あとがき または弁解のようなものへの応援コメント
コメント失礼します。
本作をとても楽しく拝読いたしました。
構成がお見事で、最後までドキドキしながら楽しませていただきました。
山田という男の人物像と狂気的な心理描写がたまらなく好きでした。
ぜひ映像でも観てみたいと思うほどのリアリティのある描写には感服です。
完結はお疲れ様でした。
しばらく物語の余韻に浸らせていただこうと思います。
作者からの返信
照春さま、ご拝読とコメント、レビューまで誠にありがとうございます。
数々のお褒めの言葉、光栄の極みで天に昇る思いです。この後書きにある通り、本作にはちょっと微妙な思いを抱いておりましたが、多くの方が読んでくださって、照春さまのような感想をおっしゃってくださるのを感じながら、発表してよかったなと今は思っています。
どうもありがとうございました。
編集済
登場人物表への応援コメント
作中に登場する人物と物語がコンパクトにまとめられているがゆえの密度なのだなと思います。
元が映像作品であったのなら、最後に人物紹介を持ってくる今の形が美しいですね。
ちょうど、自分も昔の作品を改稿したばかりだったので、お仲間がこんなところに…と思い、応援コメントを残させていただきました。
作者からの返信
さくらうづき様、お読みいただきコメントありがとうございます。
さくら様はシナリオライターでいらっしゃるのですか。それは羨ましい。
私も若い頃目指しましたが、中途半端に終わりました。その頃のシナリオを順次小説に書き直しています。
シナリオには必ず登場人物表を付けますよね。その癖で、自作には必ず人物表を付けてます。
シナリオも小説も、どちらも難しいです。でも小説の方が少し楽しい。もっと早く書けばよかったと思ってます。
今後ともよろしくお願いします。
あとがき または弁解のようなものへの応援コメント
世界観、登場人物、レトリックも含めて、うまく言えないですが、『面白かったです』
作者からの返信
威火兎禍断弧さま、最後まで読んでいただきありがとうございます。
そのように言っていただき、作者としては光栄です。書いて良かったと思える瞬間ですよね。
御作にもまたお邪魔させていただきます。
ありがとうございました。
第1話 人を殺せる道具。 「美しき青きドナウ」への応援コメント
自分もカラオケ無理だから共感しますわ。
振られても『君が代なら歌います』って笑い話にしてるけど、内心は『歌わねーつってんだろ』とブチギレでカッターナイフでアレしたい気持ちだったり。。。
作者からの返信
威火兎禍断弧さま、コメントありがとうございます。
カラオケで共感いただけるとは。でも人前で歌うのって恥ずかしいの極みですよね。山田じゃなくても嫌な人いっぱいいるかも。
今後ともよろしくお願いします。
第1話 人を殺せる道具。 「美しき青きドナウ」への応援コメント
導入から面白いです。カクヨムにはなかなかない小説ですね。
個人的には山田が大学を中退した経緯など知りたいですね。彼の人格形成に影響を及ぼしたことが起きたと思われるので。
作者からの返信
@Ham₋aki547様、お読みいただきありがとうございます。
カクヨムになかなかないんですかね、こういう小説。わたしにとっても異色作なので、果たして受け入れられるかなと不安だったのですが、意外にも好評で、皆さんこういう暗い話好きなのね、と思いました。
山田の大学中退は、第2話でも少し触れています。この年代にはあまりいなかった引きこもりに近いもので、孤独と疎外感だらけで居場所が無かったのだと思われます。
今後ともよろしくお願いします。
第2話 虫けらは殺してもよい。 「グノシェンヌ」への応援コメント
コメント失礼します。
ここまで楽しく読ませていただいております。
現代的な言葉が多く出てきて親近感を抱いております。
デニーロの『タクシー・ドライバー』も個人的に好きです。
物語が持つ雰囲気に心地よく、この先の展開が楽しみです。
わたくしのところへお越しくださいましてありがとうございました。
では引き続き楽しませていただきますね。
作者からの返信
照春さま、読んでいただきありがとうございます。
私も犬と映画と小説を愛する者であります。親近感を感じます。
今後ともよろしくお願いいたします。
編集済
登場人物表への応援コメント
最期はヤマダが ヤッた のか・・・(;・∀・)💦?
松本さんも良い とばっちり 受けちゃいましたな(@_@;)
全編モコ寝的に興味あるお話しだとおもいますm(_ _;)m💦
また来場させていただきます(・∀・)💦
補足・・・(⌒▽⌒)
モコ寝はですね(ー_ー;)💦
ウチに居座って昼寝をしていた裏の裏の家のネコが
モコ という名前でして・・・(⌒▽⌒)💦
サボって寝て 書くも読むもしない!! を戒める
こと思いなんとなく己に名付けてしまいましたm(_ _;)m
作者からの返信
@mokone471様、最後まで読んでいただきありがとうございます。
どんでん返し、いかがでしたでしょうか。
モコ寝ってどういう意味の言葉?と検索してしまいました(笑)。
また是非お越しください。モコ寝さまのところにもお伺いします。
ありがとうございました。
第5話 こいつがこの世から消えれば。 「白鳥の湖」への応援コメント
今度は自ら飛ばせてしまったんですね(;・∀・)💦💦
やるじゃないですか ヤマダ君 m(_ _;)m💦
作者からの返信
@mokone471様、お読みいただきありがとうございます。
3回も同じ手は使えないのでね、変化をつけました。引き続きお読みいただけたら嬉しいです。よろしくです。
第7話 殺してしまった! 「歓喜の歌」への応援コメント
菜穂子ちゃん、信じていたのに。容赦ない展開ですね。
彼女には、死んでほしくなかった。でも、死んでもいいやと思ってしまった。
作者からの返信
ハデス様、引き続きありがとうございます。
菜穂子には衝撃を覚える方が多いようですね。それも作者の思うツボです。しめしめでございます。
第6話 もうやめた方がいい。 「コールドソング」への応援コメント
うわあ、予想外の展開にびっくり。山田は、ついに一線を越えてしまいましたね。この先のストーリーが怖いであります。
作者からの返信
ハデス様、コメントありがとうございます。
予想外と言ってもらえて楽しいです。読者の予想を裏切るストーリーを書くのがモットーです。
第5話 こいつがこの世から消えれば。 「白鳥の湖」への応援コメント
地の文章の盛り上げが巧みで、読んでいて心地よいです。いえ、決して楽しい内容ではないのですが(^_^;)
現時点では、殺されてもいい人間ばかりで胸が空きますな。
作者からの返信
ハデス様、引き続き読んでいただき、コメントもありがとうございます。
文章を褒められると、とても嬉しいです。この後もよろしくお願いします。
第1話 人を殺せる道具。 「美しき青きドナウ」への応援コメント
何と言うか、良い意味で昔の小説って雰囲気ですね。最近のウェブ小説にない味わい深さがありました。ところどころに、キレのセンスを感じちゃいます。あと、何気に登場キャラの名前が恐れ多い気がするのは、気のせいではない? 明日~明後日で読破させていただく所存です。
作者からの返信
ハデス様、お読みいただきコメントありがとうございます。
いい意味での昔の小説、すごく嬉しいお言葉です。中学時代から昭和以前の小説を読みあさって大きくなりました。それが還暦過ぎた今も染み付いているし、この小説自体が40年前に書いたものが元ですから。
最後まで読んでいただけたら、本当に嬉しく思います。ありがとうございます。
第2話 虫けらは殺してもよい。 「グノシェンヌ」への応援コメント
2話も楽しく読ませていただきました。
まず警察部補の昭和を彷彿とさせる描写は刑事ドラマ好きな私には魅力的でした(試験が嫌いな刑事さんは昔多かったようなイメージです)
そして山田さん...
悪いことは言わないからそのナイフを置きなさい(そうすると話が進まない)
作者からの返信
Gato preto様、コメントありがとうございます。
やっぱり刑事といえば、ドラマや清張作品に出て来る、こういうタイプですよね。
引き続きよろしくお願いします。
第8話(最終回) 何人殺しても一緒。「トッカータとフーガ」への応援コメント
面白かったです!
最後のどんでん返しにもびっくりしましたけど、全編に漂う骨太な感じが最高でした。昭和の刑事ドラマを見ているような、懐かしい気分で楽しませていただきました。
ありがとうございました。
作者からの返信
@chewee様、お読みいただき、コメントありがとうございます。
どんでん返しに驚いてもらって嬉しいです。懐かしい気分は、ただ昔しか書けないだけかも知れません。
また機会があれば、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
第1話 人を殺せる道具。 「美しき青きドナウ」への応援コメント
不穏な1話からの幕開けで目が話せません。
住所が実際に存在しているのは親近感といいますか、物語をより身近に感じられるのが良いですね!
これからも応援しています。
作者からの返信
Gato preto様、コメントありがとうございます。
不穏な幕開けで期待していただき、期待通りの展開になるか少し心配です。
住所につきましては、コメントで指摘を受けてから修正しております。あしからず。
今後ともよろしくお願いします。
あとがき または弁解のようなものへの応援コメント
コメント失礼いたします。
疾走感あふれるノアールとして、大どんでん返しの醍醐味あふれるミステリーとして、楽しませていただきました。
当方、映画が好きなので(Filmarksで映画記録をつけています)、本作のシーン展開の鮮やかさに、原点が自主製作映画と知って大変納得いたしました。
私は容姿、自死遺児の母子家庭、貧困という昔の劣等感を、今も引きずる53歳。
「どいつもこいつもみんな死ね」という思いを、犯罪に結びつけないためにも、本作のような物語を読むことで発散できる「創作」の世界を、大変尊く思っております。
読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
ナカメグミ様、最後まで読んでいただきありがとうございます。
そこまで大した作品ではありませんが、最大の賛辞をいただき、天に昇るような思いです。
昔撮った映画版は大学生の設定で、社会人に変更しましたが、あとは概ねストーリーは同じです。殺人シーンなどもそのままなので、映像を文章化した感じです。それを感じ取っていただいたこと、嬉しく感じます。
後書きにも書いた通り、創作は色んなストレスやコンプレックスをいい塩梅に発散出来ますし、それが作品へのエネルギーになると思います。
楽しく創作していけたらいいですね。今後ともよろしくお願い申し上げます。
あとがき または弁解のようなものへの応援コメント
最初に犯人をばらしていて、その動機をあとで(良い意味で)読者の裏をいく構成、大変面白かったです。
作者からの返信
雨後乃筍さま、全てのエピソードと後書きまでコメントをいただき、さらに素晴らしいレビューまでありがとうございます。
これは最後のどんでん返し勝負の話ですが、途中も一気に読んでいただく方がおられると、とても感激してしまいます。大変うれしく思います。
ありがとうございました。
第8話(最終回) 何人殺しても一緒。「トッカータとフーガ」への応援コメント
どんでん返し。。。ではないのかな?でも展開が読めませんでした、一気に拝読させていただきました。
作者からの返信
雨後乃筍さま、一気読みありがとうございます。
心地良く騙されていただけましたでしょうか。
貴重な時間を割いていただき、本当にありがとうございました。
第7話 殺してしまった! 「歓喜の歌」への応援コメント
菜穂子、けっこうなワルだった。。。
作者からの返信
雨後乃筍さま、ありがとうございます。
そうなんです。こんな女だったのです。
あと少しお付き合いのほどを。
第5話 こいつがこの世から消えれば。 「白鳥の湖」への応援コメント
全編にわたるクラシックが、不気味な迫力を持っていますね
作者からの返信
雨後乃筍さま、ありがとうございます。
クラシックは調味料のスパイスみたいなものです。
最後までお付き合いください。
第3話 お前こそ死んでしまえ。 「交響楽第40番」への応援コメント
最初の事件、犯人は冒頭に明かされていますが、伏線のようにも感じられ、スリルありますね
作者からの返信
雨後乃筍さま、ありがとうございます。
引き込まれてますね。このように考えながら読んでくれていること,作者としては最高に嬉しいです。
このあともお楽しみに。
第2話 虫けらは殺してもよい。 「グノシェンヌ」への応援コメント
登場人物の描写に引き込まれますね
作者からの返信
雨後乃筍さま、コメントありがとうございます。
登場人物の描写について、有難いコメントです。引き続きよろしくです。
第1話 人を殺せる道具。 「美しき青きドナウ」への応援コメント
とても引き込まれる導入です。これから拝読させていただきます
作者からの返信
雨後乃筍さま、お読みいただきありがとうございます。
導入を褒めていただき、嬉しいです。最初が肝心ですものね。
このあとも、よろしくお願いします。
あとがき または弁解のようなものへの応援コメント
犯人の描写がハッキリしていなかったこと、どんでん返しのタグから「もしかして山田は犯人じゃない?」と思っていましたが……こう来るとは。でも結局、山田は犯罪者になってしまいましたね。
切なく、驚きに満ちたストーリーを楽しませていただきました。ありがとうございました!
作者からの返信
志草ねな様、お久しぶりです。最後までお読みいただきありがとうございます。
おぉーっと、いいとこ見破られてましたか。これだから小説書きは油断も隙もない。
そうです。最後の最後に山田は「最初の犯罪」をするのでした。今度はどんでん返しと書かないようにします。
素敵なレビューまで、ありがとうございました。
第1話 人を殺せる道具。 「美しき青きドナウ」への応援コメント
初めまして、幸 ユナです!
まだ一話目ですが、とても面白い作品ですね!
今までの作品もファンだったので嬉しいです!
反応遅くなってしまい申し訳ありません!
『シカクカンケイ』連載しておりますのでぜひよろしくお願いします!
作者からの返信
幸ユナ様、コメントありがとうございます。
またお会い出来て嬉しいです。ぜひ最後までお読みくださいませ。またコメントお待ちしております。
あとがき または弁解のようなものへの応援コメント
すごい終わり方でした。
あえてどっちなのか書かないというのもすごい。
もし映像だったらどうなったのか?
セリフはどの声なのか?
そんなことを考えながら読ませていただきました。
作者からの返信
葉月吉さま、最後まで読んでいただきありがとうございます。
映画版の映像ならではのトリックとしては、こうです。
山田が殺意をメラメラと燃やす。
→菅原や高倉が、フランケンやピエロをかぶった人間に殺される。(音楽はあるが、セリフなし)
→翌日、邪魔者が消えて晴れやかな山田の表情。または疲れてたり、雨で風邪気味。
当然のように犯人は○○と思うし、お面を着けてるのは演出だと観客は受け取る。
これを三人称小説で同じように騙せるかが、本作のチャレンジでした。
ちなみに、山田役は私自身が演じました。
ありがとうございました!
第7話 殺してしまった! 「歓喜の歌」への応援コメント
ああ、菜穂子さん。
あなたもそっち側の人間だったんですね、残念です。
実は中学時代に付き合っていた子が、菜穂子という名前だったんです。
そして吃音持ちの友人と、もう一人の女の子と4人でよく遊んでいたんです。
すみません、お話と関係なかったですね。
失礼しました。
作者からの返信
葉月吉さま、元カノさんの名前を汚しちゃって申し訳ありません。このとおりです。
脱線コメント、楽しくて大歓迎。本当にいい中学時代を過ごされていたようで、羨ましいです。いいお話、ありがとうございます。
第6話 もうやめた方がいい。 「コールドソング」への応援コメント
沢田くんを見ていて、映画ガタカを思い出しました。
誰かに人生を託して、自分の幕を引く……すごい決意です。
それと同時に中学時代の友人を思い出しました。
彼も吃音でしたが、誰もそれをバカにしなかったこともあり、明るい少年でした。
作者からの返信
おおお、葉月吉さま、コメントありがとうございます!
何だか友だちに会ったような気分。
『ガタカ』ってそんなシークエンスありましたっけ。沢田のキャラは皆さん意外と気になるようですね。昔の映画版ではオカマさんの設定で、山田を愛していたため留置所で自死するようになってました。さすがにそれは現在では無理があるので、こんな風に変えました。
中学時代の思い出も素敵ですね。優しい中学校ですよね。そんな学校へ行っていれば、山田や沢田みたいにはならないのかも知れませんね。
登場人物表への応援コメント
最後の最後で登場人物一覧を持ってくる構成、まるで映画のエンドロールを見ているようで、深い余韻に浸ることができました!
本編をすべて読み終え、あの衝撃的な結末を知った上でこのシンプルなプロフィールリストを見ると、それぞれのキャラクターが抱えていた狂気や悲哀が鮮明に脳裏に蘇ってきますね。最初はただの「嫌な奴」や「可哀想な人」「純粋な人」に見えていた彼らが、物語の中でどれほど歪んだ本性を現していったか……。改めて、作者様のキャラクター造形の深さと、人間が持つ「二面性」の描き方に感銘を受けました。
特に、山田、西城、沢田のプロフィールを読み返すと、「ここからあの凄惨な事件の連鎖が始まったんだな」と感慨深いです。そして、松本警部補の名前を見るだけで胸が痛みます……。
まさに、この素晴らしいサスペンス劇場を締めくくるにふさわしい粋な演出でした。最初から最後まで、一瞬も飽きることなく楽しませていただきました。素晴らしい作品を世に出してくださり、本当にありがとうございます!これからのご活動も応援しております。
作者からの返信
桐生悠真さま、登場人物表にまでコメントありがとうございます。また、ボリュームのある素晴らしいレビューもありがとうございました。
登場人物表は、演出とかではなく、私はいつも作品巻末に付けているんですよ。脚本書きのルールなのですが、読者の理解の助けになるかと思い、採用しています。
桐生さまに読んでいただき、コメントで色々教えていただいたこと、これからの創作の励みになります。一度は発表さえ躊躇った作品ですが、書いてよかったと幸せな思いです。重ね重ねお礼申し上げます。
桐生さまの作品も面白く読ませていただいております。引き続きお付き合いいただければ、嬉しく思います。ありがとうございました。
あとがき または弁解のようなものへの応援コメント
まさか本作が、40年も前の学生時代に書かれた自主製作映画の脚本をベースにしていたとは驚きです。1984年という時代設定や、当時の空気感――作者様が懸念されていたハラスメント的・差別的な描写も含めて――が、山田たちの抱える鬱屈した感情や狂気をよりリアルに、生々しく引き立てていたと感じます。決して不快なだけではなく、この物語に圧倒的な没入感と説得力を持たせるための不可欠なスパイスでした。お詫びだなんてとんでもないです!
また、映像ならではのトリックを、小説の「三人称視点」を見事に使いこなして再現されたという制作秘話にも感動しました。映画のプロットを小説の形に落とし込むのは大変なご苦労があったかと思いますが、あの見事などんでん返しは、小説だからこそ味わえる極上の騙し絵のようでした。主人公のどろどろとした内面の描写も、サスペンスとして最高にヒリヒリしました。
作者様の「ミステリというエンターテインメントとして楽しんでほしい」という真摯な思いは、間違いなく読者に届いています!少なくとも私は、最後まで最高のエンターテインメントとして夢中で楽しませていただきました。誤解など全くありません。
これほどまでに引き込まれる素晴らしい物語に出会えて幸せです。執筆、本当にお疲れ様でした。
作者からの返信
桐生悠真さま、このたびは後書きにまでコメントいただき、ありがとうございます。
後書きと重なりますが、私は本作を書いていて、あまりの負の描写に嫌悪を感じ、発表を見送ろうとさえ思いました。
しかし、映像ならではのトリックを三人称で描くという思いつきに、挑戦意欲をそそられ、最後まで書き上げました。
その心中がこの後書きの言い訳ですが、桐生様はこのチャレンジを褒めてくださると同時に、この嫌悪感まで慰めてくれて、本当に救われる思いです。
桐生様に読んでいただき、丁寧なコメントをもらえたことで、書いて良かった、発表して良かったと、今思っています。
お世話になりました。ありがとうございました。
第8話(最終回) 何人殺しても一緒。「トッカータとフーガ」への応援コメント
拝読させて頂きました。40年前の脚本というのが素晴らしいですね。
叙述トリックは…あると思って読んでしまったのが勿体なかったかも…
西城とまでは読み切れずにいたので、殺害動機がリンクして、山田も殺意を抱いて現場へ赴いている描写に、なるほどと思いました。
松本はシンプルに迂闊ですが、当時の警察官ってこんなもんなんでしょうか…誤認逮捕とか冤罪とか…
作者からの返信
和えもん様、最後までお読みくださりありがとうございます。また素晴らしいレビューまで光栄です。
なんと、もう少しで見破られるところでしたか。でもよかった。周到に描写したので、騙せたようですね。
楽しんでいただけたなら幸いです。ありがとうございました。また機会がありましたら、よろしくお願いします。
第6話 もうやめた方がいい。 「コールドソング」への応援コメント
沢田が割と好きです。
こういう人こそ救われて欲しいものですが
時代背景もあって厳しいですよねぇ
作者からの返信
和えもん様、コメントありがとうございます。
沢田は本作の中でも、割と作り込んでるキャラクターです。でも、どこにでもいそうな。いつの時代も、弱者は報われないのです。
第3話 お前こそ死んでしまえ。 「交響楽第40番」への応援コメント
誰だお前!
それが最後の言葉には、なりたくないものです
作者からの返信
和えもん様、お読みいただきありがとうございます。
そうですね。誰かわからない人間に殺されてしまうなんて、最悪ですね。そのような裁きを受けるべきヤツなのでしょう。
第8話(最終回) 何人殺しても一緒。「トッカータとフーガ」への応援コメント
第8章、怒涛の伏線回収と衝撃的な結末の連続に鳥肌が止まりませんでした!これまでで一番興奮しながら読みました。
まず、まさか西城が生きていただけでなく、一連の連続殺人(取り立て屋、菅原、社長)の真犯人だったという最大のどんでん返しに完全にやられました…!山田が殺意を抱いて現場に向かうと、常に西城が一足早く手を下していたという「殺意のシンクロ」の構図が本当に見事すぎます。同じ孤独や社会への憎悪を抱えながらも、全く違う形で歪んでしまった二人が暗闇の公園で対峙するシーンは、息を呑むほどの緊迫感がありました。
そして何より恐ろしいのは、西城の「一人殺したら、何人殺しても一緒だ」という狂気の呪いとも言える言葉が、巡り巡って山田に継承されてしまったことです。公園で西城の遺体が発見された描写で、山田が遂に「完全な怪物」に羽化してしまったのだと背筋が凍りました。菜穂子を手にかけてしまったことで、彼の中のブレーキは完全に壊れてしまったのですね。
さらに絶望的なラストシーン…!松本警部補の「刑事のカン」は誰よりも本質を突いていて見事だったのに、最後に油断して一人で踏み込んでしまったがゆえに悲劇を迎えるという皮肉。有能で執念深かった彼が、西城から奪ったであろう大きなナイフで刺される瞬間は、あまりにもショッキングで言葉を失いました。
作者からの返信
桐生悠真さま、最後までお読みくださりありがとうございます。
騙されていただき、嬉しゅうございます。前回コメント返信や後書きにも書きましたが、このトリックのための三人称でした。
サブタイトル「最初の犯罪」と言いながら、終盤まで犯罪を犯していないのも、騙しです。
桐生さまには、隅々まで考察いただき、凡作が高尚なもののように錯覚しながら、いい気分にさせていただきました。
また、気付かされる点も多く、こういう解釈もあるのかと、勉強させてもらいました。
本当にありがとうございました。また機会があれば、よろしくお願いいたします。
第7話 殺してしまった! 「歓喜の歌」への応援コメント
第7章、あまりにも衝撃的な展開の連続で言葉を失いました…!今回も一文字たりとも見逃せない圧倒的な面白さでした。
前半の松本警部補の苦悩(沢田の残した謎に翻弄されるリアルな警察の描写が良いですね)から一転、中盤の菜穂子とのラブホテルのシーンは、本当に鳥肌が立ちました。山田の中で「純粋で可愛い天使」のように神聖化されていた彼女が、実は自分の美貌を自覚し、男を打算的に利用して生きてきた強たかな女性だったという内面のギャップの描き方が見事すぎます!
そして、山田の震えを見て見下すように笑ったあの瞬間——これまで彼が散々浴びてきた「嘲笑」というトラウマの引き金が引かれたときの絶望感が、痛いほど伝わってきました。愛と憎悪が一瞬で反転し、苦しむ彼女の美しい顔に見惚れながら首を絞めるシーンは、狂気に満ちていながらもどこか悲しく、作者様の心理描写の凄まじさに完全に圧倒されました。計画的な殺人ではなく、初めての「突発的な殺意による犯行」という点も、山田の心理状態の危うさを際立たせていて素晴らしいです。
作者からの返信
桐生悠真さま、いつもありがとうございます。
本作は、山田の内面を中心に描いていますが、一人称ではなく三人称にしたところが、一つのミソです。
死んで行く登場人物たちの性根が、毎回最後に明らかになるという仕掛けになっています。特に菜穂子の正体に驚いてもらいたかったので、狙い通りに感じていただけて喜んでいます。
さて次回は最終回です。最後に現れたのは誰でしょう。最後までよろしくお願いいたします。
第6話 もうやめた方がいい。 「コールドソング」への応援コメント
第6章、まさかの展開の連続で震えました!今回も息をするのを忘れるほど没頭して読みました。
まず、松本警部補の「刑事のカン」と、山田の不気味なほどの沈黙がぶつかり合う取調室のシーンは、ヒリヒリとした緊張感があって最高でした。山田が松本警部補を上目遣いで睨み返す描写から、彼の内に秘めた恐るべき執念が伝わってきました。
そして何と言っても、今回の最大の衝撃は沢田ですね……。彼が宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のカンパネルラに自分を重ね合わせ、「自己犠牲」と「ほんとうのさいわい」を見出してしまう過程が、あまりにも切なく、そして狂気じみていて圧倒されました。
事前に山田のナイフを拭き、自分の指紋をべったりと付けておくという沢田の異常なまでの執着と機転。その結果、警察の鑑識で「沢田の指紋」と「最初の被害者・草刈の血」が検出され、皮肉にもそれが山田を釈放へと導くというプロットの構成が見事すぎます!警察側が完全に裏をかかれて地団駄を踏む松本警部補の悔しさがよくわかりました。
留置場での沢田の独白と最期には、胸が締め付けられました。彼が山田に「同類の匂い」を感じ、山田が自分たちの嫌悪する人間を消してくれることに希望を見出し、そのために命を絶つ……。悲惨な人生を送ってきた沢田なりの「救い」であり「幸せ」だったのかもしれませんが、「カンパネルラは銀河に飛び立った」という最後の一文の余韻があまりにも凄まじく、残酷で美しい見事な表現でした。
作者からの返信
桐生悠真さま、おはようございます。いつもコメントありがとうございます。御作も面白く読ませていただいているところです。
このあたりからの展開はかなり強引なところもあるのですが、楽しんでもらえてるようでよかったです。
いよいよ華僑に入りました。登場人物も減りましたので、どうなることでしょう。最後までお付き合いお願いします。
第5話 こいつがこの世から消えれば。 「白鳥の湖」への応援コメント
第5章も圧倒的な面白さで、一息に読んでしまいました!心理戦と緊迫感の連続で、本当に素晴らしい展開ですね。
まず前半の警察による聴取シーンですが、山田の不気味なほどの冷静さに鳥肌が立ちました。「私があの人たちを殺せるような男に見えるか」と薄ら笑いを浮かべて逆に刑事に詰め寄るくだりは、彼の奥底にある狂気が垣間見えて非常にスリリングでした。同時に、松本警部補の長年の「刑事のカン」が働き始める描写が、これから始まる警察と山田の本格的な頭脳戦を予感させてワクワクします!
そして中盤、森村刑事の尾行を見事に撒くトイレでの変装トリックも見事でした。あえて革ジャンにサングラス、厚底ブーツという目立つ格好になるのが、抑圧されていた山田の別の人格(あるいは欲望)が表に出てきたようで、不気味でありながらどこか惹きつけられます。
後半の西城を追い詰めるシークエンスは、まさにこの章のハイライトですね!西城の底知れぬクズっぷり(菜穂子をただの人形扱いする胸糞悪さ)が丁寧に描かれているからこそ、彼が追いつめられていく過程でのカタルシスが半端なかったです。
脳内でチャイコフスキーの『白鳥の湖』を流しながら、山田は直接手を下すことなく「恐怖」だけで西城をフェンスの向こう側へ追いやる……。その落下を「バレエのように宙を踊った」と表現するラストシーンは、あまりにも美しく、かつ残酷で、作者様の圧倒的な表現力に脱帽しました。
直接的な殺人から、心理的な追い込みによる「死への誘導」へと犯行の形が変化した山田。
作者からの返信
桐生悠真さま、いつもありがとうございます。
相変わらずの細かな分析、作者としてこれほど有難い読者はありません。
さて、標的がほぼ消えて、敏腕刑事に目をつけられた山田がどうなるのか。最後までお付き合いお願いします。
第4話 絶対に許さない。 「レクイエム」への応援コメント
第4章、息をつく暇もないほどの緊迫感で、一気に読み終えてしまいました!物語がどんどん加速していて、本当に素晴らしいです。
アドプロ内での描写も相変わらず解像度が高いですね。菅原がいなくなったことで束の間の解放感を味わう山田の描写……昨夜の犯行で少し風邪気味(鼻水が出る)という細かいディテールが、かえって犯行の生々しさを物語っていて凄いです。しかし、その解放感も高倉社長の圧倒的な傲慢さによって一瞬で打ち砕かれる展開に、読んでいて山田と同じように強い憤りを感じました。K不動産の損害50万円を償わせようとする理不尽さや、「バカを雇ってやってる」という偽善に満ちた言葉の数々が、山田の尊厳を決定的に踏みにじっていく過程が非常に丁寧に描かれていると感じます。
そして、ラストのトイレでの殺害シーン。ヴェルディの『レクイエム:怒りの日』という激しい選曲が、山田の心の中の猛火を完璧に表現していました。ピエロの面を被せ、水を流して音を消すという演出、そして何より高倉が「自分の偽善」に最期まで気づかず、みっともない格好で死んでいく姿には、恐ろしいほどの因果応報とカタルシスを感じました。高倉が死の間際、後ろ姿の洋服に見覚えを感じる描写には心臓が跳ねました。
作者からの返信
桐生悠真さま、いつも丁寧なコメントありがとうございます。
細かい描写まで取り上げていただいて、凡作がずいぶんと高尚なものになったような錯覚を覚えて、毎回いい気分になっています。
後半になりますが、最後まで楽しんでもらえたら嬉しく思います。
第3話 お前こそ死んでしまえ。 「交響楽第40番」への応援コメント
第3章も夢中になって拝読しました!ますます物語が加速して、息を呑むような展開でしたね。
まず、松本警部補の推理のくだりですが、ロス疑惑の三浦和義の話題が出るなど、当時の「昭和」の空気がリアルに感じられてたまらないです。プロの刑事としての鋭い勘を持ちながらも、今回の事件を「一番わかりやすい図式(借金取りと滞納者)」と思い込んでしまう松本警部補の「誤算」という書き方が、今後の連続殺人を予感させてゾクゾクしました。
アドプロでのミス発覚からパワハラに発展するシーンは、読んでいて本当にヒリヒリしました。自分の確認漏れ(責任校了)を棚に上げて、全てを山田に押し付ける菅原の理不尽さには、はらわたが煮えくり返る思いでした!でも、そんな極限状態の中でも、菜穂子をかばって少しカッコつけてしまう山田の人間くさい心理描写が非常にリアルで、彼の孤独や渇望が伝わってきます。
そして何と言っても後半のクライマックス、最高でした。モーツァルトの『交響曲第40番』の静かで力強い旋律を背景に、殺意を研ぎ澄ませていく山田の姿は狂気に満ちていて美しいです。
どしゃ降りの雨の中、電話ボックスという逃げ場のない空間での惨劇。フランケンシュタインのマスク姿で現れ、菅原自身が山田に放った「死んでしまえ」という言葉をそのまま返す復讐劇は、恐ろしくも強烈なカタルシスを感じてしまいました。菅原が最後まで、自分がそこまで恨まれる理由を理解できずに死んでいくのも、人間の身勝手さと愚かさがリアルに描かれていて見事な描写だと思います。
作者からの返信
桐生悠真さま、いつも詳細な解析コメントありがとうございます。
作者冥利に尽きます。実は思いつくまま書いているので、そんなに褒められるほどのものではありません。後半失望したら遠慮なくそう書いてくださいね。
でもコメントを読んで、ミスリードが効いてるなと密かにほくそ笑んでいます。次回をお楽しみに。
第1話 人を殺せる道具。 「美しき青きドナウ」への応援コメント
なんとなく懐かしい感じがする作品です。あの頃のワイドショーってこんな事件を延々とやってたなと思い出しました。阿修羅男爵のあたりもあの頃の空気が一気に押し寄せますね。
作者からの返信
mifune5252さま、コメントありがとうございます。
あの頃ご存知ですか。だったら楽しんでいただけるかも知れません。最後まで読んでもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします。
第2話 虫けらは殺してもよい。 「グノシェンヌ」への応援コメント
第2章も夢中になって読ませていただきました!本当に面白かったです。
まず冒頭、警察側の視点が入ることで物語にさらなる奥行きが出ましたね。松本警部補と森村刑事のやり取り、特に『太陽にほえろ!』のヤマさんのくだりは「昭和」という時代背景の匂いがプンプンして最高でした。松本警部補の長年の勘が、すでに被害者への「強烈な憎悪」を感じ取っている点が、今後の警察との息詰まる攻防を予感させてワクワクします。
そして、アドプロセスでの職場描写の解像度の高さに驚かされます。写植版下の作業工程など、パソコンがない時代のリアルなアナログ作業の描写がとても丁寧で、当時の空気感がリアルに伝わってきました。
登場人物たちもそれぞれ個性が際立っていますね。嫌悪感を抱かせるチャラい西城や、吃音で宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を引用して「ほんとうのさいわい」について問いかけてくる沢田など、彼らが今後山田の心理にどう影響していくのか気になります。特に菅原のパワハラは本当に胸糞が悪く、背後からカッターの刃を折るシーンは山田のギリギリの精神状態と相まって、こちらまで心臓がバクバクしました。ワムの陽気な曲が流れているという対比も残酷で素晴らしいです。
後半の山田の過去の独白には胸が締め付けられました。父親の蒸発、母親の無力さ、貧困と凄惨ないじめ……彼がなぜここまで自己肯定感が低く、社会に対して深い絶望を抱いているのかが痛いほど理解できます。
なにより、ラストシーンの心理描写が圧巻です。エリック・サティの『グノシェンヌ第1番』という物憂げな曲を背景に、『タクシードライバー』のデ・ニーロを気取りながら凶器と語り合う姿……。そして壁の蜘蛛を突き刺し、「虫けらはあいつらだ」「殺しても構わない」と自らの殺意を完全に正当化していく心の動きが、あまりにも鮮烈で恐ろしいです。
作者からの返信
桐生悠真さま、コメントありがとうございます。
隅々までしっかり読み込んでいただいて、全面的に肯定的なご意見、本当に嬉しい限りです。ワムの曲まで褒めていただいて(笑)。
そこまで緻密に計算して書いていないので、ちょっと恐縮です。この先、期待外れにならなければよいのですが。
最後まで楽しんでもらえれば幸いです。よろしくお願いします。
あとがき または弁解のようなものへの応援コメント
どんでん返しで言葉失いましたわ笑
も〜先に言ってくださいよ!?
(ノシ 'ω')ノシ バンバン!!!
鬱鬱とした内面確かに暗い暗い...ってなりましたけど、人間の底の底から出てる声みたいでゾクゾクしました...描写凄かったです!
しばらく放心しそうです...笑
ありがとうございました🙇♂️
作者からの返信
なのめ様、そこまでバンバンしていただいて、本当にありがとうございます。
先には言えませんでしたが、最後に驚いたというコメント、これが欲しかったので本当にありがたいです。
またよろしくお願いします。
第8話(最終回) 何人殺しても一緒。「トッカータとフーガ」への応援コメント
松本ぉおおお😱😱?!え?!
作者からの返信
なのめ様、驚きのコメントありがとうございます。
最終回でビックリしてもらえて光栄です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
第8話(最終回) 何人殺しても一緒。「トッカータとフーガ」への応援コメント
完結お疲れ様です! とても良い作品でした!
作者からの返信
はんすけ様、最後までお読みいただきコメントありがとうございます。
はんすけ様の変態文学も拝読しております。滅茶苦茶面白いです。コメントを受け付けておられないようなので、この場でお伝えしたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたしまする。
第1話 人を殺せる道具。 「美しき青きドナウ」への応援コメント
第1章、とても面白く読ませていただきました!最初から最後まで、一気に物語の世界に引き込まれる素晴らしい展開でした。
まず、冒頭のニュースのインタビューと警察の調書という構成が非常に効果的ですね。読者に「山田が将来、取り返しのつかない凶悪犯罪を犯す」という結末を最初に見せることで、強烈なサスペンス感が生まれました。
1984年という昭和末期の独特な空気感や、息詰まるようなブラック企業のリアルな描写も秀逸です。高倉社長の胸糞が悪くなるような偽善的なスピーチや、菅原の「アシュラ男爵」のような二面性など、周囲の人間たちの解像度が高く、読んでいるこちらまで山田の感じる吐き気や絶望感が痛いほど伝わってきました。菜穂子への報われない思いや、強烈なルックスへのコンプレックスを抱える山田の心理描写も、非常にリアルで切ないです。
そして何より、後半からラストシーンにかけての狂気への転落が見事でした!偶然死体と遭遇し、血のついた折り畳みナイフを拾ってからの山田の中で「何か」が決定的に壊れ、同時に覚醒していく様子にゾクゾクしました。
暗い部屋の中でヨハン・シュトラウスの『美しき青きドナウ』という優雅なワルツが流れる中、洗われた凶器を見つめながら全能感と異常な快感に包まれるラストシーンは、まさに「狂気」の誕生の瞬間を目の当たりにしたようで鳥肌が立ちました。映像が頭に浮かぶような美しい描写だと思います。
作者からの返信
桐生悠真さま、お読みいただき、素晴らしいコメントありがとうございます。
作者の思い描く企みを全て汲み取っていただいたようなコメントで、冥利に尽きます。
これは1984年に私が作った学生映画のノベライズのようなものです。だから映像が浮かびやすいのだと思います。
第1話でこのように書かれると、後半ガッカリされないか心配ですが、どうか最後まで読んでいただければこの上ない幸せです。
よろしくお願いします。
第3話 お前こそ死んでしまえ。 「交響楽第40番」への応援コメント
昭和末期の雰囲気がとても良いです。楽しませてもらっています。
作者からの返信
佳紘さま、お読みいただきコメントありがとうございます。
私の小説はどれも昭和が舞台です。年寄りの懐古趣味ですが、その中で普遍的なものを描きたいと思ってます。よろしければ引き続き読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
編集済
第1話 人を殺せる道具。 「美しき青きドナウ」への応援コメント
なんとなく不穏な雰囲気に惹かれました
他の方のコメントで実話だとのこと
ぞくぞくしますが引き続きよろしくお願いします!
作者からの返信
内枠一番車さま、コメントありがとうございます。
実話というのは冗談ですよ。安心して、ぞくぞくお楽しみください。今後ともよろしくです。
第4話 絶対に許さない。 「レクイエム」への応援コメント
コメント失礼いたします。やっぱり山田と、作品の世界観が大好きです。
障害者雇用の闇。表ではあまり報じられない、でも確実にある事実ですよね。
社長の本音は、現実社会で思っている人も絶対いるはずで。
踏みつけられたら踏み返す。鉄槌をくらわせる山田のナイフ。爽快です。
作中に縦に連なる映画、小説、音楽もたまらず。興奮気味ですみません。
楽しく読ませていただいています!。
作者からの返信
ナカメグミ様、コメントありがとうございます。
作品の世界観を好きと言われたのは初めてですが、実に嬉しいものですね。特に本作はあまり自信を持てないところがあったので、このように言ってくださる方がいるのは心強いです。
本作は決して社会派ドラマではないですし、恐らく読者が途中まで抱いているイメージが後半で覆る仕掛けを持っています。最後までお楽しみいただければ幸いです。
編集済
第3話 お前こそ死んでしまえ。 「交響楽第40番」への応援コメント
「交響楽第40番」最初このタイトルを見たときは「何か合っていない?」と思いました。
そこでこの曲をBGMに読み進めると、徐々にシーンと曲が合ってきて、ラストの電話ボックスのシーンがまるで映画のワンシーンのように繰り広げられました。
セリフもなく、ただ雨の降りしきる夜に、ナイフの銀刃だけがきらめき、鮮血の噴水が電話ボックスを内側から染めていく……
音楽と文章のマリアージュ、とても見事でした!
それから「責了」という単語を久々に聞き、社会人になってすぐに説明書などを作っていた時のことを思い出しました。
作者からの返信
葉月吉さま、いつも嬉しいコメントありがとうございます。
第3話にもかかわらず早々とレビューまで。完結してないですが、最後まで読まれたような錯覚を覚えるほど適格なレビューでした。
当話のコメントも嬉し過ぎる!クラシックにも通じてらっしゃるのですね。
本作は1話ごとにクラシックが流れる趣向です。本作は学生時代撮った映画のノベライズですが、全部ではないものの半分以上は実際の映画のそのシーンで使われており、殺人美学を彩っています。
特に当話の雨の電話ボックスシーンは、この通りに撮っていて、第40番が流れます。曲名がわからず、レコード屋の店員さんの前で当時の彼女に歌わせて、音源を入手したりしました。
GW5連休は毎日更新して完結の予定です。ぜひ最後まで読んでください。
第2話 虫けらは殺してもよい。 「グノシェンヌ」への応援コメント
すごく昭和の時代の記憶が蘇ってきました!
ヴァン・ヘイレン、ワム! そしてエリック・サティが再認識されたのもあの頃でしたね。
内容と関係なくなってしまいますが、深夜番組ベストヒットUSAを見ていた記憶がよみがえりました。
そしてラストに出てくる渋い映画のタイトル!
沢田研二の「太陽を盗んだ男」、角川映画の「野獣死すべし」、そしてデニーロの「タクシードライバー」もうこの小説の雰囲気がよく伝わってきます。
これらを愛する山田という男の社会への不満と、いつ爆発してもおかしくない心境が伝わってきます!
作者からの返信
葉月吉さま、コメントありがとうございます。
ここに挙げられた映画を愛するのは作者自身で、この山田の物語は、実際に作者が学生時代に撮った映画を元にしています。
楽しんでいただければ幸いです。
第1話 人を殺せる道具。 「美しき青きドナウ」への応援コメント
まだ1話ですが、印刷業界が出てくるのがちょっと親近感。
実は個人店ですが、実家が印刷業をやっていたもので。
良くお使いに写植屋まで行かされました。
そして登場人物の名前のおかげで、容姿が浮かびやすいですね!
2話目以降も楽しみに読みます!
作者からの返信
葉月吉さま、読んでいただきコメントありがとうございます。
写植を知ってる人に、本作を通じて出会えるとは!感激です。
私はこの時代、印刷会社営業として、銀座一丁目で働いていました。社内に写植版下部門があり、依頼や校正をしてました。
障害者雇用が盛んで、聾唖の人とかもいましたが、小説は極端に描いて社長を悪者にしています。
版下が山田でも出来る簡単な仕事のような書き方をしていますが、実は技術を要する繊細な作業であることも知っていますので、卑下するつもりは毛頭ありません。実は今の奥さんも写植を打ってました。
引き続き読んでいただけると嬉しいです。私もJK映画コント(笑)楽しみに読ませていただきます。
編集済
第2話 虫けらは殺してもよい。 「グノシェンヌ」への応援コメント
導入から面白かったです!コンプレックスを抉られせて何も上手くいかないと卑屈になるのはわかるのですが、何故よりにもよってそのナイフを持ち去ってしまったのか。
ラストの闇落ち感半端ないですね。そのナイフで何をしてしまうのか…展開が気になります!
作者からの返信
雪乃シド様、こちらも読んでくださってありがとうございます。
このナイフで山田の人生が変わります。楽しみに読んでもらえたら幸いです。『泣き虫の天使』の方もよろしくお願いします。
第2話 虫けらは殺してもよい。 「グノシェンヌ」への応援コメント
職場の菅原がガチでクズすぎて、山田くんが病んでナイフに頼っちゃうのも少し同情しちゃいました😭
深夜に独り言いいながら蜘蛛を刺すラスト、完全に闇堕ちしてて鳥肌止まらなかったです…!🔪🕸️
作者からの返信
シュード様、コメントありがとうございます。
こういうのを闇落ちと言うのですね。知らない言葉でした。暗くて救いのない話を目指して書いていますので、皆さん不快になるのではと思っていましたが、意外とこういうコメントが来て、驚いてます。
今後ともよろしくお願いします。
第2話 虫けらは殺してもよい。 「グノシェンヌ」への応援コメント
コメント失礼いたします。
私は山田さんの気持ちがわかります。貧困、容姿、いじめの原体験に、今、老いのコンプレックスが加わり、目に映る景色が悲しいです。作中に登場する小説、音楽、映画。懐かしいです。ナイフ、魅惑的な凶器ですよね。今後の山田さん、楽しみです。
作者からの返信
ナカメグミ様、お読みいただきコメントありがとうございます。
昨日ミステリー日間ランキング初登場1位になった本作ですが、コメントは間違い指摘だけで、初めてのまともなコメント!最高に嬉しいです。
私としては、かなり異質な暗~い物語なので、読者の反応が恐かったのですが、こういう風に感じていただける方がいると、安心していいのやら、気の毒に感じるべきなのか(汗)、でも作者的にはホッとしました。
ナカメグミ様はホラー系を書かれている人なのですね。そういう方の好みには合うかも知れません。お付き合いいただけると幸いです。
第1話 人を殺せる道具。 「美しき青きドナウ」への応援コメント
え……検索したら出てきた
作者からの返信
狐塚季輝さま、コメントありがとうございます。
そうなんです。40年前ここに本当に山田が住んでたんです。これは、その本人に獄中で聞いた実話です。
ぜひ最後までお読みください。あっと驚く、身の毛もよだつ結末が待っています。
なんて。連載第1回のコメントが住所の偶然一致だなんて。やれやれ😥。
第1話 人を殺せる道具。 「美しき青きドナウ」への応援コメント
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目2−3 オオカワビル
ググルと出てきますが...?
作者からの返信
全然迷さま、コメントというかご指摘ありがとうございます。
修正しました。他意なく1.2.3と並べたのは分かっていただけると思いますが、全部数字を入れるとこういうことになるのですね。パブリックな所へ投稿するとはこういうことかと、勉強になりました。
ちなみに、西池袋1丁目は駅前一等地で、この当時でも山田のような若者が借りれるような安いアパートは無かったと思われます。
引き続き、本文の連載をお読みいただけたら幸いです。ありがとうございました。
第4話 絶対に許さない。 「レクイエム」への応援コメント
ヴェルディのレクイエムの怒りの日かっこいいですよね!
お気に入りのクラシックです。
作者からの返信
@Koalaman様、コメントありがとうございます。
「レクイエム」は「バトルロワイヤル」のテーマとしても有名ですよね。だいたい本作のBGMは映画に使われている曲が多いです。クラシックには全然詳しくないので。でも、こういう選曲って楽しいですね。自分の小説の中で流す分には、権利も使用料もないですから。
引き続き、よろしくお願いします。