目が覚めると、ホテルのスイートルームで女が死んでいた―。そんな衝撃的なシーンから始まるミステリーです。
主人公はなんでも屋を営むバツイチ子持ちの幸薄そうなおじさん。スイートルームから逃げ帰ってきた彼を待ち受けていたのは、「いなくなった息子を探してほしい」という依頼でした。行方不明の大学生・高山葵の父が言うには、彼の双子の兄である芙蓉も行方不明になっているらしいのです。そして葵の写真を見て主人公は思い出します。あの日、スイートルームで死んでいたのは双子にそっくりの『女』だったことを―。
作中、訳あって主人公が女装するのですが…このシーンが本当に面白くてお気に入りです。しなやかに歩いて男を魅了するハイヒールの女の正体が、すね毛をそられて嘆いているおじさんなんですよ!貴方もきっと、シリアスなシーンなのに和ませてくれる主人公のことが大好きになります。
『女』の正体は?行方不明の葵はどこに?気になることはいろいろあるかと思いますが、まずは第一話を読みましょう!きっとページを進める手が止まらなくなります。