメントありがとうございます。

    戦場から始まる物語なので、静けさの中にある緊張や、誰も声を荒げないまま揺れていく空気を大切に書いていました。
    そこを感じていただけて、とても励みになります。

    エルドウルフは、王になる者としての片鱗を持ちながら、まだ十八歳の青年でもあります。
    背負うものの重さと若さの危うさ、その両方を見ていただけたことが嬉しいです。

    フェギスノーラはまだ、人界に降り立ったばかりの存在です。
    行軍、王都、そしてクワルノーへと場所が変わる中で、彼女自身も少しずつ変化していきます。

    引き続き見守っていただけましたら幸いです。

  • 騎士たちが、内心ハラハラしながら、チラチラ気にしているのを想像して、微笑ましいなぁと思いました。みんな、姫様のことが気になるのですね。

    落馬し、フェギスノーラは初めて挫折をしましたね。
    「悔しい」と言う気持ちや体の痛みから、泣いてしまうシーンは、ほんとに、人らしい彼女が見えてよかったです。この世界に来たばかりの彼女ならきっとこうならなかったでしょうね。

    転んで、悔しくて、痛くても、すぐに立ち上がって走り出す子供達の姿から、諦めないことを学んでいっているのもいいです。誰かに何か言われるよりも、その姿から感じる方が、心の響くものだよなぁ、とこのエピソードを読んで改めて思いました。

    作者からの返信

    裕邑月紫さま

    コメントありがとうございます。

    フェギスノーラの「人間を知る」学習の半分は、子供たちから来ています。
    秩序や街を作る姿は大人たちから。
    そして、未完成で素直でまっすぐな子供たちからは、感情の動きや、意思や価値観を学んでいるのだと思います。

    馬場周辺にいる第二騎士団員は若い者も多いので、皆どこかお兄さんのような気分で見守っています。

    ものすごく先になりますが、この時の騎士たちの後日談も書いてあります。
    その時に、少し思い出していただけたら嬉しいです。

  • 第36話 〜黒を選ぶ理由〜への応援コメント

    「……もう、黒いよろいはいらない」
    からのフィーラの言葉、ちょっとうるってしちゃいました。
    すぐには無理。そんな簡単には捨てられない。当然でしょう。
    でも、多分わかってても今のフィーラはそう云う。
    全身全霊でそう云ってる感じがして、彼女のその言葉の切実さが胸に痛かったです。
    そしてエルドウルフも、フィーラの切実さを知ってもなお、彼自身の役割を全うしようとしていて。
    この二人の絆の尊さと、後半の微笑ましさで、胸が一杯になるエピソードでした。

    作者からの返信

    @SERIS-KOさま

    コメントありがとうございます。

    フィーラは、本当にそれだけしか思っていないのです。
    エルドウルフの背負うものや理念を汲んだうえではなく、「傷ついてほしくない」と、ただそれだけを願っています。

    そしてエルドウルフも、その思い自体は嬉しい。
    守られたくないわけではないのです。

    だからこそ、簡単には受け取れない。

    二人とも間違っていないからこそ、難しいのだと思います。

    なお、フィーラのぷんぷんは次回まで続いております(笑)
    どうぞ見守ってくださいませ。

  • 第24話 〜それでも、やる〜への応援コメント

    何かに挑戦して、その壁が高くてなかなか越えられず、それでも、諦めずに続ける……これは、まさしく人ならではの営みですよね。こうしてフェギスノーラは少しずつ、人の営みに触れ、自分自身もその営みに身を投じて、色々学ぶんでいくのね、としみじみ思いました。傷を治さず、その痛みを噛み締めているのも、すごく良かったです。

    彼女の神から人への歩みが本当に丁寧に描かれていて、すごい!と前のエピソードも含め、尊敬してしまいます。小さな積み重ねが本当に素敵です。

    そして、やっぱり殿下、イケメン!
    もう、寡黙な中に優しさをそっと潜ませるのはずるい!

    作者からの返信

    裕邑月紫さま

    コメントありがとうございます。
    令和ならパワハラ……いやいや(笑)

    でもエルドウルフは、馬に乗るなら必ず通る過程を、そのまま丁寧にやらせています。
    自分の力で鞍に上がること。
    できなくても、諦めずに続けること。

    時間を取って、自ら教えているところに、彼の優しさと責任感が出ているのだと思います。
    本当にずるいですね。

    フェギスノーラも健気に頑張っています。

  • 第38話 〜未完成な街〜への応援コメント

    フィーラに起こしてもらえなかった殿下に、思わずにやにやしてしまいました。前半のやり取りが可愛かったですし、後半の未完成の街の空気もとてもよかったです。

    作者からの返信

    丈王音羽さま

    コメントありがとうございます。

    フィーラ(正確にはネレア)に起こしてもらえなかったエルは結局腹心に起こしてもらってます。
    毎日です。
    六章一幕は、クワルノー城での“六人兄弟”のような関係性を積み重ねていこうと思っています。
    だからこそ、朝のやり取りや空気感を書いていてとても楽しかったです。

    未完成の街の雰囲気も感じ取っていただけて嬉しいです。
    これから少しずつ、人が増え、音が増え、形になっていくのだと思います。

  • 第38話 〜未完成な街〜への応援コメント

    エルドウルフが朝に弱くて、側近たちに起こされているのが意外でかわいかったです。

    みんなとのやり取りも楽しくて、朝の空気感が好きでした。

    そして、さらっと「ここを王都にする」と口にするあたり、やはりすごく俯瞰して物事を見ている人なんだなあと……。
    自然にそこまで見据えているのが印象的でした。

    作者からの返信

    水瀬理音さま

    コメントありがとうございます。

    エルドウルフは、城の中では安心して寝ています。
    寝過ごしても誰かが起こしてくれますし、執事長一家も「心落ち着く場所」になるよう、かなり気を配って整えているのです。

    側近たちとの朝のやり取りも、王子宮時代から続く日常ですね。昔は腹心全員でしたが、今は独身組で続いています。

    そしてクワルノーに関しては、第三城壁構想の時点で、既に巨大都市を前提に動いています。
    だからこそ、街の運営や整備も自然とその方向へ進んでいくのだと思います。

  • 第38話 〜未完成な街〜への応援コメント

    「エルドウルフは朝に弱い」
     おお、完璧王太子様の弱点が寝起きの悪さとは! でも城内のみということは、頼れる側近たちに安心して任せられる故なのですね。これはフィーラが起こしても変わらないのでしょうか。蜂蜜パン、美味しそうです!

    作者からの返信

    紫瞳鸛さま

    コメントありがとうございます。

    エルドウルフは昔から朝に弱いのです。
    アンリやルーソル、護衛騎士たちを信用しているからこそ、城では安心して眠っているのかもしれませんね。

    あと、本当に疲れているし、たぶん血圧も低いです。

    なお、フィーラは目覚まし機能としては、あまり性能が良くありません(笑)

    蜂蜜パン、美味しそうですよね。
    エルドウルフがあまり肉を食べてくれないので、料理長は日々いろいろ工夫しているようです。

  • 第21話 〜生きている音〜への応援コメント

    戦場から、民が生きている地を歩いて、少しずつ、人の心や生き様に触れて、学んでいくフェギスノーラの姿が、まさしく「神が人として生き始める」で、いいなぁと思いました。
    いきなり何もかも理解するのではなく、まだ、理解できずに「へん」ということも、「好き、だね」と今できる理解で頷くさまも、なんだか小さな子どもが一つずつ世界を知っていくようで、微笑ましいです。

    彼女についてくれるネレアもいいですね。
    付かず離れずの距離感で彼女の成長を見守ってくれているようで、彼女だからエルドウルフもフェギルノーラのことを任せたのだろうな、と感じました。

    作者からの返信

    裕邑月紫さま

    コメントありがとうございます。

    フェギスノーラは、「人間を知る」ことを始めたばかりで、言葉も感情もまだ拙いのです。
    だからこそ、一つひとつ見て、触れて、少しずつ理解を進めています。

    広場の子どもたちとの出会いは、その歩みをきっと早めることになると思います。

    ネレアを褒めていただけたのも嬉しいです。
    付かず離れずで支えられる、とても優秀な侍女ですので、ぜひ今後もお見逃しなく(笑)

    お星様ありがとうございます

  • 第35話 〜皆の明日〜への応援コメント

    子供の誕生に対するフィーラの思いが良かったです。
    失われる瞬間と生まれる瞬間、様々な思いがありますよね。その対比も良かったです。

    作者からの返信

    水無月氷泉さま

    コメントありがとうございます。

    フィーラはまだ、「生まれる」ということを正確には理解していません。
    だからこそ、その出来事は彼女に大きな影響を与えることになると思います。

    見守っていただけましたら嬉しいです😊

  • 「同じようになりたい、並びたい」と願うフェギスノーラの健気さと人と神たる己の差異に戸惑い流す涙がとても切なかったです。

    「頑張らなくていい」というエルドウルフの優しさが、彼女にとっては対等になれない拒絶に聞こえてしまう。そんな不器用なすれ違いが、言葉ではなく、繊細な触れあいでほどけていく描写が本当に美しいです。

    最後に、手を引くのをやめて「並ぶ速さ」に変えた時、彼女から力が返ってくる。新たな地で二人の関係はどう変化していくのかが楽しみです。

    作者からの返信

    裕邑月紫さま

    コメントありがとうございます。

    描写を美しいと言っていただけて、とても嬉しいです。(悩んだところだったので)

    この場面はマナ補給の場面でもあるのですが、それだけではなく、フェギスノーラが「同じようになりたい、並びたい」と願い、エルドウルフがそれをどう受け止めるかを書きたい回でもありました。
    優しさがすれ違いになってしまうところや、手を引くのではなく並ぶ速さに変えるところまで感じ取っていただけて、本当にありがたいです。

  • 第37話 〜祈りと刺繍〜への応援コメント

    黒を捨てるのではなく、黒の意味を変えるというフィーラの決意が、とてもいじらしくて美しかったです。

    「血を隠す黒」だったものを「ぶじでいてほしい」という祈りの色へ変えようとする姿に、フィーラらしい優しさを感じました。

    お腹に触れる場面も、静かであたたかくて好きでした。読後、胸の奥にやさしい灯りが残るようなお話でした。

    作者からの返信

    水瀬理音さま

    コメントありがとうございます。

    黒を捨てるのではなく、黒の意味を変える。
    フィーラなりの決意を感じ取っていただけて嬉しいです。

    「血を隠す黒」だったものを、「無事でいてほしい」と願う色に変えたい。
    まだ拙い彼女ですが、少しずつ周りの人たちを見て、触れて、人の営みや価値観を学んでいます。

    お腹に触れる場面も、あたたかく受け取っていただけて嬉しいです。
    今後も見守っていただけましたら幸いです。

  • 第34話 〜銀糸の残光〜への応援コメント

    ルーソルのイケメン回でしたね!
    要所要所で、必要な行為を自然にできるルーソルさん、女性にモテそうって思いました。
    店内の描写も美しくて、棚や差し込む陽光などをうっとり想像しながら拝読しました。
    そしてこのエピソードが29話に繋がるんですね。
    綺麗な構成です、すごい!

    作者からの返信

    @SERIS-KOさま

    コメントありがとうございます。

    ルーソルの“素敵さ”を振り撒く回でした(笑)
    人との距離の取り方が上手い子で、エルドウルフの陰に隠れがちですが、頭も剣も政治も数学もできる優等生です。
    結婚するなら、たぶん絶対ルーソルがいいですw

    宝石店の空気感も感じ取っていただけて嬉しいです。
    真鍮の鈍い光と静けさのある店を、どう描こうか悩みながら書いていました。

    そして、構成を褒めていただき嬉しいです

  • 第16話 〜主導権の移動〜への応援コメント

    前のepでフェギスノーラが圧倒された民衆からの期待や祈りを一心に受けたエルドウルフ。ここでも、首も膝も折らず、これまで積み上げてきた戦勝の実績とその力で、兄弟や貴族たちを黙らせる殿下の姿が最高に格好いいです。無駄に語らず、ただやるべきことを積み上げていく姿を見ると、支える側近たちもさらに信を置くでしょうね。

    「去ったのではない、盤上の外へ移ったのだ」と冷徹に現実を受け入れる第一王子ヨルダーネスも賢いですね。今後彼らとどのような駆け引きをしていくのかも気になります。

    王都という狭い盤面を飛び出し王太子領へ向かう彼らの今後が、楽しみです。

    作者からの返信

    裕邑月紫さま

    コメントありがとうございます。

    彼らの国は、周辺国とじりじり国境線の攻防を続けています。
    また、長く続いた国でもあるため、王家の権力だけで成り立っているわけではありません。

    ヨルダーネスは政の盤面は見られる聡い人です。
    だからこそ、ここで軍と民の求心力を持つエルドウルフを切ることはできませんでした。

    逆にエルドウルフと腹心たちも、その状況を利用してクワルノーへ移っています。

    エルをかっこいいと言っていただけて、作者冥利に尽きます。
    ありがとうございます。

    なお、第二王子は……そこまで聡くありません。

  • 第37話 〜祈りと刺繍〜への応援コメント

    黒の意味を変えていくのがいいですね。九月七日、注目してしまいます。まだ十八歳なのに、ほんと殿下、できる男ですね。

    作者からの返信

    丈王音羽さま

    コメントありがとうございます
    9月7日までにフィーラは刺し終えることができるのかーー。応援してあげてください。エルドウルフはできる男なのですが、じつは弱点があります。次回はそんなエピからスタートします😊

  • 第37話 〜祈りと刺繍〜への応援コメント

     率先して前に立ち続け、尚且つ後ろを気に掛けるエルドウルフの覚悟と高潔さを改めて感じました。そんな彼も、ひょっとしてジュリア様には頭が上がらないのかも。そんな温かな空気感を味わえました。新しい紋章も楽しみです!

    作者からの返信

    紫瞳 鸛さま

    コメントありがとうございます

    新しい紋章は、ちょっと先のお話で語らせていただきます。お待ちくださいね。ジュリアは歳の離れた優しいお姉さんです。(ここだけの話ですが、エルドウルフが頭が上がらないのは、実はネレアなのです)

  • 自国内に戻った兵たちが、日常の温もりや体温を取り戻していく描写がとても良かったです。

    昔の失敗談でルーソルと張り合うエルドウルフの素の姿や、亡き第二王妃の『もったいない』という教えを大切にしているゴディエたちの会話。そうした目の前の人の営んできた日々を、フェギスノーラが逃さないようにじっと見つめている姿が印象に残りました。

    ラスト、温かいスープや湯浴みで生還を実感し、涙を流して「心が軽くなっている」兵たち。その感情の名前はまだ知らなくても、エルドウルフの心の軽さと共にそれを真っ直ぐに受け止めた彼女の言葉が、優しく胸に響くお話でした。

    作者からの返信

    裕邑月紫さま

    コメントありがとうございます☺️

    戦争が終わり、自国へ兵を戻すことができて、ようやく息をつけるようになったエルドウルフと腹心たち。
    その時に語られた昔話でした。
    ちなみに、火おこし失敗談はエルが6〜7歳くらいの頃のことです。

    まだ人界に降りたばかりのフェギスノーラは、価値観や会話から心情を読み解くことが得意ではありませんでした。
    それでも、皆の心が軽くなる大事なことなのだと、覚えようとしていました。

    兵たちは王都目前で予想外の厚遇を受けて、ほっとして涙しました。
    けれど本当の終戦は、きっと自分の家に戻れて初めて実感できるのでしょうね。

    深く読んでいただけて大変嬉しいです。

  • 第36話 〜黒を選ぶ理由〜への応援コメント

    フィーラの怒りがまっすぐで、とても印象的でした。エルドウルフが傷つけられたくない気持ちがそのまま出ていて、可愛さと切なさがいっしょにありました。
    二人の雰囲気も温かいです。

    作者からの返信

    丈王音羽さま

    コメントありがとうございます。
    フィーラはまだ感情の整理や言葉選びが上手ではないので、怒りもまっすぐ出てしまいます。
    でも、それだけエルドウルフに傷ついてほしくなかったのでしょうね。
    エルドウルフもありがたいと思いながらも、「受け取れない」と線をひきました。

    二人の空気を温かいと感じていただけて嬉しいです。

  • 第36話 〜黒を選ぶ理由〜への応援コメント

    私が守るよ、と言われて、エルドウルフもちょっとまんざらでもなかったですよね。

    でも彼は責任ある立場の人だから、簡単には頷けない。
    黒を選ぶ理由も、すごく彼らしくていいですね。

    フィーラの「血なんて見たくない」が、純粋で、かわいさと切なさがありました。戦のない世界になってほしいなと思います。

    あと、エルドウルフとフィーラの間に流れている空気、私はいつもどこかロマンチックだなと感じます。
    冒頭の邂逅の頃から、ずっとそういう静かな雰囲気がありますよね。

    つまり素敵ないちゃらぶ回でした。ありがとうございます。

    作者からの返信

    水瀬理音さま

    コメントありがとうございます。

    フィーラはまだ精神年齢的に幼いところがあるので、言いたいことを言って、怒って、そのまま寝たりもします。
    自由奔放で、少し言うことを聞かないペットのようでもあり……エルドウルフにとっては、案外癒しになっているのかもしれません。(本当でしょうか)

    戦を減らすために、エルドウルフも頑張っているのですが、長い物語ですので、そこへ辿り着くにはまだまだ時間がかかりそうです。

    なお、二人は基本的に“置き型の安眠グッズ”同士ですので、どうぞご安心くださいませ。

  • 第36話 〜黒を選ぶ理由〜への応援コメント

     こ、これは……二人の設定を知らねば、もはや新婚夫婦の睦言ではございませんか? らぶらぶの。らぶらぶでございます!

    作者からの返信

    紫瞳 鸛さま

    コメントありがとうございます。

    おっしゃる通り、かなりらぶらぶ回になってしまいました。
    ただ、基本的にはお互いをそばに置いておきたいだけの安眠グッズ状態ですので、どうぞご安心くださいませ。

    ……たぶん。

  • エラン、流石です。
    王太子の腹心たちが優秀なのも、見ていて気持ちがいいですね。

    フィーラの「……だめ、だった?」という問いが、きゅんとするくらい愛しいです。
    そして、刺繍を見た瞬間から、やりたいって言うよねコレは!と思いました。
    エルドウルフの為にどんなデザインを選ぶのか、気になります。

    作者からの返信

    @SERIS-KOさま

    コメントありがとうございます。

    信じがたい奇跡も、「殿下の神力」と言い切ってしまえば、民は「そういうものなのか」と受け取ってくれる。
    そこを突いたエランのファインプレーでした。
    実際には、エルドウルフにそんな力はございません。

    フィーラはまだ、やってよいことの度合いが分かっていないので、まだまだ勉強が必要ですね。

    刺繍に関しては長い道のりになりそうです。
    なにせ、まだ指に針を刺しまくっておりますので……。
    女性の手仕事にはおしゃべりもつきもの。
    フィーラもまた、新しい世界に触れていくことになると思います。

  • 第8話 〜王の器〜への応援コメント

    エルドウルフの器を見せられ、否、器に魅せられ、ヘルドラはこちらへと飛び込んできそうですね。見てしまった者は戻れない……まさしく、エルドウルフは、人の心を捕らえる王たる器を持っているのでしょうね。うーん、かっこいい!

    フェギスノーラが、人の世界に降り立ち、少しずつ、人としての情を知っていく様も、この先の彼女の変化を予感させ、興味深かったです。

    作者からの返信

    裕邑月紫さま

    コメントありがとうございます。

    ハンサンは、同盟国の力なくしては立ち行かない戦況でした。けれど国王は、その現実を正しく見られていません。
    求心力を失った王家に仕えるヘルドラにとって、エルドウルフは眩しく映ったのでしょう。そして、その変化をエランは見抜いていました。

    エルをかっこいいと言っていただけて嬉しいです。


    一方で、フェギスノーラの「人を知る旅」は、まだ始まったばかりです。

    長い物語になりますが、見守っていただけましたら幸いです。

  • 第35話 〜皆の明日〜への応援コメント

    コメント失礼します。

    エルドウルフが子どもの頃から側にいたゴディエやルーソルたちとの対話は、やはり歳月による信頼と言いますか、とても自然なやわらかさが漂ってますよね。
    対話からそのような親和を感じたものです。

    子が生まれることにおけるフィーラの反応は印象的ですね。
    失われる瞬間を数多く見てきたからこそ、誕生に対し感じ入るものがあったのでしょう。

    そしてこの場を借りて、とてもステキなレビューをくださいましたこと、心より感謝しています。
    「ワン☆ダーランド」…まさにぴったりでとてもステキです!
    このあと、何度も読み返しそうです。
    本当にありがとうございました✨

    作者からの返信

    照春さま

    コメントありがとうございます。

    腹心たちは、エルが離宮で育った頃からの仲なので、公の場以外では「エルドウルフ」と呼ぶ兄のような存在でもあります。
    その自然な距離感を感じ取っていただけて嬉しいです。

    フィーラにとっても、「生まれる」という出来事は新しい世界を広げるものになりそうです。

    また、レビューのお言葉もありがとうございます。とても光栄です。

  • 第35話 〜皆の明日〜への応援コメント

    フィーラが“生まれる”ことに静かに心を寄せるところが印象的でした。
    そして最後の名付けのくだりに思わずほんわかしました。

    作者からの返信

    丈王音羽さま

    コメントありがとうございます。

    エランにとって初めての子供なので、エルドウルフも責任重大ですね。
    そしてフィーラにとっても、「生まれる」ということに触れる、大きな出来事になりそうです。

    名付けの行方も、見守っていただけたら嬉しいです。

  • 「光を背負う」という神々しいタイトルに対し、中身は「泥臭い執念」と「削り取られる命」の物語。そのギャップが非常にドラマチックです。

    作者からの返信

    てっぺいさま

    コメントありがとうございます

    タイトルとのギャップを感じ取っていただけて嬉しいです。

    命のやり取りがある作品ですので、そこはできるだけ真摯に、重く描きたいと思っています。
    主人公は戦争だけでなく、今後もさまざまなものと対峙し、選択していきます。

    見守っていただけましたら幸いです。

  • 第29話 〜フィーラ〜への応援コメント

    他の方々もコメントなさっていますけど、本当に今回は尊い回でした!

    いつの間にか、エルドウルフの知らないフェギスノーラがいて、王太子がちょっと個人的な感情をゆらめかせてしまうの、良いですね……✨
    彼女が「内緒」とかいうの、すごく好き💕

    風景の描写が限りなく美しくて、そこにいる二人の言葉やささやかな仕草にも、光が宿っているような気がしました。
    読んでいる方も、時の経過を忘れてしまうような、穏やかで満ち足りた時間でした。

    そして、名付け!
    「人の手では育たない花」というエルドウルフの選択が見事すぎます。
    彼によって名前を与えられ、神さまはこの世界の存在として再定義されたのですね。
    彼女が「わたしは、フィーラです」と声にした時、本当に新しい時計が動き始めたような感動がありました!

    作者からの返信

    @SERIS-KOさま

    コメントありがとうございます。

    第29話は、とても思い入れの強い回でした。
    この世界の綺麗なものを、今の二人のために贈りたいと思いながら書いたので、風景や時間の流れまで感じ取っていただけて本当に嬉しいです。

    エル以外の人々は「姫さま」と呼べましたが、彼だけは彼女をどう呼ぶのか決められず、困った末に名前を与えました。
    その瞬間から、たしかに新しい時計が動き出したのかもしれません。

    そして、エルの腕……実はずっと我慢していたので、かなり痺れていたと思います。

    お星さまありがとうございました!

    編集済
  • 第24話 〜それでも、やる〜への応援コメント

    エルドウルフ、いいですね。
    この最後のセリフが全てでしょう。
    よく頑張った、からの、明日も続く。静かなのに熱いですね。

    作者からの返信

    水無月 氷泉さま

    コメントありがとうございます。

    フェギスノーラが「同じように並びたい」と望み、エルドウルフはそれに応えました。
    だからこそ、手加減はしなかったのだと思います。

    厳しい指導を最後の「良く頑張ったな」で帳消しにする、少しずるいセリフでした。

  • 枯れた薔薇を咲かせ、空を飛ぶ圧倒的な神の力を見せつけながらも、エルドウルフの胸の厚みに無邪気に触れるフェギスノーラの二面性に魅了されました。

    人界ではマナを得られな事にした、エルドウルフからしかマナを得られない、というあまりに重く、甘い枷。神としての理を書き換えてまでエルドウルフを助けることを選んだ彼女の覚悟が、拙い言葉の端々から伝わってきて、その純粋さが美しいと感じます。

    あの夢での「エル」と呼ばれていた記憶、そして、今、目の前にいるフェギスノーラがどのような関係なのか、これから少しずつ解き明かされるのでしょうか。楽しみにしています。

    作者からの返信

    裕邑月紫さま

    コメントありがとうございます。

    拙いフェギスノーラの言葉を、丁寧に汲んでいただけて感無量です。

    エルドウルフが「エル」と呼ばれた記憶。
    過去の誰かと、今ここにいるエルドウルフを、彼女自身がどう理解しているのか。
    そして、なぜ理を結び直したのか。

    そのあたりは物語の柱の一つですので、ゆっくり書いていけたらと思っています。

    今後も見守っていただけると幸いです。

  • 第27話 〜幸福な多忙〜への応援コメント

    エルドウルフの施政者としての能力発揮のシーンを拝める幸せ……
    役人、本当に失礼だな。命知らずなやつめ。エルドウルフだから済んでるけど。
    腹心たちの会話が、深い信頼と気がおけない感じがしてすごく好きです。

    作者からの返信

    @SERIS-KOさま

    コメントありがとうございます。

    役人さんたち、今後も無事だと良いのですが……。
    エルドウルフも通常運行ならわりと心は広いのですが、さて、どうなることか。

    腹心たちの個性や、エルドウルフとの距離感も、今後しっかり書いていきたいと思います。

  • フェギスノーラが、むっとしたのは初めてのような気がします。
    少しずつ見せる感情の幅のようなものが、また愛おしくなりますね。
    そして彼女の決意が周囲に伝わっていく空気感にも、甘くも冷たくもない心地よさを感じます。

    作者からの返信

    @SERIS-KOさま

    コメントありがとうございます。

    日課のお散歩の中で、フェギスノーラは少しずつ人々を観察し、広場では子供たちとの触れ合いも始まりました。
    その中で、感情もゆっくり表に出るようになってきたのだと思います。

    騎士たちは職務中なので表立って構うことはできませんが、内心では皆「お兄ちゃん」の気分で見守っています。

  • 第34話 〜銀糸の残光〜への応援コメント

    ルーソルさんのさりげない頼もしさが今回もとても素敵でした。お店で必要なときにすっと前に出る感じもスマートで、フィーラとのやり取りも微笑ましく、銀糸のお礼がまた嬉しい場面でした。

    最後もちょっとあやしくて、思わず続きが気になってしまいました。

    作者からの返信

    丈王音羽さま

    コメントありがとうございます。

    ルーソルのさりげなさ、感じていただけて嬉しいです。
    ちなみに彼は、整った容姿と家格の高さ、細やかな気遣いで、ご令嬢方からの人気も高い人です。

    銀糸のお礼や最後の空気感も含め、続きを見守っていただけましたら幸いです。

  • 第24話 〜それでも、やる〜への応援コメント

    フェギスノーラが可愛くて愛しすぎます……
    そして殿下の態度が言葉が、イケメンすぎる!

    アホな感想しか言えなくてすみません💦

    作者からの返信

    @SERIS-KOさま

    コメントありがとうございます。

    ネレアの言う通り、エルドウルフは男女で扱いを分けません。
    以前の「馬に乗るなら抱えればいい」という考えも、フェギスノーラが「同じように並びたい」と望んだことで、彼の中では変わりました。
    だからこそ、今回は少し厳しかったのだと思います。

    でもフェギスノーラは、痛みを消さず、諦めず、自分の足で立とうとしました。
    エルが最後に「良く頑張ったな」と言ったのは、きっとそこを見ていたからなのだと思います。

    可愛いと言っていただけて嬉しいです!

  • 第21話 〜生きている音〜への応援コメント

    フェギスノーラがネレアと城内を見回り、衛兵の笑顔、女店主のおまけ、騎士たちの無言の圧……それぞれを丁寧に受け取っていく様子がとても温かくて、読みながら胸がほぐれていきました!
    「生きている音」という執事長ダンマルタン伯爵の言葉が、この話全体を貫くテーマになっていて圧巻です。
    うるさく、乱雑で、疲れを知らない城の喧騒が「エルドウルフが示す明日への確信」に支えられているという描き方が、彼が築いてきたものの大きさをじわじわと実感させてくれます。
    フェギスノーラが「好き、だね」と小さく結論を出す場面がとても微笑ましく、人の世界の中で言葉を覚え、感情を分類していく彼女の成長が静かに光る素晴らしい一話でした!

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます。

    フェギスノーラは毎日、城内や城下を散歩しています。
    「会いにきただけ」だった彼女が、「同じことをして、並びたい」と願いを変えたことで、人間を学ぼうとしているのだと思います。

    まだ言葉も感情も拙いですが、日々の中で少しずつ何かを吸収しています。
    そこにはネレアや、その父ジョフロアの支えもありました。

    彼女の成長を見守っていただけましたら嬉しいです。

  • クワルノーへの到着早々、城門の詰まりに自ら飛び込んで現場を瞬く間に整えるエルドウルフの姿が、もう格好よすぎて胸が熱くなりました!
    「遅れた分は城が買い取る」というたった一言で商人たちの空気を変える場面に、単に指示するのではなく「帳尻をつける」ことを自然とやってのける政治家の嗅覚が滲み出ていて圧倒されます。
    母ミレーヌがこの地を選んでいた意図を今になって深く理解する場面も渋くて素晴らしかったです。
    美しい景観だけでなく、地形の戦略的価値まで見抜いていた母の慧眼の深さが、エルドウルフという人物の土台を静かに照らし出していて、御二人の絆が胸に沁みる一話でした!

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます。

    本来のクワルノーは城門が詰まる造りではないのですが、この頃は急速に発展している最中なので、あちこちで処理が追いつかなくなっています。

    エルの母ミレーヌは、エルドウルフやルーソル、腹心たちにも大きな影響を及ぼした王妃でした。
    彼女が何を見ていたのかも、今後少しずつ紐解かれていくと思います。

    引き続き見守っていただけましたら嬉しいです。

  • 第18話 〜人の街〜への応援コメント

    祝勝祭の喧騒の中で、エルドウルフがフェギスノーラの変化にそっと気づいて歩幅を緩め、路地へ連れ出す場面が胸に刺さりました!
    声ではなく「背中で道を作る」という描写が、王太子としての覚悟と彼女への気遣いを同時に伝えていて本当に素晴らしかったです。
    圧倒されながらも「楽しかった」と言えるフェギスノーラと、「無理をさせた」と静かに詫びるエルドウルフの間にある信頼感が、この一話でぐっと深まったように感じます。
    フーガたちが裏で動く場面との対比も絶妙で、王都離脱への緊張感と、この二人だけの穏やかな時間が美しく共存していて圧倒されました!

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます。

    フェギスノーラはまだ人として生きることに不慣れで、急に走らされるわ、急に人混みに連れ出されるわ、急にパイを食べさせられるわ……となかなかの受難でした。

    エルドウルフとしては、街と人を見せたい思いと、等身大の気遣いの両方があったのですが、まだ少し足りていませんでしたね。

    二人の距離や、裏で動くフーガたちの緊張感まで汲み取っていただけて嬉しいです。


  • 編集済

    ルーソルさん、さりげなく頼もしくてかっこいいです。前のお話の殿下を思い出して、ちょっと将来、あらあらな予感がしてしまいました。

    (追記)
    ああっ、前日譚だったのですね……! 気がついておりませんでした。失礼しました💦

    作者からの返信

    丈王音羽さま

    コメントありがとうございます。

    この回は第29話〜フィーラ〜の前日譚となっています。
    ルーソルは会話や物腰で相手との距離を取るのが上手い人物で、さりげなく支えることのできる人です。

    エルとは幼馴染で、兄弟のように育ってきました。
    だからこそ、あの距離感にエルが少しざわっとしてしまうのかもしれませんね……。

    今後も見守っていただけましたら幸いです。

    (追記)
    いえいえ💦そう書いてない作者が悪いのです
    次回34話が29話のルーソルサイドの話になります。

    ご期待下さい

    編集済
  • コメント失礼します。
    ここまで楽しく読ませていただいております。
    エランの洞察が映えるところが、読んでて心地よかったです。
    まさにタイトルのとおり「労働には対価がある」でしたね。

    そして無事を祈って針を持つことに、重みを感じました。
    さてフィーラはどんな刺繍になるのか、とても気になりますね。
    楽しみにしております。

    作者からの返信

    照春さま

    コメントありがとうございます。

    腹心の年長組であるエランは、理性的で頭の回る常識人として描いています。
    今回の機転は、エルドウルフの知らないところで「彼の御業」が後に語られる形になっていく、28話の別側面のお話でした。

    フィーラの刺繍も、物語の進行とともに少しずつ進んでいきます。
    まずは次回、金糸を買いに行くところからですね。

    引き続きお楽しみいただけましたら幸いです。

  • 初めてコメント失礼致します。

    戦の道具のように、ただ消費されるだけだったエルドウルフの孤独が、彼女の体温に触れた瞬間に一気に溢れ出したようで胸が熱くなりました。神を敬うことすら忘れて「俺の神さまだ」と執着する姿や、迷わず口づけでマナを分けようとする必死さに、彼がようやく見つけた「一人の人間としての救い」が詰まっていて切ないかったです。

    そんな危うい彼を、呆れながらも衝立一枚の距離で見守り、雑魚寝して支える腹心たちの絆が、この物語のもう一つの救いですね。彼女が目覚めて、どのような会話がなされるのか、引き続き楽しく読ませていただきます。

    作者からの返信

    裕邑月紫さま

    コメントありがとうございます。

    深く読み取っていただけて、とてもありがたいです。
    エルドウルフは自身の生き方に感傷を抱いておらず、そう在るものとして戦場に立ってきました。
    けれど、唯一の執着は「神」に会うことだったのだと思います。

    また、腹心たちとの関係性も、この物語の大切な軸の一つです。
    引き続き見守っていただけましたら幸いです。

  • フーガが夜明け前から単騎で駆け抜け、裏街道を使って王都の「盤面」を整えていく姿が、息もつかせぬテンポで描かれていて鳥肌が立ちました!
    「凱旋は派手に。主役だけを奪う」というフーガとロワール太公の緻密な策略が、静かなのにこれほど凄みを持っていることに唸らされます。
    ヨルダーネスが越権した者をその場で即座に断じる場面も圧倒的で、彼の王としての器が力強く際立っていました。
    戦場の外でこれほど深く政治の歯車が動いている構造が見事で、この作品の重厚さに改めて圧倒されました!

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます。

    凱旋で王都を「熱に浮かされる街」にするよう主導したのは、フーガ、そしてロワール太公率いる王太子派でした。

    戦場の外でも、凱旋の裏側では政治の歯車が静かに動いています。
    王家、貴族、民衆のバランスを取る役割を投げられたヨルダーネスも、なかなか大変だったと思います。

  • 第15話 〜英雄の帰還〜への応援コメント

    凱旋の表舞台で光り輝くエルドウルフと、馬車の中で群衆の「願い」の重さに押しつぶされそうになるフェギスノーラの対比が衝撃的で、思わず息をのみました!
    「中央では英雄が光の中を進み、後方では神がその光の重さに押しつぶされていた」という最後の一文が、この章の核心を美しく貫いていて圧巻です。
    オリビエが静かに馬車に寄り添う場面の細やかな優しさにも胸を打たれました。
    神が受け取る「信仰の重さ」というテーマが、これほどリアルに、これほど切なく描かれていて、本当に素晴らしいです!

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます。

    オリビエ!見つけていただけて嬉しいです。わりと登場しているのですが台詞が少なく、気づいていただけてありがたいです。

    信仰と神、願いと奇跡――軽さと重さ。
    その揺らぎを、これからもじっくりと描いていけたらと思っています。

  • 第13話  〜境界を渡る〜への応援コメント

    ネルマへの国境越えと異国の街の描写が鮮烈で、一気に引き込まれました!
    香辛料の香りや色彩が行間から溢れ出すようで、旅の空気感がリアルに伝わってきます。
    フェギスノーラが神官の視線を受けて「かるい」と呟く場面が深くて、信仰の形の違いを通して彼女の存在の重さが際立つ構図が見事です。
    エルドウルフが橋の上で「まだ途中だよ」と静かに答える一言に、この旅が背負うものの重さが凝縮されていて、胸が熱くなりました!

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます。

    ネルマは、なんとなく『あの国』の空気感をイメージして描いていました。

    大河を渡ると、国も文化も信仰も価値観も変わる。
    そしてニカもまた、自国であっても故郷ではなく、通過点に過ぎません。

    その違いと旅の重さを感じ取っていただけて、とてもありがたいです。

  • コメント失礼します。
    練習場の光景はとても鮮明に描かれており、朝に漂う場の緊張感がひしと伝わってきました。
    本当に蹄の音や号令が届いてくるかのようで、じつに読み応えを感じました。
    そして細やかな心の描写。
    最後の「大丈夫」という言葉がとても印象的です。
    まさに話のタイトルどおり「触れるということ」が重要な意味を持つ回でしたね。
    あと、わたくしのところへお越しいただき、お星まで頂戴して恐縮でございます。
    わたくしも引き続き丁寧に読ませていただきたいと思います。

    作者からの返信

    照春さま

    コメントありがとうございます。

    フェギスノーラの馬に乗ることへの期待と、騎士たちの異様なまでの緊張感、その対比を書きたかった回でした。
    情景や空気感を感じ取っていただけて、とても嬉しいです。

    また、照春様の作品も毎回ほっこりしながら拝読させていただいております。
    引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  • RE:ANNE(リアン) さま。
    なんというか、好きなものが一緒の気配がございます!

    フィーラがどんな刺繍の図案を選ぶのか、楽しみにしています。

    作者からの返信

    丈王音羽さま。

    私も……感じておりました(*^^*)

    フィーラはまだ針仕事をしたことがないので、不安しかありませんが、頼もしいお姉様方がきっと導いてくれるはずです。

    どんな刺繍の図案を刺すのか、今後も見守っていただけましたら嬉しいです。

  •  無事を祈る、護りの刺繍。この世界にも素敵な風習があったのですね。フィーラが殿下に刺すのは、どのような意匠なのか……楽しみです!

    作者からの返信

    紫瞳鸛さま

    コメントありがとうございます。

    意匠そのものに辿り着くまで、実はなかなか長い道のりになりそうです。
    頼もしいお姉様たちもおりますので、きっと助けてくれるはず……?

    どのような刺繍になるのか、今後を見守っていただけたら嬉しいです。

  • 第10話 〜選択〜への応援コメント

    第一章全十話拝読しました。
    しっとりした文章で紡がれた壮大な物語ですね。
    生死を扱う異世界系戦記物ということで多彩なキャラがこの先も登場すると思いますが、それぞれに個性があって生き生きとしていました。
    この先の展開で何が待っているのか、楽しみです。

    作者からの返信

    水無月 氷泉さま

    コメントありがとうございます。
    第一章全十話をお読みいただけて、とても嬉しいです。

    一章は、戦場と戦後処理を中心に描いた章でした。
    二章、三章、四章ではまた少し違う印象の物語になっていくと思います。

    引き続き楽しんでいただけましたら幸いです。

  • 第12話、行軍の休憩で川を見つめるフェギスノーラの描写がとても美しかったです! 「見てると……時間が、動いてる」という言葉のシンプルさと深さに、思わずはっとしました。
    ルーソルとの穏やかな対話を通じて「川は国を分ける場所でもあり、繋げる場所でもある」という言葉が重なっていく構成が見事で、人と神の関係性、そして国と人の在り方まで静かに照らし出しているようで圧倒されます!
    戦の重さを背負いながらも、こうした繊細な場面を丁寧に織り込んでいる点が、この作品の大きな魅力だと感じました。

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます。

    ハンサン、ネルマ、シュバリエには、すべて大河セシールが流れています。
    隔てるものでもあり、繋ぐものでもあり、急で、緩やかで、人の営みを運んでいくものでもあります。

    今後もセシールは、彼らの前に圧倒的な存在として在り続けます。
    深く読み取っていただけて、とてもありがたいです。

  • 第11話 〜静かな帰路〜への応援コメント

    第11話、勝利の後の静かな行軍の描写に、深く胸を打たれました! 「終わったから、数える時間が戻る」というエルドウルフの言葉が、戦場に立つ者が普段抑え込んでいるものの重さを静かに示していて、とても印象に残ります。
    フェギスノーラが「なぜ皆黙っているの?」と純粋に問い、それを静かに受け止めるエルドウルフの姿が、二人の関係性の深まりを美しく描いていました。
    「着くことが一番だから」という言葉に込められた、速さより命を優先する王太子の在り方がさりげなく示されていて、この作品の持つ重みと温かさが凝縮されていました!

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます。

    ここから、自国の王都へ戻る行軍が始まります。
    物語の流れ上すべては書いていませんが、実際にはいくつかの隊に分かれ、すでに出発している部隊もあり、帰還する兵の数はとても多いです。

    戦に勝つことだけではなく、生き残った者を王都へ連れ帰るところまでが自分の責務だと考えるエルドウルフの在り方を感じ取っていただけて、とてもありがたいです。

  • 第9話、「だって、エルドウルフだから」という一言に、思わず胸が詰まりました! 国でも王位でもなく、一人の人間を選んだと腹心の前で明らかになる場面の静かな衝撃が、とても丁寧に描かれていて圧倒されます。
    エランとゴディエが跪く所作の重みと、フェギスノーラの言葉の純粋さのコントラストが絶妙で、この作品の核心がここにあるのだと強く感じました。
    「ただの一人の人間として、神に選ばれている」というエルドウルフの立ち位置の孤独さと誇らしさが同時に伝わってきて、素晴らしい場面でした!

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます。

    神に選ばれた、神託を受けた、という形であれば、腹心たちもまだ腑に落ちたのだと思います。
    けれどフェギスノーラは、国でも王位でもなく、ただ「会いにきただけ」と言いました。

    本人にとってはただの事実でありながら、周囲にとっては世界の前提が変わるほどの選択だったことを感じ取っていただけて、とても嬉しいです。

  • 第8話 〜王の器〜への応援コメント

    エルドウルフが死者の名を一人ずつ呼び、触れ、覚えていく「鎮魂」の場面に胸が締め付けられました!
    感傷ではなく、王としての責任として死を刻むその在り方が、ヘルドラの目を通して「王の器」として結晶化される流れがとても見事でした。
    「帰ろう、家族が待っている」という言葉が嘘ではなく"未来を語っただけ"というエルドウルフの覚悟の深さに、圧倒されました。
    フェギスノーラがコマドリを見て何かを覚えようとする場面との静かな対比も美しく、この作品の重層的な豊かさを改めて感じた一話でした!

    作者からの返信

    財務白関さま


    コメントありがとうございます。

    『王の器』は、エルドウルフが考える王の姿、その外郭を示す回として書きました。

    死者の名を一人ずつ呼び、触れ、覚えていくことは、彼にとって感傷ではなく、王として背負うべき責任なのだと思います。

    一方でフェギスノーラには、命が失われることや、弔うことの意味がまだ分かっていません。コマドリの場面との対比も書きたかった部分なので、そこまで感じ取っていただけて本当にありがたいです。

  • 第7話 〜虚飾の食卓〜への応援コメント

    虚飾に満ちたハンサン王の饒舌と、エルドウルフの静かな圧倒的な存在感の対比がとても鮮やかで引き込まれました!
    フェギスノーラが「多い」「ハンサン」と素朴に言い切る場面が胸に響いて、彼女の純粋さが戦場の現実をより鋭く照らし出す構図が見事でした。
    エルドウルフが淡々と戦死者算定と砦の修復を求める場面は、英雄としての華やかさよりも、王になる者の責任と覚悟が滲み出ていて素晴らしかったです。
    会議を静かに掌握し席を立つ姿に、のちの王としての姿が確かに見えた気がしてとても胸が熱くなりました!

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます。

    第7話は、最初はハンサン王の自慢話もエルドウルフの切り返しもかなり長く、作者が楽しみすぎてはいけない……と我に返って半分ほど削った思い出があります。

    エルドウルフにとって一番大事なのは、ミッドガロンからの防衛と、戦後をどう立て直すかでした。ハンサン王には、なかなか伝わらないようですが……。

    フェギスノーラの「多い」「ハンサン」は、神の視点で巡る輪に乗った魂を見て、ハンサンの人が多い、と言っています。

    そこまで汲み取っていただけて、とても嬉しいです。

  • フェギスノーラが力を取り戻し、枯れた薔薇を咲かせる場面の美しさに思わず息をのみました!
    高空での二人のやりとりで、フェギスノーラが「理を変えた、エルドウルフだけ」と告白する場面の重さと温かさが胸に刺さります。
    拙い言葉だからこそ、その一言がどれだけ大切な決断だったかが伝わってきて、とても素晴らしかったです。
    「今は、いらない」という返しの絶妙な間も含め、二人の関係の機微がとても丁寧に描かれていて大好きな一話です!

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます。

    エルドウルフが初めて空に上がり、神と向き合う場面として、頭の中にある映像をどう文章に落とすか四苦八苦しながら書いた回でした。

    フェギスノーラの拙い言葉や、理を「唯一」エルドウルフへ結び直したことを汲み取っていただけて、とても嬉しいです。

    二人の関係の機微まで丁寧に読んでくださり、本当にありがとうございます。

  • 第7話 〜虚飾の食卓〜への応援コメント

    コメント失礼します。

    ここまで、エルドウルフとフェギスノーラの姿に、痛みや美しさや尊さを感じていましたのに、ハンサン王があまりに空気読めなすぎて俗物すぎて、ちょっとショックを……。
    同盟国とはいえ、彼らが払った犠牲は、一体何のためかと思うとやりきれないです。
    あくまでも淡々と用件を終えるエルドウルフ様が立派すぎる。

    作者からの返信

    @SERIS-KOさま

    コメントありがとうございます。

    ハンサン王は、沈みゆく王国の象徴として描きました。
    国は一人で作れるものではありませんが、一人で壊すことはできてしまうのかもしれません。

    その中で、エルドウルフが何を見て、どのような王の姿を目指していくのか。
    読み進める中で感じ取っていただけましたら幸いです。

  • 第2話 〜最初の異変〜への応援コメント

    コメントを失礼します。
    こちらの作品を拝読いたしました。
    まだ読みはじめではありますが、あらすじの内容にとても惹かれるものを感じました。
    異世界ものは好きなのでゆっくり楽しませていただきますね。
    わたくしのところへお越しくださいましてありがとうございました。
    心より応援しております。

    作者からの返信

    照春さま

    コメントをありがとうございます。

    あらすじに惹かれたとのお言葉、とても嬉しいです。
    お時間のあるときに、ゆっくり読んでいただけたら幸いです。

    あらすじは本編公開分にあわせて、2章・3章・4章と順次近況ノートにもまとめていく予定ですので、よろしければそちらも参考にしていただけたら嬉しいです。

    こちらこそお越しいただき、ありがとうございました。

  • エルドウルフが神さまの元を離れず、ただそばにいる姿が、何よりも雄弁に物語を語っていて素晴らしかったです!
    腹心たちが事情を飲み込もうとする真剣な場面にも笑いがにじみ出ていて、「神さまのマナが弱い」とうなだれるエルドウルフの声には胸が痛みました。
    マナを分け与える方法をめぐる五人のやりとりに、この作品らしい人間味があふれていて大好きです。
    神の手を握ったまま意識を失うエルドウルフの描写が、言葉にできない温もりを画面いっぱいに広げてくれて、凄絶な優しさで一話が結ばれました。

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます

    神さまのマナの話は、深刻な状況でありながら、腹心たちが必死に現実へ落とし込もうとする場面でもあったので、人間味を感じていただけたことが本当にありがたいです。

    手を握ったまま意識を失う最後は、彼が何を優先したのかを描きたかった場面でした。
    丁寧に読んでくださり、ありがとうございます

  • フェギスノーラが羽毛の光と共に降り立つ場面の神秘的な美しさに、思わず息をのみました!
    「間に合って、よかった」という一言に、神が見守り続けていたことへの深い感情が凝縮されていて、胸が震えます。
    覚悟を抱えながらも「会いたい」と願い続けたエルドウルフが、ついに腕の中に神を引き寄せる瞬間の重みが素晴らしかったです!
    兵士たちの緊張から安堵の笑いへと変わる流れも、この話の余韻をさらに深めてくれていました。

    作者からの返信

    財務白関さま
     
    コメントありがとうございます。
    あの降臨の場面は、「神が来た瞬間の美しさ」と同時に、「ようやく届いた」という時間の重みを描きたくて書いたシーンでした。
    「間に合って、よかった」という一言に込めたものを感じ取っていただけて、とても嬉しいです。

    エルドウルフの「会いたい」という願いも、強さではなく積み重ねです。まだ本文では書いてませんが、彼がどのような思いでフェギスノーラを待っていたのか…いつかお伝えできる日が来るはずです。
    兵士たちの空気の変化まで見ていただけて、本当にありがたいです。

    これから二人の関係や世界の見え方も少しずつ変わっていくので、引き続き見守っていただけたら嬉しいです。

  • 冒頭の「剣を抱いて寝る王太子」という描写から、この物語の核心が凝縮されていて、一気に引き込まれました!
    神力を使うたびに削れていく代償と、それでも限界まで動き続けるエルドウルフの姿が、英雄像の裏側を鋭く照らし出していて圧巻です。
    「やめた。俺は生きる」という一言に、静かな覚悟と爆発的な生命力が同居していて、胸が熱くなりました!
    側近たちの無言の忠誠が、言葉以上に重みを持って伝わってくる、素晴らしい幕開けでした。

    作者からの返信

    財務白関さま

    本当に嬉しいコメントをありがとうございます。

    「剣を抱いて寝る王太子」は、この物語の始まりとして、エルドウルフの在り方を一枚で見せたくて置いた描写でした。そこを汲み取っていただけて、とても嬉しいです。

    神力の代償や、削れながらも動き続ける姿は、いわゆる“英雄”の表側ではなく、その裏側を描きたいという思いから書いています。

    側近たちの在り方も含めて、この先少しずつ積み上げていく部分なので、見守っていただけたら嬉しいです。

    コメント、本当に励みになります。ありがとうございます。

  • 第29話 〜フィーラ〜への応援コメント

    これはもう、名前を与えた瞬間ですよね。
    ただ呼びやすくしたというより、エルドウルフが彼女をこの世界に結び直したように感じて、とても印象的でした。
    余韻がたまらなく素敵です…

    作者からの返信

    福山 蓮さま

    コメントありがとうございます!
    まさに、名前を与えた瞬間として書いた場面でした。
    エルドウルフは人前で彼女をどう呼べばいいのか困っていて、その答えとして「フィーラ」という名前を渡したのだと思います。
    そしてフィーラにとっても、人の世界に人として結びつく大事な瞬間でした。
    29話は作者にとってずっと大切だった回なので、そう感じていただけて本当に嬉しいです。

  • 第29話 〜フィーラ〜への応援コメント

     あの完全無欠のエルドウルフ様がジェラシー! 命名するということは「オレのモノ!」宣言ではございませんでしょうか……。

     そして「人の手では育たない花、フィーラ」。エルドウルフの祈りに応えるために人となることを選んだ神の名に相応しいと感じました。

    作者からの返信

    紫瞳鸛さま

    コメントありがとうございます!
    まさに、その通りかもしれません……と作者も思わず頷いてしまいました。
    エルドウルフは普段、すべてに優先順位をつけて冷静に動くのですが、フィーラに関してだけは時々おかしな挙動になります。
    命名も、その延長にあるのかもしれませんね。
    「人の手では育たない花、フィーラ」という受け取り方もとても素敵で、嬉しくなりました。

  • 第29話 〜フィーラ〜への応援コメント

    エルドウルフのやきもちが微笑ましくて、思わずにやにやしてしまいました。

    ノアのフェギスノーラへのやさしい態度も可愛くて、白樺と小川の景色もイメージにぴったりで、すごく好きな場面でした。

    作者からの返信

    丈王音羽さま

    コメントありがとうございます!
    この第29話は、第1話投稿の頃からひとつの到達点として意識していた回だったので、気に入っていただけてとても嬉しいです。
    ノアや景色の部分まで見ていただけて、書いた側としてもほっとしました。
    エルドウルフは普段は冷静ですが、時々年齢相応の感情が出てしまうみたいです。そこも楽しんでいただけたなら何よりです。

  • どの人も生きて帰ってこられてよかった、と胸が熱くなりました。
    温かい食事や湯に触れたときの兵たちの反応が印象的で、
    「帰ってきたんだ」と実感する空気が伝わってきました。

    フェギスノーラがそれを見て、まだ言葉にならない感情が動いている様子が伝わってくるのも素敵だなと思いました。

    作者からの返信

    水瀬理音さま

    コメントありがとうございます。
    戦争が終わったあとの、名もなき兵士たちの、その瞬間の心の動きを描きたかったので、受け取っていただけてとても嬉しいです。
    フェギスノーラは、まだ言葉も感情も拙いけれど、目の前で起きたことを大事なものとして覚えようとしているのだと思います。そこまで見ていただけたこと、心からありがたく思います。

  • コメント失礼します。

    神とエルドウルフの邂逅がとてもロマンチックでした。
    またここで、神が国や王ではなく、神の代理でもなく、
    エルドウルフという「人」を選んだ構図がとても印象的でした。

    この先、その選択がどのように影響していくのかも楽しみです。

    作者からの返信

    水瀬理音さま

    コメントありがとうございます。
    この場面では、神が「国」や「王位」ではなく、エルドウルフという一人の人間を選んだことが、腹心たちの前で初めてはっきり可視化される形を目指しました。
    彼が王として何を背負うのかと同時に、その選択が今後どう広がっていくのかも、丁寧に描いていけたらと思っています。

    見届けていただけましたら嬉しいです。

  • 第15話 〜英雄の帰還〜への応援コメント

    英雄の凱旋の熱狂と、その光の裏で押し潰されていく神。
    この対比構成があまりにも美しいです。
    「光が重くなる場所」という章題そのものの回ですね。

    作者からの返信

    福山 蓮さま

    コメントありがとうございます。凱旋の熱と、その裏で押し潰されていく存在の対比まで受け取っていただけて、とても嬉しいです。
    「光が重くなる場所」という章題も、まさにその感覚を込めていました。
    フェギスノーラは祈りを“おもい”と受け止めています。
    この世界の神と人の関わりは、これから少しずつ紐解いていきますので、見守っていただけたら嬉しいです。

  • 第8話 〜王の器〜への応援コメント

    ここまで読ませていただきました^^

    エルドウルフは神力の強さ以上に、兵の死を直視し、その責ごと背負う姿がいいですね。

    フェギスノーラの静かな神性との対比も美しいです。
    お星様ありがとうございました。

    作者からの返信

    福山 蓮さま

    お読みいただき、そして温かいコメントをありがとうございます。

    この物語には王や領主など「長」となる存在が多く登場しますが、第8話はその中でも、エルドウルフが見据えている「王」の在り方の一端を描いたエピソードでした。
    彼にとってそれは力や威厳だけではなく、背負うことそのものに意味があるものであり、そこに感傷は置いていません。

    フェギスノーラとの対比も含め、今後少しずつその輪郭を明らかにしていければと思っています。

    長い物語になりますが、彼がどのような王になるのか、ぜひ最後まで見届けていただけたら嬉しいです。

  •  厳しくも温かなエルドウルフ。完全に子育てでございますね。こんないい子は存在しないかもしれませんが、神様ですからね! リアルな乗馬描写も、そして固唾を飲んで見守る周囲の眼も、子供たちも、皆が、温かい。エルドウルフの領民は幸せに暮らせていることがよく伝わってきました。

    作者からの返信

    紫瞳鸛さま

    コメントありがとうございます!
    周囲の空気や領民の暮らしまで感じていただけて、とても嬉しいです。
    騎士団は今回はすっかり見守り側でしたね。
    エルドウルフの関わり方も、一般的な「優しさ」とは少し違う形かもしれません。
    次回は領地運営の話にも入っていきますので、引き続き見ていただけたら嬉しいです。

  • フェギスノーラの乗馬シーン、うんうん、と頷いてしまいます。
    目線は上、踵は下げる。
    大事ですよね。

    作者からの返信

    丈王音羽さま

    コメントありがとうございます。
    音羽さまは、乗馬お詳しいのですね。素敵です。

    フェギスノーラが馬に乗れるように応援お願いいたします。


    誤字気づかぬまま、お返事してしまい、申し訳ありません 

    編集済
  • 第24話 〜それでも、やる〜への応援コメント

    最後に、「……よく、頑張ったな」が優しすぎて、全部持っていかれました!
    第24話、静かなのにとんでもなく熱い回!!

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます!

    あの一言は、少しだけ反則気味に置いています。気づいていただけて嬉しいです

  • 最初の文がかっこよいです✨️(´。✪ω✪。 ` )

    作者からの返信

    なのめ様

    ありがとうございます。
    この物語の入り口なので、そう言っていただけてとても嬉しいです。

    編集済
  •  初めてコメントさせていただきます。

     英雄が神を守る。そのために敢えて戦場から身を引いて。その意外性に驚愕しながら読ませていただいています。そして今話の「川は国を分ける場所でもあり、繋がげる場所でもある」という言葉がとても印象に残りました。登場人物たちの選択を、その未来を暗示しているようにも感じます。

     最後になりましたが、拙作へもご訪問いただき、有難うございます! 引き続きお付き合いいただけますと嬉しいです!

    作者からの返信

    紫瞳鸛さま

    コメントありがとうございます。

    川の言葉に目を留めていただけて嬉しいです。

    あの一文は、
    境界であると同時に、繋がりでもあるものとして置いていました。
    人や国の在り方や、選択の先にあるものを、
    少しでも感じていただけていたら嬉しいです。

    ここから先も、
    それぞれが何を選び、どこへ進むのかを描いていきます。
    引き続き見ていただけたら嬉しいです。

  • タイトルだけで既に胸が熱くなってしまいます…「同じ場所に立つために」という言葉に込められた決意が強すぎて、読む前から感情が揺さぶられます!

    ここまで積み重ねてきたものが一気に交差しそうで、期待と緊張で息が詰まりそうです…!

    どうかこの瞬間が、ただの再会ではなく“意味のある到達”でありますようにと祈らずにはいられません!

    作者からの返信

    財務白関さま

    応援コメントありがとうございます。

    ただ会うためではなく、
    同じ場所に立つために。

    そのために二人が何を選ぶのか、
    ここから描いていきます。


    見守っていただけたら嬉しいです。

  • 第22話 〜空の青〜への応援コメント

    いつも楽しく拝見しています。

    フェギスノーラが少しずつ「必要」や「誰かのために使うこと」を知っていく姿が、とても愛おしかったです。
    馬の練習のための服を選ぶ流れも微笑ましくて、読んでいて心が温かくなりました。

    私自身が惹かれる要素がたくさんあって、勝手ながらとても親しみを感じています。
    王太子、王太子領、そして馬。そうした要素に触れるたび、嬉しくなります。

    これからも更新を楽しみにしています。

    作者からの返信

    丈王 音羽さま

    コメントありがとうございます。

    「必要」や「誰かのために使うこと」を
    少しずつ知っていく彼女の姿を、
    あたたかく受け取っていただけて嬉しいです。

    シトロンや、馬の練習用の服のくだりは、
    彼女の中に芽生えたものが
    まだ言葉にならないまま現れてくる場面でした。
    そこに目を留めていただけたことが、とても印象に残りました。

    王太子や領、馬といった要素にも
    親しみを感じていただけているとのこと、丈王さまの美しい世界と
    この世界がどこかで繋がっているようで、嬉しく思います。


    これからも、静かな変化を重ねていきます。
    引き続き、お付き合いいただけましたら幸いです。

  • 第16話 〜主導権の移動〜への応援コメント

    この“静かな制圧”ヤバすぎます…誰も動けない空気そのものが支配ってこと!?
    エルドウルフ、声荒げないのに完全に場を奪ってるのが逆に怖いしカッコよすぎます…これが本物の王…!

    「主導権の移動」ってタイトル回収が完璧すぎて鳥肌立ちました。
    ここから完全に流れ変わりますねこれ!

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます。

    この回は、まさに「静かな制圧」を意識して書いていたので、
    空気ごと支配していると感じていただけて嬉しいです。

    声を荒げずに場を奪う在り方が、
    エルドウルフらしさでもあるので、
    そこを受け取っていただけたことが何よりありがたいです。

    タイトルも拾っていただきありがとうございます。
    ここから流れは一段変わっていきます。

    いつも読んでくださって、本当にありがとうございます。


    RE:ANNE

  • 第10話 〜選択〜への応援コメント

    コメント失礼します。

    神力、権力、才能、人望、そして神に選ばれるという天命。
    持たざる者も苦労を強いられますが、持ちすぎている者もまた運命という名の大きな力に振り回されてしまうということなのでしょうか。
    神に選ばれし王太子が、これから何を成し遂げて行くのかとても気になりました。
    応援してしております。

    作者からの返信

    見雨冬一さま

    コメントありがとうございます。
    丁寧に読んでいただき、とても嬉しいです。
    持つ者が抱えるものや、その中での選択を描いていけたらと思っています。
    これからの展開も楽しんでいただけたら幸いです。

  • 兵たちが笑いながら泣いている場面、胸にぐっときました。
    戦が終わって「生きて帰れた」と実感した瞬間の重みが、静かな描写から伝わってきて本当に見事です。

    フェギスノーラが「かるくなってる」と感じ取る視点もとても美しく、読んでいて心が解けるようでした。

    激しい戦いの後だからこそ、この夜の場面がいっそう沁みます。
    こういう余韻のある回、とても良いですね!

    作者からの返信

    財務白関さま

    コメントありがとうございます。
    兵たちのあの場面に胸を寄せていただけて、とても嬉しいです。
    激しい戦いのあとだからこそ、ああいう静かな夜の空気や、「生きて帰れた」と実感する軽さを書きたかった回でした。
    フェギスノーラの「かるくなってる」まで受け取っていただけて、本当に励みになります。とても嬉しかったです。

  • 第10話 〜選択〜への応援コメント

    死ぬ覚悟ではなく「生きる」と決めたエルドウルフの言葉がとても胸に響きますね!
    フェギスノーラとの出会いが神秘的で、二人の関係がこれからどう深まるのか楽しみです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    エルドウルフの「生きる」という決意に触れていただけて、とても嬉しいです。
    フェギスノーラとの出会いは、彼にとっても物語にとっても大きな転機でした。
    二人の関係は静かに、でも確かに変わっていきますので、これからも見守っていただけたら嬉しいです。

  • エルドウルフの覚悟と優しさ、そしてフェギスノーラとの関係がどう深まっていくのかとても気になります。
    戦場の迫力と神秘が同時に味わえる作品です!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    エルドウルフの覚悟や優しさ、フェギスノーラとの関係を感じ取っていただけて、とても嬉しいです。

    実は1-5はこの章の中でも一番難産で、言葉がなかなか降りてこなくて、天井を見ながら涙がこぼれたのを覚えています。

    だからこそ、この回の神秘や二人の空気を感じていただけて、本当に励みになりました。

  • 第2話 〜最初の異変〜への応援コメント

    戦場の緊張感と神力の迫力がすごくて、一気に物語に引き込まれました!
    王太子エルドウルフの「死ぬために戦うのはやめた。俺は生きる」という決意に胸が熱くなりました!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    戦場の緊張感や神力の迫力を感じていただけて嬉しいです。
    エルドウルフが「生きる」と決めた言葉は、物語の大事な出発点です。これからの物語も見守っていただけたら幸いです。

  • 第15話 〜英雄の帰還〜への応援コメント

    凱旋の熱狂と、表舞台で光り輝くエルドウルフの美しさに圧倒されました!

    でもそれ以上に、後方の馬車で人々の「願い」の重さに押しつぶされそうになっているフェギスノーラの姿が切ないです……。
    表の英雄と裏の神さまという対比を描いた最後の一文がすごく刺さりました!

    これからの第3章の展開も楽しみにしています!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    「願い」や「信仰」の重さは、この物語の根にあるものなので、そこを受け取っていただけて本当に嬉しいです。
    これからの展開も見守っていただけたら嬉しいです。