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彼女編最終話への応援コメント
彼女編完結おめでとうございます。
最後の一文にゾッとしました。つまりこの物語はくまちゃん視点で主人公と彼女の内面を書いており、劇中劇の形式を取っているというオチ。主人公の卑屈な精神をここまで描写できる作者の筆力に感服します。
主人公らはくまちゃんを切るべきではなかったというのは勿論、ただでさえ茹でガエル状態の人生を、さらに自ら寿命を縮めるような、愚かな選択をしたように思え、主人公らがどこまでいっても間違った選択しかできない<愚者としての業>をここまで煮詰めて表現できているのはすごいと思いました。
身の丈に合わないプライドや、傲慢さ、知的誠実さの無さ、ひるがえって人望の無さがここまで主人公を追い詰める事になるとは。現実的な反撃も法律で縛られ、あがきすらも貧困ゆえ何もできない。自縄自縛。まさに氷河期世代の落とした負け組の象徴のような主人公の有り様を描くこの作品は、同じ境遇の人には胸に大きなナイフが刺さるのと同じ、最悪の読後感をもたらしてくれる作品だと思います。
このオチだけでも綺麗にこの物語は完結できると思いますが、できればこの先の、この小説を読んだ主人公や彼女の反応がどうなっているかも読みたいです。
彼女編十六話 道徳論と決別とへの応援コメント
ついにくまちゃんと決別することになった…。問題は現実的な問題提起をしてくれるくまちゃんがいなくなったあとの主人公とその彼女がどういう風になっていくか。主人公はくまちゃんと決別したけど、彼女とくまちゃんの因縁はまだ決着してないし。もし彼女の感情がくまちゃんに直接爆発したら、主人公は巻き込まれる形でどん底に落とされそうだなぁ…。
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彼女編十一話 小説家とくまちゃんへの応援コメント
くまちゃんは壊れる瞬間を見抜くのが上手いというより、壊れる寸前の人に近づくのが上手くて、そこで方向転換するための最後のアドバイスするんだけど本人がそれを拒否して自分で壊れていく…って感じ。
良くも悪くも自己責任。くまちゃんからすれば「助け舟は出したけど、それに乗るかは君次第だから、君の意思で船に乗らずに沈没してもしょうがないよね(笑)」みたいなノリ。
そういう壊れる寸前まで行ってる人は、そもそも正常な判断ができず認知が歪みまくっている。だからくまちゃんのような実社会で至極真っ当な選択肢を選ばずに<逆張りで避けて一発逆転を狙う>みたいなルートを選択しちゃうんですよね。
甘え・ギャンブル・感情論でのゼロサム思考・永遠のモラトリアム…そういう言葉をくまちゃん以外の登場人物には感じます。
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彼女編八話 笑うくまちゃんへの応援コメント
ついにくまちゃんが本性出してきた。経営者や実務をある程度知ってる勤め人には当然の知識や態度であろう事が、彼氏・彼女・ラノベ作家のフィルターを通すととてつもなく冷酷で冷静に見える皮肉。
というより、主人公らの方が一般社会ではレア人種なのではないだろうか。いい年齢なのに金・法・ビジネス感覚などの、資本主義社会で必須の知識や経験を付けず、ひたすら理念・理想を追い求め、自分の好きな事しかしなかった結果、現実社会から貧困という形で彼らの生活がアウトプットされる。
しかし、彼らの貧困は、彼ら自身が望んだものでは決して無い。彼らは隠遁して砂漠で信仰を貫くキリスト者や、清談を行った老荘の賢者、古代ギリシアの哲学者のように、世俗の栄達を完全に切り捨てた者達ではない。
あわよくば好き勝手に生きた上で、金を儲け、他者から尊敬を集め、本能を快楽で満たしたいという下賤な欲求で満たされている。勉強はしたくない。苦労はしたくない。できるだけ今の自分そのままで評価され金を儲けたい。誰かに教えを乞うて、頭を下げて自分の未熟さを突きつけられるのなんて気分の悪い事はしなくない。そういう浅薄な考えの元で。
社会はそんな彼らの甘えの精神を感じ取り、彼らに制裁を与えている。モラトリアム期間はもうとうの昔に過ぎたはずなのに未だに倫理や正義の追求に甘えている。倫理がパンに、正義が来月の家賃にならなくとも、彼らの甘えは止められない。
社会から制裁されているのは彼らが真に倫理ある者、正義ある者だからではない。倫理や正義を仮面に被って本能を充足させようと舌なめずりしている欲深い獣だからなのではないだろうか。
これから主人公らがどうなるのかわからないが、ここから改心して現実に立脚した生活を送らんとする輩ではなさそうなのも、悲しい。
ここまでくると主人公らには共感というより反感を覚える。慈悲もなく無限地獄に落とされるか、それとも僅かな蜘蛛の糸を垂らされながら浅い地獄で生活するか、どちらになるのか今から楽しみである。
番外編 キティちゃんのリアルへの応援コメント
騒動の内容が明らかに…!
当時いなかったので、面白く読めますね(*ˊᵕˋ*)
人間関係がドロドロや…続きが楽しみです😊
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彼女編五話 障害とくまちゃんとへの応援コメント
生煮えの日常から崩壊への序曲に入っていったっぽいストーリー。主人公と彼女の精神が痛々しい。
一方でくまちゃんとラノベ作家の女は自分達の露悪的な態度を軽やかに滑走して、力強く生きている。
なぜここまでの差がこの2組の間に生まれたのか。お互い傷は持っていたし、傷を誰かに与えていたのは事実だけど、くまちゃんらはそれを高みから見ている「人間は倫理で全てを片付けられるほど、正しさを煮詰める事はできないのが普通だ」と言わんばかりに。いや、それが本当は人間としてのごく普通の振る舞いなのかもしれない。
主人公や彼女のように精神が断崖絶壁に追い込まれ、まさに正義や倫理しか自身の優位性を主張できない「正しさという狂気に染まった人間」は、むしろ人間性を失っていくという過程が、この物語の中で進行していっている気がした。
これはニーチェのいうキリスト者のルサンチマンと同等のもののようにも感じる。貧困であればこそ、苦境であればこそ、その者はそれだけで正しい。信仰というただ一つ絶対の基軸さえ守れば、貴方は天国に最も近い高貴な人間なのである。一方で現世で勝利している者(金持ちや成功者)は、卑しい。彼らは地獄に最も近い人間であるという考え。ニーチェはそんな考えが人間の持っている生の意思を弱めているという風に批判していたように記憶している。
主人公と彼女もまた、彼らにとって唯一絶対の信仰、最後の拠り所である「おのれの倫理」を突き詰めれば突き詰めるほど、現世の幸せから空転していく様は悲劇でもあり喜劇でもある。
作者が言う「この時代の自然現象」とは新自由主義的な気風かと推測するが、それを軽やかに乗りこなすくまちゃんらと、それを絶対的に否定しながら沈没していく主人公らがあまりにも対照的で心苦しい。しかも主人公はキリスト者のように来世への救いすら提示されていないのが、ますますこの物語を陰鬱なものにしている。
彼らの鬱屈の終わりが、日本赤軍やオウム真理教のような「自分勝手な正義の追求の末の破滅」に向かっていくのではないかと恐れおののいています。
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彼女編三話 利他的なくまちゃんへの応援コメント
くまちゃん怖い。能力エリートが持ってる冷徹な視線と無邪気な利他行為がここまで怖く感じられるのは始めてです。現時点でのくまちゃんのイメージが「貧困ビジネスさせたら上手そう」「建前だけのNPO団体作るの上手そう」になった。
本来主人公や彼女がいるような底辺コミニティにはいちゃいけない危険人物っぽい気がする。くまちゃんのコミュ力とか分析力とか使えば、気分次第で彼女らのコミュニティーをクラッシュさせるのも簡単そうだし、主人公や彼女を精神的に追い詰めるのも得意そう。(しかもそれがくまちゃんの悪意でも、無邪気な善意でもどちらでも成立しそうなのもまた…)
意味ありげな終わり方もまた恐怖を掻き立ててる。
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彼女編二話 正しさの証明への応援コメント
くまちゃんってカースト上位のブラックユーモア好きな知的モテ男って感じしますね。悪意があるんだけどその悪意を絶妙にオブラートに包んで余裕ある態度で会話できるから、多くの人が嫌いになりきれない。でも人生の底辺にいる人間達からすると一番感情的なヘイトを買いやすい人間でもあるように思えます。
なぜくまちゃんが彼女のヘッダーを加工したのか、その経緯は現段階では描かれていませんが、くまちゃんの人となりから推測するにヘッダーの悪い点を添削したのが、彼女には「無断加工」「著作権侵害」と捉えられたのではないのかな?(詳細には描かれてませんがくまちゃんがキティちゃんやラノベ作家とオタ話に付きあえてる以上、なんらかの絵やデザインの心得があっても不思議ではないですし)
そうなると彼女の怒りが、著作権侵害・無断加工されたことの怒りというより自身のプライドを傷つけられた事の怒りに様変わりし、この編の彼女を見る視点が変わってきます。
あと気になるのが「くまちゃんがあまりにもあっさりアカウント消してる」って事。普通であれば彼女の謝罪要求程度でアカウント消すことなんてないと思うし、結構酷い炎上後も普通に活動してた所からみると、くまちゃんにとって<このコミュニティー>は取るに足らないものだから、呆気なくアカ消ししたんじゃないかとも思えます。彼(主人公)がくまちゃんとの縁を切ると言ってるけど、実際はくまちゃんの方から縁切られた立場だったんじゃないかな?
そもそも、くまちゃんのような人は、このコミュニティーに<居場所>を求めていない。<安心>も求めていない。<自尊心の充足>も求めていない。ネット内で悪評が流布されて炎上されようが、別に構わない。だってネット以外にも居場所があって、リアルの生活も満足してそうだから。だからあまりにもあっさりコミュニティーをいち抜けたんじゃないでしょうか。しかも無言で。「彼女の癇癪につきあわされるのは面倒くさい」その程度の理由ですら、くまちゃんがコミュニティーを抜ける理由としては十分すぎる。
もしかしたら、くまちゃんが彼女のそういう癇癪持ちなことを知っていて、あえて彼女が怒るのを面白がってるぐらいの腹黒さがあるかもしれない。そうなると彼女の怒りの発露をアカ消しという物理対処で絶対に不可能にして、彼女の精神を窒息させようとしたくまちゃんは相当計算高いし性格悪い。でもこの性格の悪さは知的な愉快犯のような余裕がある点で、彼や彼女のような<貧者の性格の悪さ=必死な悪意>とは違う所でもある。
くまちゃんのようなコミュニティーのポイ捨て行為なんて、彼(主人公)や彼女は絶対はできない。自分が唯一正義を語り自尊心を満たせる場がネットのこのコミュニティー内でしかないから、どんな事があってもここにすがりつくしかない。くまちゃんはこの作品の多くの登場人物(主人公、彼女、キティちゃん)とは対照的な存在として描かれてる事からみても、ここでくまちゃんとの縁が切れたのは彼女らからみて良かったのかもしれません。
精神的にも経済的にも停滞し続ける彼女(や彼氏)の中で、くまちゃんは永遠に擦られ続けるでしょうが、当のくまちゃんは彼女のことなど時間の経過と共にすっかり忘れるでしょう。生きているレイヤーが違う人間同士の絶望的な価値観のすれ違いみたいなのが暗喩的に表現されていて、今回の彼女編もとても面白かったです。
彼女編の続きがくるか新編が始まるかはわかりませんが、また新作期待します!
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番外編 憂鬱のキティちゃんへの応援コメント
底辺が底辺を見て互いに安心するという配信界隈の空気感がとてもよく表現されていますし、DMを通して複雑な人間関係が築かれる描写もリアルに描かれていて流石です。
ここまで読んで一番に感じたのは、この作者は「女性の口調」をリアルに描写するのがとても上手い!!
例えば「やさし」「ずるい」などの形容詞の単体使用は、女性が多用する口調ですよね。また「若いだけの馬鹿女が!」「泥棒猫のキティ!」など感情に任せた単純な罵倒はいかにも女性が発語しそうな言葉で、すごくリアルです。(実体験でも女性の会話は短文で感情表現優位で進む事が圧倒的に多い。若かったりメンヘラだと、さらにその傾向が加速する)
思えば『未来編第二話』で描写された主人公(彼氏)と、どうきつねとの一触即発の会話と比較するとよくわかるのですが、こちらは男性同士ということもあり、感情を滲ませながらも論理的な会話を取り繕うとする努力が見て取れ、いかにも男性同士の口喧嘩っぽいなぁと思いました。(実際には口喧嘩未遂ではあるが)
おそらく作者さんは沢山の人間(若い人を含む)に関わりある仕事されてるか、人間観察が得意なのでは?(性別による口調や会話形式の差なんて並の人だとまず気付かないですし)
次回も楽しみにしています!
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番外編 キティちゃんの本命への応援コメント
読んでいてどんどん辛くなる内容。でも怖いもの見たさでスクロールしてしまう。貧困や人生の満たされ無さが女性視点になるだけでここまで心苦しくなってしまうものなのかと、改めて確認できました。
似た境遇の人が読んだら鬱すぎて発狂してしまいそうな内容ですが、自分はそういう鬱作品も大好きなので、この番外編も楽しみにしています。
果たして2人に安寧はやってくるのか、それとも2人で茹でガエルのままで生きていくのか
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番外編 彼女の眼差しから彼へへの応援コメント
彼女が大事にしているのが芸術としての仕事ではなく、商売としての仕事だということが伝わってくる独白でした。
結局、彼女の絵仕事は自身がコンテンツホルダーになるほどの独創性が無かったのが全てなんだなぁ…と思います。
彼女の態度からしてみて、彼女の仕事はフリーランスの絵土方(著名なイラストレーターや大手企業の社内イラストレーターの絵を加筆修正するだけのクリエイティビティが少ない単純労働者)だったのではないかと思います。
生成AIに真っ先に仕事を食われるのがそういう絵の単純労働職なのですが、彼女はイラストレーターという名前だけで満足した結果、独創性の無い絵仕事だけを惰性で行い続け、現状がこうなってしまったのでしょうね…。
これは主人公が作家・著作家という肩書で満足してしまっている状況と鑑写しになっているところもとても上手いと思いました。
最終話 童貞に彼女ができたへの応援コメント
配信業の方の人間的感情、生々しさに背筋が凍えました。
多くの方を取材されてリアリズムを追及されたと思います。
個人的には続きや外伝、又は小説の裏側など読んでみたい気持ちもありますね。
第21話 私の幼少期への応援コメント
作者の人間洞察が凄まじいです。
生々しい。読み始めると癖になりますね。
第1話 いつも通りのなにもない朝への応援コメント
すごい倦怠感と、クレカの利用停止が心に響きましたね。
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一話 一罰百戒への応援コメント
この主人公と同じ様な人生を送っている人がいるがその人は
・子供の頃に不思議の国のアリス症候群に罹ったことがある
・若い頃に政治団体を立ち上げたが、人間関係の不和により自分が作った組織から追い出された過去がある
・借金があり貧困に苦しんでいると言いながら、外食(美食)を楽しんでいる様子を写真付きでSNS上に流していた
・経済学や哲学にハマる前はスピリチュアルにハマっていた
・特にラマナ・マハルシというインドの不二一元論の聖者の教えを好んでいた
・その影響で自己流の瞑想を行っていた
・瞑想すると「頚椎がパキパキ鳴る」と盛んにTwitterで報告していた
・地球平面説(フラットアース)論者と対談し、地球平面説に理解を示していた
・ケインズの不確実性を多用し、これを主流派経済学への主な攻撃手段としていた
・本を読めという主流派論者への返答に「本を読んでも眼が滑る」
・「本を読むと他人の思想が自分の中に入ってきて思考がオリジナルではなくなる」という理由で読書を避けていた
・自身の作り上げた学説・理論の事を「作品」扱いし、それにケチを付けたり論理誤謬を追求する人間を「自分が汗をかいて作った理論を壊そうとする輩」と極端に嫌悪した
・自分が中心で行っていた経済学勉強会で「自分の言ってる事は全て信じず疑って欲しい」と謙遜しながら、いざ勉強会メンバーが自分の論理から外れた主張を言い出すと「自分が教えた事に少しでも反する事を言い出した奴は駄目」「自我が出てきたやつは主流派に転びやすい」と矛盾しかつ横柄な態度を取る
・反AI活動で著作権の事を言っている割に、自身はつい最近までプライベートアカウントのアイコンは某アニメ画像の無断使用を行っていた。(なお彼女もその件について咎めたことはない)
・彼女は数学が得意らしいのだが、彼女経由での理系的・数学的思考への影響が当人に見当たらない(本当に彼女が数学が得意かどうかは不明)
こういう事もやっていて、このような人間はこの作品の彼と同種であると思うので、彼の行動原理を説明する上で非常に役立つのではないかと思った。
勿論、上記に列挙した事も、他人の空似で、本作の彼とは全く関係無いものなのだが。