第1.5話 塩が無い?え、砂糖!?

  前回の記事で「このソースってなぜか塩が入っていない」と書いたわけですが、記事をお読みいただいた方から以下のようなご指摘をいただきました。


”English Huswifeでもサラダドレッシング(的なもの)に塩は入れていない模様。油に酸味(ブドウやその種を搾った酸っぱい汁)、そこに砂糖(!?)をまぜて野菜にかけていたようです……?”

(こぉくさん@ノベルスキー)


 そういえば手元にThe English Hous-wife1660年版があったなあと思いまして、該当部分を探してみました。

 ありました。

 1660年版 p.52 には以下のような記述があります。


“all young Lettice, Cabbage-lettice, Purslane, and divers other herbs which may be served simply without any thing but a little Vinegre, Sallet Oyle, and Sugar; Onions boyled, and stript from their rind, and served up with Vineger, Oyle, and Pepper, is a good simple Sallet;”(注1)


 引用にある一つ目は「少しの酢、サラダ油、砂糖」、二つ目は「酢、油、胡椒」をかけるというレシピです。

 え、砂糖!?となると思いますが、実は砂糖をかけるサラダのレシピは現在もあります(こちらも浅葱さん@ノベルスキーに教えていただきました)。

 JA全農長野が公開している「レタスのレモンシュガーサラダ」がそれで、レタスに油・レモン汁・グラニュー糖をかけるレシピになっています。

 ……塩なしサラダって、ありなんですねえ。

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