ゆで・半熟・生という三者三様の立場から、卵自身に誰が一番美味しいのかを語らせる発想に惹かれました。結局全部美味しいという結論が、ほっこりとしつつも、争う事の虚しさと多様性も伝えているのかなと思わせる短編でした。ちなみに私は、なんにでも姿を変える力を持っている生卵派です。