第5話への応援コメント
お邪魔します。
まだまだ自分一人で生きていくのが難しい凛ちゃんが、先を見据えている姿が大人びて見える反面、健さんと接しているときは子どもらしく感じました。
最初はしっくりこなかった机も凛ちゃんにとって大切なものになり、それを健さんにあげるのも、物理的に距離が離れても、二人の縁は繋がっていく感じがしてとても素敵でした。
引っ越した先でも苦しいことは絶対あると思いますが、凛ちゃんはどんどん強くなっていくんだろうなと思います。名前のように凛としたかっこいい人になっている気がします( ´∀`)
作者からの返信
浅川瀬流さま
拙作を見つけてくださり、温かいコメントをありがとうございます。
普段は素直な感情を表せない凛が、健さんの前では子どもらしく振る舞えることにお目に留めて頂き、嬉しく思います。そうですね、いつしか心の拠り所になっていた机を健さんにあげることで、離れていても…という凛の想いがあり、それを健さんが受け取ってくれたのだと思います。
凛にあたたかい励ましの言葉をありがとうございます。物語を読み解き、寄り添って頂きましたこと、改めて感謝いたします(*´-`)
第5話への応援コメント
こんにちは。
健さんのなかに、同志を見つけたのかなと思いました。敵意に満ちた世界を、手を携え生きていくための。
引っ越したあとの世界でどんな困難が待っていたとしても、同志とつむいだ夏のかけらの思い出は、彼女を支えてくれると信じます。
作者からの返信
久里 琳さま
ご執筆でお忙しい中、こちらにお越しくださり、温かいお言葉をありがとうございます。
凛は仰る通り、健さんの中に同志を見出し、それを支えにして生きてきたのだと思います。健さんに引っ越しを勧めたのも、一つにはその想いがあったのかな、と。でも、健さんの京香さんへの想いは強いものであって…。
引っ越し後の世界はご明察の通り、困難が待っていると思われます。凛に優しいお言葉をありがとうございました。
御作、紹介文に惹かれてお邪魔いたしましたが、少女時代に読んだような異国の物語世界に驚き、引き込まれました…。注意書きを心に留めつつ、物語を見守らせて頂きますね。
編集済
第5話への応援コメント
この年末年始、ずっと悩み考えていました。考えてもわからないので、映画を観まくりました。悩みはますます深まるばかりでした。
そうなんですよね。凛ちゃんは、聡い。
― 先のことは分からない。でも、今は幸せな気持ちだ。わたしは、きっと大丈夫。 ―
そのとおり。これしかないし、これでいいのだと思う。そうなんですよね、こうしておけばよい、とか、こうすべきだ、とかいう方程式は、たぶんどこか綻んでいる。僕らは、僕ら一人一人が細やかでも何かを積み上げていくしかないし、積み上げていけばよい。僕も、そう思います。凛ちゃんは、大丈夫。先のことは解らないし、解らなくていい。
(凛ちゃん、他人事とは思えず、私の中の勇者が悶絶してますっ)
素晴らしいお話でした。突き刺さりました。じっくりと噛み締めさせて頂きます。
ありがとうございました!
作者からの返信
呪文堂さま
改めまして、拙作をお読み頂き、真摯なご感想とレビューを頂戴いたしましたこと、心より感謝いたします。
呪文堂さん、ずっと考え続けていらしたのですね。私、呪文堂さんの他の方へのご返信にあった「始まった戦争を恣意的に終わらすことができる者は存在しない」という一文がとても印象的でした。人間ができることは限られていて、確かに自分の地位(権力)や気質、努力等によって動かせるものが大きい人もいれば小さい人もいる。でも、どんな人にも動かせない運命は必ずあるのですよね。それは、社会の最小単位である家庭でも同じことで。
況してや、凛には決定権がほぼなくて。彼女が「生の状態」を生きていく支えというのは、仰る通り「その瞬間瞬間を刮目し、その掛け替えのない時を抱き締める」ことがその大事なひとつになるのだと思います。
御作は純真さや陽のエネルギーに包まれているので(エロスを描写していても)、こちらの拙作をお読み頂くのが申し訳ない気持ちが少しございましたが、深く読み解いてくださり、とても嬉しく思いました。温かく含蓄あるお言葉をありがとうございました。
第5話への応援コメント
葵さま コメント失礼します。
健さんの寡黙さが、ページをめくるたびに響いてきました。
心無い噂の中で、健さんは耐えながら思い出のアパートで暮らしているんですね。
京香さんへの思いは、自分が知っていればそれでいい。そんな強さに感じました。
凜の心は恋と言うより尊敬、大事な机を手渡すには健さんは適任者ではないでしょうか。いい人生の先輩がいました。凜の環境の悪さはありますが、自立をするまでです。きっと大丈夫、そうエールを送りたい、素晴らしいお話でした。
作者からの返信
南京 寿美さま
お忙しい中、こちらにお越しくださり、温かいお言葉をありがとうございます。
健さんの寡黙さが響くとのお言葉、嬉しいです。私、若い頃は寡黙な男性の良さってよく分からなかったのですが、歳を重ねて少しずつ分かるようになりました。健さんの強さを感じとって頂いたことも嬉しく思いました。
凛の健さんへの想いは、凛自身も言語化できず、読書の皆様に委ねるかたちとなっております。皆様から頂いたコメントで私も気づきを得られ、とても有り難いです。
御作は人物を通して南京さまの人生哲学を学べるのが醍醐味のひとつですね。休み休みの拝読で恐縮ですが、また伺わせてくださいね。温かいご評価にも感謝いたします。ありがとうございました。
第4話への応援コメント
世界の狭さ、というのでしょうか、子供に限られた話ではないけれど、特に子供の世界は限定的です。本来、その世界を広げてくれるはずの親が、忌避すべき対象になってしまったとしたら。布団のなかにしか居場所がない。くらくらしてしまいます。
健さんの立場を思うと、これまた辛いですね。何処まで入っていいか、わからない。でも聡い凛ちゃんは、それをたぶん感知するのでしょうね…うーむ。くらくらしちゃいます。
作者からの返信
呪文堂さま
仰る通り、子供時代(特に小学生位まで)は、一人で遠くにも行けませんし、世界がとても狭いのですよね。ネットがあるとはいえ、五感で違う世界を味わえるわけではないので、「幸せそうな情報」を目にするとより一層…ということもあるかもしれません。
このようなアパートで、他の住民ももしかしたら事情を抱えた人もいるのかもしれません…きちんとした地区であれば児相へ通報案件すれすれですよね…等と頂戴したコメントを拝見し、私も健さんの心情を改めて推し量るきっかけを頂きました。温かいコメントをありがとうございました。
第2話への応援コメント
も、物凄い!なんというのでしょう、濃くて強く、分厚い感じが押し寄せるようですっ
凛ちゃんが、もう既に女性ですね。いや、そりゃそうなのでしょうが(男って、つくづく子供なんだと思いました〜)、小瓶のなかの小さな石がぎらりと光り、蛇が脚に絡みつきながら這い上がって。怖いような情動と薫りを感じますっ
心して読みたいですっ!
作者からの返信
呪文堂さま
お忙しい中、こちらにお越しくださり、ありがとうございます。
さすが呪文堂さんです…蛇のくだりはまどろっこしい不可解な比喩で表したのですが、まさに…情動と申しますか、凛自身もまだ言葉に表せない欲心なのです。「ぎらり」も凛にはそう感じたということでして。汲み取って頂き、嬉しいです。ありがとうございます!
第5話への応援コメント
>わたしの大切な人の家にわたしの机がある
このひと言にどれだけのものが詰まっているかと思うと胸が締めつけられます。
健さんの痛みとその悲しいほど誠実な人柄が、「わたし」の目を通して立体的に浮かび上がってきます。
本当のことなんて、誰か大事な人がひとり知っていてくれたら、それで充分じゃないかと思えました。それぐらい二人の世界が美しく感じました。
ガラスの小瓶のことは「わたし」がひとつ大人になる象徴だったのかもしれません。
二人のこれからに少しでも穏やかな日々が訪れることを願っています。
作者からの返信
柊さん
改めまして、お読み頂き、温かいご感想をありがとうございます。
その一文をお目に留めて頂き、嬉しく思います。心の中にでも「還る場所」があると、不安が和らぎますよね。凛の複雑な想いがぎゅっと詰まった言葉でした。
誰かに誤解されたり、迫害されたり、又は口にするのも辛いような事情がある時、誰か一人でも自分を信じ、味方でいてくれることは当人にとって強い光になると思います。二人の世界を美しく感じて下さり、ガラスの小瓶が割れたことを大人になる象徴と捉えて下さったこと、感無量です。二人に寄り添って頂きましてありがとうございました。
第2話への応援コメント
母親に「女」の部分を見せられることの嫌悪感が匂いの表現を通してよく伝わります。反対に「炒った豆のような」匂いの健さんが逃げ場所になっているような。
久しぶりに葵さんの透明感のある文章を読めて嬉しいです。このあともじっくり拝見します。
作者からの返信
柊さん
男女共に子ども時代と思春期、青年期、壮年期…と匂いが変わっていくのは当たり前ではあるのですが、思春期に入り始めた凛にとっては、存在や行為を含めて嫌悪感で一杯だったのですよね…。仰る通り、健さんが逃げ場になっていました。私の文はどこか硬さがあって、透明感があるとはあまり云われないのでとても嬉しいです。ありがとうございます。
第5話への応援コメント
新作公開おめでとうございます。
そして完結お疲れ様でした♪
一本の映画を観たように私は余韻に浸っております。
再読すればするほど、きっとこの作品は胸にグッとくると思います。
葵さまの作品の真骨頂ですね。素晴らしい短編をありがとうございます♪
作者からの返信
星都ハナスさま
改めまして、拙作を丁寧に読み込んでくださり、各話に素敵なコメントを頂きましたこと、深く感謝いたします。
一本の映画を観たような余韻とのお言葉、とても嬉しいです。カクヨムを意識しないで書いた作品でしたので「真骨頂」というお言葉が胸に沁みました。
物語の人物たちにお心を寄せて頂いたことにも感謝いたします。ありがとうございました。
第1話への応援コメント
男の子が使っていた机でも、この母親との暮らしでは唯一の安住の場だったんですね。冒頭だけで母親の人となりが分かりました。夜職の女性の自由奔放さとか。
引越しはママの再婚相手(?)の家ですね。竜也さんの娘が使っていたピンク色の机を出すところ、母親のあざとさが伝わります。
凛は10歳か11歳。親に依存しなければ物理的に生きていけない年齢。
でもここを離れたくない。心の葛藤が見事に表れていて、私も泣きそう。
作者からの返信
星都ハナスさま
ご明察の通り、初見では自分の期待とは違って失望した学習机ですが、この空間の中では「汚れているけれど本物」の木であり、唯一の安住の場所でした。
夜職をされていてもしっかりした母親もいますが、凛の母親は違うようです…。幼少期に凛が欲していたピンクの机を引き合いに出すのはあざといですし、娘を理解しようともしていないのですよね。
まだこの年頃では独り立ちできない凛は、睨むしかなくて…という切ない場面ですが、お心を寄せて頂き、優しいお言葉をありがとうございました。
編集済
第5話への応援コメント
凛は、「こんな小学五年生いねえ」と言いたくなるくらい大人びていますが、時々いるんですよねえ、自分の感情をしっかり言語化できちゃう子。それでいて望むことは年相応だったりするところが、本人にとってあまり幸せではないなあ、と思うような。
凛はさらに、そういう自分を客観視していて負け筋がわかっちゃうから素直に健さんに甘えられないし、逆に暴発して抱きついたりしてしまう。そして基本的には賢さが勝つために、健への甘え方が机を譲るというとても賢い関係性のコントロールになって現れてしまう。甘えが残酷な縛り(健さんはこれでどこにも行かない)に変わってしまいます。わざとじゃないけど。まあ健さんはそれもわかってて引き取ったと思いますし。
もしかして読み筋ぜんっぜん違うかもしれません、すみません。とても読みやすい文章で、小石の瓶や机という象徴もよく効いていて心地よかったです。素敵な小説でした。
作者からの返信
アオノソラさま
お読み頂き、感想を寄せてくださり、またコメントレビューまで頂戴してしまい、恐縮しつつ感謝しております。
ご明察の通り、凛は大人びている反面、母親に甘え足りなかったことや幼少期の望みが叶えられずにきてしまったこと等から、どこか幼さが残るのですよね。それもあり、またレビューに記して頂いた「賢さゆえに甘えることの難しさもわかってしまう」ために、健さんへの甘え方が下手で極端なのだと思います。
机を健さんに譲る心情には凛の複雑な心情が込められているように思います。ご指摘のような甘えや不安からくる想いやレビューに記して頂いた旅立つ決意でもあります。
「賢さゆえに傷つき、でも賢さゆえに停滞することなく歩いて行く」というお言葉が胸に響きました。拙文にお心を寄せて深く読み取って頂きましたこと、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
第5話への応援コメント
完結お疲れ様でした。
多感な凛の思いと、不器用でも一途な健のやり取り、年齢差はあるものの良かったです。
18歳になったら戻るという凛がなんとも切ないですね。でも健はここでずっと待っていてそうな気もしますね。
作者からの返信
水無月 氷泉さま
お読み頂き、温かいお言葉をありがとうございます。
凛にとっては今の世界が全てで、これから自分がどう変わっていくかは未知なのですよね…望まない引越しと健さんに対する想いから出た一言でした。お目に留めて頂き、嬉しいです。
そうですね、健さんは一途なので変わらぬ日々を送っているかもしれませんね。
温かい評価にも感謝いたします。御作の続きも楽しみにしております。
第5話への応援コメント
大変に素晴らしかったです。
少女と男となれば、少女の側に悪女じみた色気を持たすか、またはイノセントさを強調するあまりに幼稚になるか、そのような処理になることが多い中(それはそれで作品に合っていたらよい)、こちらは絶妙に年齢相応の幼さと、機能不全家庭育ちの子ならではの万事にさめた感じが出ておりました。
夜の仕事をしている母親の娘さんは、半分、親と同じように夜をまとっている感じがありますよね。家庭モデルであるところの、両親と子どもがテーブルに揃って、出来立ての朝食を「いただきます」とかないので。
男性の名が健さんなので、高倉健が頭に浮かんでしまいましたが、彼の「鉄道員(ぽっぽや)」は広末涼子さんともども、最高でした。
それまで嫌っていた男の子向けの机を健さんのもとに引き取ってもらうことで、少女は勝手に嫌っていた机の片付け方と、健さんのもとに自分の一部を残すという双方を叶えており、そういうところも大人の女のあざとさ、そしていじらしさが見えました。
身持ちのだらしない女ほど、誠実な男が命がけで愛することもあるんですよね。
朴訥で不器用な男ほど、大人の女が支えることもあるんですよね。
さすがは葵春香さんです。とてもよい作品が読めて嬉しいです。ありがとうございました。
作者からの返信
朝吹さん
過分なお褒めの言葉にも恐縮しておりますが、頂いたレビューが嬉しく心に沁みました。ありがとうございます。カクヨムで読まれる作風とは違うものですので、拙作を深く読み解いて頂けることにとても感謝しております。
歪に大人びざるを得なかった凛の、健さんに対する思慕と微かな庇護の気持ちが混ざった感情に寄り添って頂き、嬉しいです。大人の女のあざとさといじらしさというお言葉も。
「身持ちの〜支える」のところ、実際にあるのですよね。私も何度か見聞きして印象に残っています。それからレビューのアイドルのくだり、図星で笑ってしまいました。そういう意味での初恋は光源氏かもしれません…一年後に『風と共に去りぬ』のレット・バトラーに寝返りますが(笑)。気が強かったので、スカーレット・オハラに共感と憧憬を抱いたのですよね。
高倉健さん、大人になってから良さが分かるようになりました。『夜叉』の田中裕子(好き)との絡みが魅力的でした。実は『鉄道員』はまだ観ていなくて…今後観てみます♪
改めてありがとうございました。
第5話への応援コメント
葵様
お久しぶりです。
作風、少し変わられたような気がします。
「青いつばめ」から「カプチーノ」の空気は残しつつ、
悲哀の空気をまとわせる情景描写が冴えるというか。
もちろん、そこが物語の核でもあるからそうなるのでしょうけれど。
なんだか、漂うより、深く潜っていく感覚。
胸が締め付けられるお話でしたね。
合同葬というのも、それ自体は珍しいことではなく、この場合も必然的とはいえ、
通った道があまりに報われないというか。
という感想を思いながら、あのレビューになりました。
ネタバレには注意したつもりですが、
該当箇所がございましたら書き直しますので、お知らせください。
作者からの返信
西奈 りゆさま
久しぶりの投稿でドキドキしていたところ、コメントをくださりとても嬉しいです。
こちらの拙文、今年の春にカクヨムに載せることを意識せずに書いたものなのです。暗いしライトじゃないしで躊躇ったのですが、好きなものを書いて載せようと思い直し、投稿いたしました。丁度一万字弱なので、カクコンにもそっと忍び込ませています(笑)。
月の光のような美しいレビューもありがとうございます。タイトルの「夏のかけら」が健さんにとっても重要な意味を持つことを暗示して頂き、感激しております。
お墓の維持って大変ですよね…健さん夫妻には入れる墓も、二人が亡き後に管理してくれる人もいなかったのかな…だからこその絆だったのかもしれませんね…切ないですが。
物語に寄り添ってくださり、感謝いたします。
第5話への応援コメント
素晴らしかったです。
読後、言葉にならない感情の波に揺さぶられています。人と人との心の絡み合いを、このように描き出せる……作品の醸す細やかで濃い味わいに、魅了されました。
素敵な短編を、ありがとうございました。
作者からの返信
aoiaoiさま
はじめまして。拙作をお読みくださった上にコメントやレビューまで頂戴してしまい、過分なお褒めの言葉に恐縮しつつもとても嬉しく思っております。
「どうしていいかわからないまま生きている」というお言葉が心に沁みて、深く頷きました。何かに縋りつきたい想いを抱えながらも必死に立って進もうとする凛と、こちらも複雑な事情を抱えた健さんとの関係を美しくも深みのあるお言葉で表して頂き、感激しております。物語を深く読み解き、お心を寄せて頂きましたこと、改めて感謝いたします。ありがとうございました。