貴方の魂へと接続されたエンジンに火を焚べて、それが次第に焔へと変わるまでの数分間が、これでもかと云うほど濃密に、そしてハードに書かれています。バイクに乗らない者は、自動二輪車という魂の形を持ち得ない自身の不幸を嘆きながら早々に読んだほうが良いでしょう。バイクに乗る者は、自身の魂の所在を今一度しかと確認しながらじっくりと読んだほうが良いでしょう。