2026年2月1日 03:27
五への応援コメント
企画へのご参加ありがとうございます。冬の冷たい空気の中、鼻にツンとくる鉄の匂いと、香るはずのない白檀の香りを感じ、最後には飲みきった直後のコーンポタージュ缶のような静かな温かさが胸に残りました。■ 最後まで読んだ感想「パパがいなくなる」という彼女の言葉の真意が、和也の中で溶接の火花のように結びついた瞬間の描写が好きです。「家がない」のは彼女だけでなく、帰るべき日常を失った和也も同じだったのですね。お互いの「欠落」を埋めるのではなく、ただ夜が明けるまで隣にいることを選んだ二人の距離感が、何よりも尊いように思います。■ お題「体言止め」の活用について物語の締めくくりにかけて、体言止めが和也の心の変化を鮮やかに切り取っていますね。頭の中で数字が浮かぶ、十五と三十。十五よりは上で、三十よりは下。輪郭のない、数字の子。この畳み掛けるような体言止めによって、その前後の文章も強調されて、彼女を一人の人間として、自分と同じ「迷子」として捉えた和也の思考の変化が、脳に強く訴えかけられているような気がしました。■ 最後に重厚な作品を文芸部に届けてくださり、ありがとうございました。また部室でお会いできるのを楽しみにしています。
作者からの返信
文芸部と目にし懐かしさがあって、拙作ながらお届けいたしました。 和也さん、サヤちゃん、またヤドカリ。この三人の間に流れる空気を感じて貰えて、胸を撫で下ろしております。 素敵な企画を、また感想を。ありがとうございます。
2026年2月1日 02:51
こんにちは。突き抜けた作品ですね。すごかったです。二回りという言葉にトラップされてしまったのですが、十五歳差ということで合ってますでしょうか。となると、ちょっと娘みたいな感覚もあったのかな、な~んて想像しました。
ありがとうございます。 二回り、はまさにそうで。和也さんがサヤちゃんに対してどう思うか、を引っ掛からせるトラップです。 実際は十五歳のサヤと、そして三十路な和也さん。この年齢差ってもう遠くて、でも完全に断絶もしない。 これが伝わって書き手冥利に尽きます。ありがとうございます。
2026年1月31日 03:56
四への応援コメント
読んでいるあいだ、ずっと頭の中に「バルカン星の少女が話している」ようなイメージがありました。そして「家出中なんだよね」と出てきた瞬間、画面の中には、確かに“殻を失ったヤドカリ”が立っている、そんな映像がはっきり浮かんできて、とても面白いと感じました。
名も語られぬ子でしたが、彼女の息遣いを感じて頂けて感謝しかありません。ありがとうございます。この作品があなたに届いて、良かったです!
五への応援コメント
企画へのご参加ありがとうございます。
冬の冷たい空気の中、鼻にツンとくる鉄の匂いと、香るはずのない白檀の香りを感じ、最後には飲みきった直後のコーンポタージュ缶のような静かな温かさが胸に残りました。
■ 最後まで読んだ感想
「パパがいなくなる」という彼女の言葉の真意が、和也の中で溶接の火花のように結びついた瞬間の描写が好きです。
「家がない」のは彼女だけでなく、帰るべき日常を失った和也も同じだったのですね。
お互いの「欠落」を埋めるのではなく、ただ夜が明けるまで隣にいることを選んだ二人の距離感が、何よりも尊いように思います。
■ お題「体言止め」の活用について
物語の締めくくりにかけて、体言止めが和也の心の変化を鮮やかに切り取っていますね。
頭の中で数字が浮かぶ、十五と三十。
十五よりは上で、三十よりは下。
輪郭のない、数字の子。
この畳み掛けるような体言止めによって、その前後の文章も強調されて、彼女を一人の人間として、自分と同じ「迷子」として捉えた和也の思考の変化が、脳に強く訴えかけられているような気がしました。
■ 最後に
重厚な作品を文芸部に届けてくださり、ありがとうございました。また部室でお会いできるのを楽しみにしています。
作者からの返信
文芸部と目にし懐かしさがあって、拙作ながらお届けいたしました。
和也さん、サヤちゃん、またヤドカリ。この三人の間に流れる空気を感じて貰えて、胸を撫で下ろしております。
素敵な企画を、また感想を。ありがとうございます。